IMGP8385.jpg

金魚ビギナーの「カルキ抜き」「粘膜保護剤」考・・・関東ミニ遠征3


書いてる途中で消えた記事、なんとかもう一度書き直しましたヽ(´ー`)ノ
懐古堂さんの金魚を堪能!・・・関東ミニ遠征2の続きです。

先月、懐古堂さんがオリジナル商品として
「濃縮安全中和剤」
「強力粘膜保護剤」
発売されました。

@まつやまが訪店した時には、
店頭でバッチリ販売されてました。IMGP8385



 

独自開発のスポンジフィルターをはじめ、
さまざまな金魚飼育用品をプロデュースしてきた懐古堂さん。

今回、塩素中和剤(カルキ抜き)と
粘膜保護剤を独自開発した理由を尋ねてみました。

懐古堂さんのサイトの商品紹介にもあるように、
(参照:懐古堂 「濃縮安全中和剤」と「強力粘膜保護剤」を発売中!
シンプルな単機能で効果が高く、
なおかつ安全性を追求した用品を求め続けた結果、
自身でプロデュースするしかない、という結論に至ったそうです。

まず、安全中和剤について。
コンセプトの柱は、
チオ硫酸ナトリウムを一切使わない
ということ。IMGP7199



 

市販品の大半が主成分としている
チオ硫酸ナトリウムを避けたのには意味があるそうです。

要約すると・・・
第一に使う側(人間)の安全性の追求。

チオ硫酸ナトリウムそのものは、
濃度が低ければ人間に大きな問題はありません。
医療行為に使われることもあるぐらいで、
適正に使う分には毒性も低く、
安全性は確保されている、と言えるそうです。

ただし、問題は固形のチオ硫酸を誤飲するようなケース。
特に室内飼育だと水槽は見やすい場所に
置いておくことが多く、飼育用品もその近くにあることが多い。

子どもやペットが固形のチオ硫酸(ハイポ)を
間違って飲み込めば、当然高濃度になりますから、
危険な状態になりえます。

例えば塩(塩化ナトリウム)でも大量誤飲すれば
死ぬことだってあり得るわけですが、
屋内で金魚を買ってるケースなどでは、
リビングなどの生活空間に飼育用品を置いておくことも多いでしょうから、
リスクを少しでも減らし、
金魚飼育を楽しく、楽に楽しんでもらう・・・ということだそうですヽ(´ー`)ノ



 

またこれは、@まつやまが他の方から聞いた話ですが、
水を張った水槽の中をずーっといじり続けてると、
手が荒れたり痒くなる人がおられるそうです。
(私は経験したことがありません)
これもチオ硫酸の特性のひとつかもしれません。

※日本医薬品添加剤協会のチオ硫酸ナトリウムの項目では
アレルギー性接触皮膚炎との記述がありました。



 

そして第二に、使われる側(金魚や水)の安全性。
金魚好きの皆さんの主な興味はコチラかもしれませんね。

適正な量のチオ硫酸ナトリウムを
カルキ抜きに使う分には大きな問題はありません。

では、適正な濃度とは?
いろいろな商品の「用法」を守れば適正なのでしょうか??



 

あるらんちゅう愛好家が以前おっしゃってましたが、
塩素を抜くのには、用法通り(規定量)のカルキ抜きを使ったのでは、
「多すぎる」のだそうです。

塩素テスターで測定しつつ、カルキ抜きを滴下したところ、
規定量の3分の1程度で塩素が抜けた、というケースもあったそうです。

「カルキ抜きをいっぱい使わせるために、規定量を多めにしている!」
のではなく(たぶん)、
@まつやまが考えるに、
規定量というのは、絶対に塩素が残らない量が定められてて、
仮に若干、チオ硫酸が多めに使われても、
塩素が残るよりは毒性の点では遥かにマシ!
という考え方なんだろうと思います。
それはそれで正しいんだろうと思います。

水道水の残留塩素は、場所によっても季節によっても変わります。
ですから、正規の用法・容量というのは、
どんな場所・季節でも、塩素が確実に抜ける量が示さざるをえない。

・・・なのですが!
実はメーカー側がそういう配慮をして規定量を
定めているなどと知らなかった私は、
塩素の害のことを考えると、
ついつい多めに入れてしまってた時期がありました。

つまり、カルキ抜きを作る側、使う人(私)の
両方が「塩素が怖いから少し多めでいいや」という
考え方をしてしまい、
本来の意味での「適正」量を遥かに超えるチオ硫酸を
水槽に放り込んでしまってたわけです。



 

実は、@まつやまがその「間違い」に気付いたのは、
ミラクルバクテの開発者、
故・佐藤実さんから教えてもらって、でした。

初めて佐藤さんと話した時、
何気なく言われたのですが・・・

「残留塩素は毎日とは言わないけど、
 せめて季節ごとには測らなきゃダメだよね」

「ちゃんとした愛好家なら皆それぐらいやってるよ」

「塩素が残ったらダメ。でもカルキ抜きも最低限にしないと」

カルキ抜きの使い過ぎは
水の中の微生物に悪影響を及ぼす可能性があるし、
金魚にも良くない、と佐藤さんはおっしゃってました。

正直、衝撃を受けました∑(`・д・´ノ)ノ
カルキは抜けてればそれでいい!
ぐらいに考えていた私は、
チオ硫酸ナトリウムを最低限に抑えることを
考えたこともなかったので(゚Д゚;)

佐藤さんは人当たりがよく、
一見ノホホンとした方かとお見受けしたのですが、
それがまったくの見立て違いで、
厳密に追求するところは、とことん緻密な方なんだ・・・
と思い知らされた場面でした。
後から考えると、
ミラクルバクテやちゃんこシリーズを監修し、
素晴らしいらんちゅうを創られてた方ですから、
そりゃそうなんですけどね(;・∀・)



 

しかし、現実的に自分の環境でどうやって
過剰投与を防ぐか・・・
ひとつの回答は観賞魚用浄水器でしょう。
@まつやまはマーフィードの浄水器を愛用しています。
しかし、これも自宅環境によっては、
蛇口に付けたり外したりが面倒だったりします。
(付けっ放しにできたら良いんですけどね・・・)

私も足し水など、ちょっと水を使いたい時には、
中和剤に頼ってきてました。
ですから、規程容量より心持ち少なめを心掛けて
使うようにしてました。



 

そこで懐古堂さんが出した答えが、
チオ硫酸ナトリウムを使わず、
人にも金魚にも水にも優しい中和剤を
作れば良い!
ということヽ(´ー`)ノ

なるほど、これなら神経質にならずに済む!

主成分は人間が摂取しても
安全とされてるものだそうですから、
@まつやまは、ぶっちゃけ
細かい量まで気にせずに使ってます(笑)

特にミラクルバクテを使う場合、
安全中和剤と併用すると安心ですもんねヽ(´ー`)ノ



 

続いて粘膜保護剤について。IMGP7200



 

体表の粘膜(ヌル)は金魚にとって大切なもの、
というのは皆さんご承知の通りです。

水中の雑菌等(一説にはウイルスも)の侵入から
金魚の身を守ると同時に、
浸透圧調整の助けをしているそうです。

金魚が体調を崩すと粘膜を異常に
出したり、逆に分泌量が減ったりするそうです。

私も金魚飼育を始めてすぐ、
「粘膜が大事なんだな」と知り、
粘膜保護剤を使ってました。

何種類も試し、粘性が低いことと、少量投下で済むことから、
商品Xをベストだと思い、
水換えごとに使ってました。

が!

商品Xにカルキ抜き成分が入っていることがわかり、
それからあまり使わなくなりました。

せっかくカルキを抜いた水に、
さらにカルキ抜き成分を入れるのがイヤで、
チオ硫酸ナトリウムの過剰投与のことなど知る前でしたが、
なんとなく遠ざけてました。

ミラクルバクテを使い始めてからは尚更です。

実は使用をやめた直後に
金魚を病気で死なせたこともありましたが、
関連性に自信がなかったので、
深く考えないようにしていました。



 

懐古堂さんが今回、開発した粘膜保護剤は、
まさに単機能。
(私にとって)不要な成分が入ってないので、
安心して使えますヽ(´ー`)ノ

しかも!

かなり強力だそうですよ~!
高分子ポリマーが金魚を外敵(雑菌等)からガードするそうで、
地金系の調色後のトリートメントが
バッチリだったとか、
品評会に出した魚が帰宅後も調子を崩さなかったとか、
効果のほどが分かる話が、
いろいろあるようです(  ̄ー ̄)

私も使ってみましたが、
使用感バッチリですヽ(´ー`)ノ
粘性も高くなく、滴下量も少なく、
水換えごとに入れてます。

実は今秋、何尾か金魚を迎えてるのですが、
いまのところ順調~ヽ(´ー`)ノ
金魚移動の際に薬を入れたりするよりは、
遥かにこちらの方が良いですね!

またひとつ、金魚飼育に力強い味方ができた、
という感じですヽ(´ー`)ノ

少々長文になりましたが・・・
今回は旅レポの特別編的に書いてみました!



 

関東ミニ遠征レポートは続きます!

【励みになります!クリックお願いします】
にほんブログ村 観賞魚ブログ 金魚へ
にほんブログ村

投稿者:

@まつやま

松山市に住む、金魚初心者@まつやまと申します。 琉金好きですがなぜだか今はらんちゅう飼育に忙殺されてます(笑)

“金魚ビギナーの「カルキ抜き」「粘膜保護剤」考・・・関東ミニ遠征3” への10件のフィードバック

  1. こんにちは~

    とても勉強になりました(*^_^*)

    ありがとうございます

  2. 今年は、もう飼育終わるから来年から使ってみたいですね(o^o^o)
    今年も春と秋にやらかしたから(T_T)来年こそは…って感じですm(__)m

  3. @まつやまさん、こんばんわ
    前に、住んでいる場所は名古屋と書きましたがほんとは(圏)が入って名古屋圏なのです
    @まつやまさんスイマセン、

  4. アズーです
    @ まつやまさん、初めてコメントします。
    実は前から、懐古堂の中和剤と粘膜保護剤は気になってました。分かりやすく詳しい説明をして頂いたので今度購入しようと思います
    ありがとうございますm(__)m
    今年の秋は、最悪の年になったので・・・

  5. >チワワの母Aさん

    私の文章なんかで勉強なんて・・・(゚Д゚;)
    こちらこそ、お読みいただきありがとうございます~ヽ(´ー`)ノ

  6. >もりはるさん

    いえいえ、そういうのは問題ないでしょう!
    私は正直、名古屋市内と周辺市の区別、まったくついてないですし(゚Д゚;)

  7. >アズーさん

    ようこそいらっしゃいました!
    原因がハッキリ分からないのは辛いですよね。
    お互い武器をいろいろ備えて、来年へ向けて頑張りましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。