何も敷かない、という選択肢

不定期に「初心者の主張」を綴ります(゚Д゚;)
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

  金魚飼育の本を読むとほぼ例外なく、
水槽の底には砂利を敷くと書いてある。
先に砂利を軽く洗って、 水槽に敷き、レイアウトを整えてから注水…
  図式で丁寧に解説してある。

  砂利を敷くと何が良いのか?
①見栄え
②バクテリアが棲む
③底面濾過ではろ材になる
④底がピカピカだと金魚の色が白くなる
  ・・・ぐらいでしょうか。

  金魚を元気に飼う、という目的が全てであれば、①は無視できる。
③の底面濾過は、ろ過能力の高さと コストパフォーマンスで無視出来ない飼育方法。
④の底面の色については、工夫次第でどうとでも解消できる。 底が白っぽくなければそれでいい。

  問題は②のバクテリアの住処になるってところ。 バクテリアが棲むってことは良いことです。 水を綺麗にするバクテリアだけなら(笑)

 先輩の受け売りでもありますが、 バクテリアには良いのも悪いのもいるわけでして。
良いバクテリアだけを選別して住まわせることが できない以上、金魚によくないバクテリアや菌だって棲む。

  phの調整に役立つというメリットもありますが、 これは苔でも生えればカバーできます。

 逆に砂利を敷くデメリットは?

①メンテが面倒
②リセット時の手間が大変
③金魚が砂利を誤飲するリスクがある
④汚れが貯まり、病気の温床になる可能性がある
 

 つまり…あくまで経験の浅い初心者の意見ですが…
 底面濾過をやらない限り、砂利は敷かなくていい! って結論になります。

  安価でパワフルな底面濾過…
 私も現在、一つの水槽で運用してます。
というか、私が初めて「この水槽の水はできた」と 断言できるようになったのは、底面濾過を導入してからでした。
  今ではようやく、底面濾過なしの水槽でも、 ちゃんと水ができるようになりましたが…

  底面濾過は砂利を使いますから、 そのデメリットはそのまま甘受せねばなりません。
  なので、飼育者各人が、ろ過能力の高さとメンテの悪さなどを 天秤にかけて判断するしかないわけです。

  水を汚す魚の代表格である金魚を、 底面濾過で飼うということには、 諸先輩方の意見でも賛否が分かれるところのようです。

  にほんブログ村 観賞魚ブログ 金魚へ
にほんブログ村  

 初心者が最初に水槽を買った時、砂利も何も敷かない 「ベアタンク」だと、何か物足りなく、殺風景な気もします。 一方で、砂利は必須じゃないし、むしろデメリットも多いかも、 ということは初心者には分かりにくいし、伝わりにくい。

  残念ながら、底面濾過の導入のメリット・デメリットも含め、 判断する材料を示してもらう機会は絶無に近いわけです。
  漠然と砂利を導入してしまう我々初心者へ向けて、 もっと最初から選択肢を提示してもらえれば助かるんですけどね。
 

投稿者:

@まつやま

松山市に住む、金魚初心者@まつやまと申します。 琉金好きですがなぜだか今はらんちゅう飼育に忙殺されてます(笑) @まつやま の投稿をすべて表示

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください