フルタニ金魚倶楽部さんアゲイン!金魚三都物語 2話

 

南澤らんちゅう園で宇野らんちゅうを見た! 金魚三都物語 1話の続き…

【1日目の続き】です。

 

昼食を姫路セントラルパーク近くのお店で摂り、

娘らをパークに送ったのですが。

セントラルパークは駐車料金を払う場所が、

入場ゲートのはるか手前。

しかも、駐車しなくても車で入場するだけで1000円!

 

「送迎だけなんですけど…」と係の女性に言ったのですが、

「すみません、ここを通過すると1000円なんです」ですってヽ(`Д´)ノ

 

嫁と娘に、2歳の子供を連れて炎天下を歩かせるのも

かわいそうなので、払いましたよ。

 

というか、今から家族と離れて

金魚でウロウロするためには、

「こっから歩いて行け」とは言えないじゃないですか。

今回の旅のテーマは家族サービスですから(笑)

嫁は「もったいなぃぃぃぃ~」って言ってましたけど。

 

 

・・・セントラルパークがある姫路市中央から、

車で向かったのは、姫路市内でも、

どちらかというと西の方。

ネットで見かけて、魚種もいろいろいそうだな、と

某お店に行ってみたのですが・・・

 

ナビに惑わされつつ、どうにか辿り着いたものの、

タタキに水がほとんど張られてなくて。

どう見ても金魚、いそうにない(´;ω;`)

人もいない。

看板はあるけど・・・(゚Д゚;)

 

電話番号を調べて電話してみても誰も出ない。

IMGP7472

 

見事な空振りに終わりました(´;ω;`)

残念!

 

 

ん~、ここまで来たら、

あそこに顔を出さないと、

店主さんに「水臭いですやんか~!」とか

言われちゃいそうなので、

行ってきました、フルタニ金魚倶楽部!

 

15分ほどで到着。

IMGP7546

 

メガネに帽子姿だった@まつやま、

フルタニさんは一瞬、私が誰か分からなかったようですが、

「まつやまです~」と名乗ると、

「おぉ!名刺できました?」と

いきなりの先制パンチ(笑)

この時は、まだ名刺が出来上がってなかったので、

お渡しできませんでした。

 

 

いや、本当に嬉しいことに、

フルタニさん、この初心者ブログをかなり読んでいただいてるようなんです(゚Д゚;)

 

フルタニさんとは2ヶ月ぶりの再会なので、

お久しぶりという感じでもなかったのですが(笑)

参考:フルタニ金魚倶楽部さん!・関西ツアー2012夏その7

 

@まつやまの前回訪問について、

お客さんや県内の同業の方から若干の反応があったそうで!

私なんぞが少しでも、話題にしていただけてるというのは、

とても嬉しいデスヽ(´ー`)ノ

 

私の住む四国は、関西とはちょっと距離がありますが、

それでも同じ西日本ですから!

「西の金魚好き」の方と、もっと交友が広まればいいな、と

普段から思ってる@まつやまです。よろしく!

 

 

そこからはお店の金魚拝見させてもらいながらの金魚トーク!

フルタニさんから仕入れた話を、関東でのオフ会で話したら、

とてもウケた、なんてことも報告しておきましたヽ(´ー`)ノ

関西の金魚事情…

やはり関西の方は、はっきりした柄の金魚を好む、なんて話もお聞きしました。

キャリコよりも更紗が人気ってことのようです。

 

話題は多岐に渡り、テンポよくお話されるフルタニさんに

圧倒されっぱなしでしたヽ(´ー`)ノ

 

 

さーて!

水槽ですが…

前にお邪魔した時より、かなり充実してました。

 

すっごくカワイイ、ピンポンパールや、

見たこと無い色合いの「エメラルドらんちゅう」とか…

お店の規模はお世辞にも大きいとは言えませんが(失礼!)

良い仔がいろいろいましたよ~ヽ(´ー`)ノ

 

気難しいキンギョリーナと365日!

かにゃんさんが、私が行った日にお買い上げになったという、

グリーンらんちゅうも居ました!

確か入って手前右側の水槽にヽ(´ー`)ノ

 

 

ただ、基本、フルタニ金魚倶楽部さんは

写真撮影禁止なんです。

写真OKにしちゃうと、フラッシュをバンバン焚いて

撮影する人が時折おられたそうでヽ(`Д´)ノ

 

ただ、今回は!

特別に琉金だけ撮影をOKしてもらいました!

「まつやまさんの琉金好きに敬意を表して、ってことで」と

おっしゃっていただき、嬉しかったデスヽ(´ー`)ノ

 

まずは個人的にソソラレまくった

白黒琉金ショートテールヽ(´ー`)ノ

IMGP7523

 

どないです?

白、黒、銀鱗のバランスが良ぉおますな~

・・・すいません、インチキ関西弁です。

 

この更紗もキレイでした~ヽ(´ー`)ノ

あ、偶然桜錦が画面に入っちゃいましたが、

それはご容赦を(゚Д゚;)

赤が強くて白がキレイな個体ですね~

IMGP7528

 

上の2尾は、他の金魚と混泳でしたが、

豪華だったのはブロードテール琉金オンリーな水槽もありましたヽ(´ー`)ノ

中国系の仔たちが、ワラワラと泳ぐ様子はサイコーですねw

IMGP7481

 

 

BTぶりをアピールする(?)更紗ヽ(´ー`)ノ

この仔もキレイな赤でした~

IMGP7475

 

 

良さ気な仔がいっぱい居て、

見てて飽きなかったですね~

IMGP7486

 

 

 

尾や背びれに黒が残ってる仔が

けっこうな数いました!

このブログを前からお読みいただいてる方は

お分かりかと思いますが、

@まつやまの大好物なんですね~、こういうの。

いつかは黒も褪色するのでしょうが、したらしたで楽しめそうな仔たちでした。

IMGP7536

 

 

人懐っこい琉金たち。水槽に近寄ると、

金魚も寄ってくるので撮影が困難に(゚Д゚;)

何撮ってんだよ!と威嚇してるようにも見えます(笑)

IMGP7506

 

 

とまぁ、短い滞在時間ながら、

琉金がいっぱい見れたし、

フルタニさんと楽しく話せたしで、

とても充実したひとときでしたヽ(´ー`)ノ

 

また遊びに行きますね~

 

※ちなみに、フルタニさんのブログでは、

すでに@まつやまが訪問したことは、

アップされてます

 

 

そうこうしてると、着々と嫁・娘との待ち合わせ時間が

迫ってきました。

 

フルタニさんが「せっかくだから行ってみて」と

教えくれたお店が、比較的姫路駅の近くにあるのですが、

果たして行く時間があるのか・・・

 

時計を睨みながら、再びハンドルを握った@まつやま。

夕暮れ前の混みあう姫路をイライラしながら走りました。

 

つづきます~ヽ(´ー`)ノ

 

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南澤らんちゅう園で宇野らんちゅうを見た! 金魚三都物語 1話

 

【1日目のつづき】

 

明石経由で姫路へ!金魚三都物語 0話の続きです。

 

 

 

姫路に到着した@まつやま家。

 

娘らのターゲットは、サファリパークなどがある、

姫路セントラルパーク」。

ただ、道中に一軒、私が寄ってみたいところがあったので、

先方にはご迷惑かと思いましたが、

家族で押しかけました。

 

訪問先は南澤らんちゅう園

「夢らんちゅう」 というサイトで、

らんちゅうを販売されてるので、

ご存じの方も多いかもしれません。

 

南澤らんちゅう園は、

姫路市南東部の東山地区にありました。

住宅街というより「集落」といった趣。

付近には古くて大きい民家もありました。

 

車庫を抜けると、そこはタタキ池。

手入れが行き届いてるのが分かります。

 IMGP7385

 

 

突然の訪問にも関わらず、

南澤さんと奥様は快く迎えてくれましたヽ(´ー`)ノ

 

 

南澤さんは今年3月に大病をされたそうで、

復帰したばかりのご様子。

しかし、いったん話し始めると

マシンガンのように熱く語ってくださり、

体調を心配した奥様が途中で遮るほど…

 

 

池の大半は当歳魚。

かわいいチビ宇野らんちゅうがいっぱい泳いでました。

 

単にカワイイだけでなく、小さいのにらんちゅうの特徴を

すでにしっかり持っている仔が多く、驚きました。

 

 

ただ・・・それ以外にも、一目見た瞬間から、

言葉にできない「何か」

タタキの中に感じてたのですが、

そこは、らんちゅうも宇野系も素人の@まつやま。

 

 

「なんだろ???? いつもなら感じない何かがある…」と思いつつ、

らんちゅうを見せてもらいました。

 

 

ちなみに娘らは、

らんちゅうよりワンちゃんに夢中でしたヽ(`Д´)ノ

 IMGP7383

 

当歳が気持ちよさそうに泳いでました。

IMGP7419

 

 

人を見るとサッと寄ってくるらんちゅうたち。

愛情を込めて育てられてるのがよく分かります。

IMGP7414

 

 

なんとなく、ですが。

私の「言葉にできない何か」ってのは、

金魚の統一感?

ん~、でも大きさは揃ってても、

柄はいろいろいるし…

 

@まつやまの感じた「何か」の

答えは文末に(笑)

IMGP7408

 

そもそも宇野らんちゅうに関して、

まったく知識がない@まつやま。

 

京都の陶芸家の宇野仁松氏(1901~1983年)が確立した系統で、

京都筋と呼ばれたり、宇野系と呼ばれたり・・・

協会系らんちゅうより小ぶりだけど頭が立派!

ぐらいしか知りませんでした(゚Д゚;)

 

 

「今は良い親がおらんから」と、

部屋に貼られたらんちゅうの写真を見ながら、

南澤さんに解説していただき、

頭の中が少しだけ整理できました。

 

 

以下、金魚初心者の私なりに理解した宇野系らんちゅう。

 

小さいことが特徴と言われる宇野系らんちゅうは、

小さく育てるのが目的ではなく、

「芸術作品」として完成度を上げるために、

全体のバランスを優先し、

「結果として小ぶり」の仔が多い、ってことかと。

 

 

発達した各パーツが調和し、きめ細かく上品な魚を追求し、

美しい更紗のらんちゅうとして4歳、5歳で華開く…

宇野仁松氏は「ずっと良くなり続ける金魚」を

目指されていた、とのこと。

 

「何年か経つと、自然とこういう(写真のような)仔になる…

 そして死ぬまで良くなり続ける。

 それが良いらんちゅうですよ」

 

 

見せていただいた写真のらんちゅうは、

兜巾(帽子のような頭に乗った肉瘤)、

ふんたん(顔の前のモコモコ)がグッと発達した、

迫力のある魚でした。

でも、決して「でっかけりゃOK」な肉瘤ではなく、

可愛らしさも兼ね備えてる…といった風情。

 

 

この「カワイイ」が宇野系の大きな特徴の一つかもです。

 

南澤さんも何度も「カワイイ」という言葉を使ってらっしゃいましたし、

会で競う仔、見て楽しむ仔、

双方ともに同じ価値を見出してらっしゃるように感じました。

 

 

協会系らんちゅうにも可愛さはありますし、

宇野系らんちゅうにも迫力はあります。

それは前提として・・・

 

大雑把な素人の理解としては、

発達した肉瘤と背ビレの無い背中、

らんちゅうのその姿に力強さを感じた人たちは

協会系らんちゅうを発達させていき、

可愛らしさを感じた人たちが、

宇野系らんちゅうを発達させていった…ってことなのでしょう。

 

 

 

若い時から宇野氏の自宅に頻繁に赴き、

25歳で自ら立ち上げた愛好会に招き、

直接接して来られたという南澤さん。

その言葉には重みがありました。

 

宇野仁松氏といえば、

私のような浅学の金魚初心者でも、

いやという程名前を見聞きする機会が多い、

らんちゅう界の巨星。

仁松氏から直接薫陶を受けた人に、

@まつやまが会って、話してる・・・というのが

なんだか不思議な気分でした(笑)

 

 

・・・なんか、ホントすみません。

私ごときが宇野系らんちゅうを語るべきじゃないのは、

重々承知しております。

書いてて脂汗が(´;ω;`)

 

 

さて。

そういう知識を教えていただいたうえで、

再度、タタキを覗きこんでみました。

親魚の池です。

 

 

IMGP7387

 

IMGP7398

 

なるほど、非常にきめ細かい鱗を持ち、

頭が発達し、鮮明な更紗ですね。

 

しかし、この上の2枚の写真、

まったくらんちゅうの体型が違うんです。

隣あった池なんですけど。

 

明らかに上の仔たちは長く、

下の写真の仔は丸い。

 

@まつやまは下の仔たちがスキですねヽ(´ー`)ノ

 

南澤さんに「どっちも宇野系ですよね?」と尋ねたところ、

宇野仁松氏は何種類もの体型のらんちゅうを

飼って維持していたとの逸話を教えてくだりつつ、

「うちでは2種類がやっと、だけどね」と南澤さん。

 

南澤さんのらんちゅうは、

宇野系の重鎮だった宇田川英雄氏(故人)の

系統を維持されておられるそうですが、

特に丸っこい仔たちは、宇野仁松氏が宇田川氏に託され、

改良してきた仔たち・・・秘蔵のらんちゅう、って感じでしょうか(゚Д゚;)

 

 

「金魚に詳しくない人が見てもカワイイと思える」と

南澤さんがおっしゃる通り、

私はこういうらんちゅうは初めて見ましたし、

素直にカワイイと思いました。

 

IMGP7462

 

 

この写真はたまたま、

丸っこい仔たちがフォーメーションを

組んでるように撮れたのですが(笑)

 

ここに、私が感じながら説明できなかった「何か」の答えがありました。

 

南澤さん曰く、宇野系では「池面(いけづら)」という

言葉を大切にするんだそうです( ゚Д゚)

 

 

1尾1尾の美しさも、もちろん大切。

同時に、池全体で受ける印象・・・池の表情、とでも言うべきでしょうか。

それもすごく大切なのだそうです。

 

池をぱっと見て、キレイだと思えるように・・・というのは、

芸術家だった宇野仁松氏ならではの教え、と言えるかもです。

 

卑近な例でいえば、

私でも琉金を入れた水槽で、

金魚の色の組み合わせとかは考えますもんね。

とても、芸術的とは言えないレベルでしか実現できてませんけど(笑)

 

でも、らんちゅうの世界でもそういう概念があるというのは、

非常に驚きでした。

 

南澤さんは池面を意識して、タタキ池の編成を考えておられるのを、

私が「なんとなく、何かある」と感じた、ってことのようです。

 

 

 

それにしても・・・

 

会で賞を競う金魚を創るという「競争」と、

永く金魚を「見て楽しむ」という思想を、

同時に実現しようとした仁松翁は、

もしかしたら、すごく欲張りな人だったのかもしれないな、と

勝手に思ったりしました(゚Д゚;)

 

 

さてさて。

南澤さんは、若い時から会を立ち上げつつ、

そこを離れ、今は3つ目の会で活動されてるとのこと。

参考:宇田川らんちゅう・らん丸の池(姫路宇田川会)

プロレス・格闘技の世界でいえば、

佐山サトルのような風雲児、なのでしょうか(笑)

 

でも、短い間でしたが、お話させていただいてて、

らんちゅうに対する強い情熱を感じましたし、

奥様ともども、うちの子どもをすごく可愛がってくださいました。

IMGP7417

 

そして、私のようなド素人に、

丁寧にいろいろ教えていただき、

本当にありがとうございました。

 

宇野仁松・宇田川英雄、両氏の

素晴らしい魚と、思想を後世に伝えていってほしい、と

門外漢ながら強く思いました。

 

また機会があればおじゃましますヽ(´ー`)ノ

お体、ご無理なさりませんよう。

 

 

 

・・・南澤らんちゅう園を辞した後は、

嫁と娘を姫路セントラルパークに送り、

私は車で単独行動。

夕方に待ち合わせすることにして、

姫路の街をウロウロ・・・

 

もちろん、目当ては金魚ですw

 

 

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2012年11月8日訂正:

大阪らんちゅうが好きの背番号17番さんからの指摘で、

宇野仁松氏の生年を1901年に訂正しました。

ご指摘に感謝しますとともに、

故人の生年を誤記いたしましたことにお詫び申し上げます。