ネットが金魚界を破壊する?

不定期に「初心者の主張」を綴ります(゚Д゚;)
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改めて言うほどのことではないですが、
インターネットのインパクトは凄い。
私の勤めてる会社、属する業界も、
ネットには有形無形の影響を受けてて、
他国では業界が壊滅状態(゚Д゚;)

 
ネットは情報の網ですから、
とりあえずは情報産業を破壊する。
と、同時に「中抜き」が実現するから、
既存の流通も破壊する。
特に地方では壊滅的打撃を受ける。

 
地方に小さい書店がなくなってきている。
もちろんチェーン店の影響もあるし、
そもそも活字離れってのもある。
でも、すごく身近なとろこで感じるのは、
「雑誌はチェーン店やコンビニ」
「欲しい本はネット」ってパターンが、
すごく増えてるってことで。

 
電化製品もヤバイですよね。
ネットの価格は店舗より確実に安い。
電器店はショーウインドウと化してきた。
実機を触って、機種を決めて、
帰宅後ネットで注文!って人も多いようです。


 
多種多様な商品が安く手に入る。
すごく便利な世の中になった。
買い手から見ればネットは素晴らしい。
でも、売り手から見れば、
リアルな店舗で商売してるところは大打撃。
ネットは企業が地方に張り巡らせた販売網や
物流ネットワークも無力化しちゃう。
ポーンと宅急便で家に商品が届くんだから。

 
ネットで商売するのだって
良いことばかりじゃない。
少量多品種を品揃えした上で、
他店に負けない廉価販売をしなきゃ
買ってもらえないってことになる。


 
では、金魚はどうなんだろう。
本当に私見ですが、
相当な影響を受けてるようです。
お店は、わざわざ問屋や市場で買い付けて、
輸送コストとリスクを背負って、
金魚を地元に持ってくる。
店舗の規模も商圏も小さければ、
それほどマイナーな商品(金魚)は置けない。
確実に売れる商品を置こうとするでしょう。

 
となれば。
私もそうですが、ネットや雑誌で見て「欲しい」と
思った金魚は地元の店にいない…
ってことになる。
だから、ネットで買う客が増える。
ある地方の金魚専門店でも
「今、一定以上の価格の金魚は、従来の流通よりも、
ネット流通の方が取引数は多いのでは?」って
話をききました。

 
地元の店で買ってないから飼育相談もできない。
自ずとネットに情報を求める金魚飼いが増える。
悪循環ですよね…


 

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水槽周りの商品はもっと顕著そうです。
家電と同じで、ネットの方が安いし多品種。
水槽なんか安い上に自宅まで宅送してくれるのだから、
地元の店で購入して、担いで帰るなんてのは
ナンセンスだと思えてくる。

 
水槽関係の商品を扱ってるお店の方が
嘆いていました。
そのお店が仕入れてる値段よりも、
ネットで小売してる方が安かったりする
ケースがあるそうです。

 
問屋が小規模小売と大規模業者を
分けた価格設定をしてて、
大規模業者が安価に仕入れて、
安価にネットで大量販売する・・・
そんな構造的問題もあるそうです。

 
また、本来は問屋だった業者が
ネットでは小売に転じてるケースも
あると聞きます。

 
小規模店はそもそも、価格競争では
勝てない仕組があるわけです。
となると、地方のお店は小規模店が
大半ですから、ネットには永遠に価格では勝てない。
かつては地方で「商圏」の障壁に守られ、
独占・寡占的に商売していた店が、
価格競争の大波に一気に飲まれることに
なったんですね。

 
いつの間にか…
金魚を売るお店のライバルは、
他店でもホームセンターでもなく、
ネット業者や、ネットで分譲するブリーダー
ってことになってしまった。

 
このままでは、金魚業界はネット流通に
丸乗りして延命するか、
頑なに小さい商いをリアルで続けるか…
そんな悪夢のような二択を迫られることに
なりませんか?

 
これを解消するのは簡単ではありません。
それに気づいた首都圏の店では、金魚飼育相談を
「うちの店で買ってなくてもOK」という形で
積極的に展開し始めてます。

 
サービスもコミで金魚を売るしか、
価格競争から逃れる方法はないからでしょう。
では、商圏の小さい地方はどうするか。
その土地ならではの品揃えをするしかないでしょう。
地元の愛好家、ブリーダーから仕入れるってことを
地道に続け、市場や問屋経由では取れない「良い金魚」を
集める…
簡単ではないでしょうが、地方の利を活かして、
ネットワークを構築する。
そのネットワークの中心としてお店が存在するようになれば、
サバイブできる可能性はあるのではないでしょうか。


 
水槽周りの商品では、中古に力を入れるって方法は
ありえませんか?
仕入れで差がつけられてる以上、新品で価格勝負はできない。
でも、格安の中古品が店頭にあれば、
足しげく地元の店に通う人も増えるでしょうし、
消耗品でビジネスもできるかも…

 
私もネットで買物もしますが、できるだけ
地元の店で買うように心がけてます。
地方で金魚を見られる場所が減るのは、
本当に悲しいことですから…


 
以上、本当に素人の戯言でした。
穴だらけの提案ですが、突っ込みはご勘弁を(゚Д゚;)
拙いながらも、金魚店へのエールだと
思っていただければ幸いです。


 

金魚の品種名について

不定期に「初心者の主張」を綴ります(゚Д゚;)
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金魚の世界は自由だと思います。
↑これは皮肉も込めて、の感想。

 
金魚を飼い始め、飼育本に載ってる
金魚の品種をいろいろ覚える…
そのころは私も楽しかったんですが、
ネットを見始めて様相が一変します。


 
何種類いるの?金魚って(笑)

 
マイナーな品種も含めて言えば、
相当数にのぼるでしょう。
しかも尻尾の形状や
養魚場や地域など作出由来の
「冠」がついたりすると、
大変なバリエーションになります。
【参考】
http://0url.info/orenmetz


 
中国では褪色や体型によって、
ある程度呼び名に命名規則が
あると聞きますが、
日本の場合、そういう規則に
当てはまらない呼び名も多く、
初心者には大混乱の元になりますヽ(´ー`)ノ

 
例えば、らんちゅう体型の頭が赤い
金魚は鵞頭紅と書くようですが、
呼び方が「ガコウトウ」なのか
「ガトウコウ」なのかネット見ても
分からないです(笑)

 
これだけのバリエーションが出来た
原因はいろいろあるようです。
新品種の作出(固定)というのは、
金魚を飼う人たちにとって
一つの「誉れ」なんですね。

 
新品種ができるっていうのは、
品種AとBをかけ合わせて両方の品種の
特徴を持つ金魚Cができれば良いって
ものではないらしく、
CとCの掛け合わせで
一定の確率でCがでないといけないのですから、
とても大変なことだと思います。

 
親子何代にもわたって、ようやく品種を
固定した、なんて話もあるみたいですし。

 
ところが、その固定率には決まりもなければ
ガイドラインもないので、
ある程度、姿形が固定されるとすぐに
名前がついてしまうようですね。

 
これはまぁ、社会的に認知されるかどうか
ってことよりも、「品種を固定した」という
名誉のための命名ですから、止めようがないし、
整理するのも難しいのは分かります。

 
ところが。
先輩方に話を聞くと、「売らんがため」に
名前を付けちゃうケースもあるんだそうです。
品種の固定なんてレベルじゃなく、
単に掛け合わせで面白い形ができちゃったから、
それを売るために、
形状と色から適当な名前を付けて、
市場に出したり、店頭に出したり
するケース…

 
金魚のバリエーションは増えた方が楽しいし、
いろんな形の金魚が新たに登場するのは
胸がワクワクします。
購買意欲をソソるためには、ネーミング
大事だとも思います。

 
江戸の昔から、品種には異名が
いろいろあったようですから、
その事自体は責められないのかもしれません。
でも、金魚についてる名称が
純然たる品種名なのか、
形状を表す言葉が付いてるのか、
産地を表す冠が付いてるのか…
品種によって飼い方が変わったり
気にするポイントが変わったりする以上、
正直、初心者は戸惑います。


 
例えば
だるま琉金は
だるま体型の琉金なのか、
「だるま琉金」という“品種”なのか、
分からない。
分からなくても良いじゃん、
っていうのは中級者以上の感覚です(笑)

 
だるま琉金と普通の琉金とで
同じ飼い方で良いのか、
特別な飼い方があるのか、
初心者はそんなことで悩むんです。

 
福だるまとも混同しやすいですし(゚Д゚;)
近年は玉琉(フナ尾琉金)って呼び方もあり、
私は正直最初、かなりこんがらがりました。


 
素人目には、今の状態が続けば、
「品種の名前らしき名称」の数だけが
闇雲に増えて、
誰も全体像を把握しないまま、
品種と形状と産地を巡る表記が
どんどん混同され、
混乱が大きくなり…
結果として流れ星のように
消えていく品種が増えて、
誰も得しないって事になりそうな気がします。


 

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かつては金魚の権威であった、
故松井佳一博士らが品種認定をし、
現在では日本観賞魚振興会がその任を
負っていると聞きますが、
残念ながらサイト(http://www.jafa-net.org/
にも、認定された魚種や認定方法についての
記述は見当たりませんでした。

 
論文の世界では著書名や著者、発行年などの、
本に関する表記が統一されてたりします。
金魚はそこまでやるのは大変でしょうけど…

 
・認定品種か申請品種か通称かの区分け
・体色・体型等についての記述法
・産地等についての記述法

 
―などについて、表記上の一定の基準みたいなものを
設けるわけにはいかないものですかね…

 
今後もいろいろな金魚、新しい金魚が見たいと
思うだけに、名前の整理整頓も進めてほしいと
切に思う初心者でした(゚Д゚;)