金魚ちょうちん祭りに行った(下)

 

金魚ちょうちん祭りに行った(上)の続きデス!

 

柳井市の「金魚ちょうちん祭り」は、

夕刻から「ねぶた」が登場して盛り上がります。

 

今回は10体ほどが出場。

地元企業や経済団体などの手作りのようです。

 

青森のねぶたから技法を学んだとのことで、

私は本場物を見たことがありませんが、

キレイだし、金魚だけにカワイイのが特徴でしょうかヽ(´ー`)ノ

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このねぶたを、数十人でグングン回転させるのを

「爆走」と呼ぶようで、

少しずつ暗くなっていく中、爆走が次々と披露されます。

掛け声はもちろん「ラッセラ~、ラッセラ~!」

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グルグル回すのは体力も要りそうだし、

何より目が回りそうですが、

子供や女性だけのねぶたも登場し、

グルグルグルグル回ってましたヽ(´ー`)ノ

 

 

電飾付きのねぶたもありました。

内部から照らすタイプ、電飾タイプと

いろいろ種類もあり、各団体が工夫してるみたいですね。

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どんどん暗くなっていき、

ねぶたがキレイに見えるようになってきます。

が、娘らが腹減ったと訴えるので、

いったん白壁エリアに戻って、食事をすることに。

午後8時ごろからも爆走はあるそうなので、

そちらをじっくり見ましょうかってことで。

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光るタイプの金魚ちょうちんは、

周囲が暗くなってくるとこんな感じです。

この写真、けっこう苦労して撮りました(笑)IMGP6276

 

 

白壁エリアは暗くなると、こんな感じに。

風情がありました。

岩国市が近いせいか、外国人の方もすごく多かったです。

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晩御飯はお食事処でいただいたのですが、

お祭りメニューしかなく、器もお祭り仕様でした。

豚ドンブリヽ(´ー`)ノ

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食事を終えて、午後7時半ごろお店を出ると真っ暗ヽ(´ー`)ノ

紫バージョンの金魚ちょうちんも発見!

キレイか不気味か微妙なところ?(爆)IMGP6299

 

腹ごなしに白壁エリアを再散策。

昼間とまったく違う雰囲気でしたヽ(´ー`)ノ

ちょっとワクワクしますよね、こういうの。

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文房具屋「賞文堂」さん、オリジナルの金魚ちょうちんリングノート!

金魚ファンの中には欲しい人もいるかもですね~ヽ(´ー`)ノ

オンラインでも買えるみたいですよ。

ノート、メモなど数種類ありました。

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お土産を物色中の嫁に

「赤いの、サラサに似てない?」と尋ねたところ、

(サラサは我が家の肉瘤なしのオランダ、メスです)

「そう?(–)」と一刀両断にされました(´;ω;`)

 

買い物中の女性は優しくないなぁ・・・

 

 

買い物中の母を待つ子供3人。

街全体が夜店のような雰囲気を、

子供らも楽しんでましたヽ(´ー`)ノ

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さてさて。

午後8時を回ったので、のんびり川の方へ戻ると、

既に「爆走」第2弾が始まってました。

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声援を受けながら、子どもたちもグルグル回しますヽ(´ー`)ノ

このねぶたの頬にあるのは、「ナイキのマーク?」と一瞬思ったりしましたが、

エラですね、エラ(笑)

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女性がメーンのねぶたもありました。

これは何匹かの金魚が付いてて、

回ると飛んでるように見える…って感じです。

いろんなタイプのねぶたがありますヽ(´ー`)ノIMGP6392

 

 

バンザーイ!って感じのねぶたヽ(´ー`)ノ

ほのぼのとした外見と裏腹に、かなりの急スピードで回ってました(笑)

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ねぶたの出番は以上。

最後は花火が祭りを締めくくります。

花火は河川敷から見えます。

 

・・・手持ちではキツイっすね、花火の撮影(´;ω;`)

けっこう煙が滞留してたし・・・言い訳です。すみません。

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花火が10分少しで終了し、全日程が終了。

駅を目指して歩きます。

 

翌日には片付けられるであろう、

金魚ちょうちんが、風に吹かれてちょっと寂しそうに見えたのは、

祭りの後の感傷でしょうか?

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長男は花火を見ながら寝てましたが、

花火が嬉しかった娘2人は帰路、かなりなハシャギようでした。

 

写真は柳井駅で踊る姉妹。

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午後10時35分発のフェリーに乗り、

松山の三津浜港に着いたのは午前1時。

かなり強引な日帰り旅行ではありますが、

子どもたちも嫁も喜んでいたので、

行って良かったな、と。

 

ここ最近、金魚関係のお出かけしかしない父としては、

良い妥協点が見つかったと言えましょう≧∇≦

 

 

※柳井のお祭り関係者がここを読むとは思えませんが、

一言、注文を。

 

花火の時、柳井川の反対側に金魚ちょうちんを並べてくれたら、

良い被写体になるような気がします。

花火の下の金魚ねぶたって、キレイだと思いますよ~ヽ(´ー`)ノ

 

 

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金魚ちょうちん祭りに行った(上)

 

関東レポートの連載はお休みさせていただいて、

8月13日に山口県柳井市に

金魚ちょうちん祭り」を見に行った様子をご紹介。

 

 

 

・・・タイトル通り、生体としての金魚はほぼ出て来ません。

主役はあくまで「金魚ちょうちん」。

 

 

 

そもそも。

金魚の産地でもなく、

地金魚がいるわけでもない(たぶん)、柳井市で

金魚ちょうちんが祭りのモチーフとして扱われてるのは、

なぜなんだろ?と思ったのですが…

 

 

150年前に柳井市の人が、青森の「ねぶた」をヒントに、

金魚ちょうちんを作りは始め、

それを現在の形に完成させたのが、

すぐそばの周防大島の人…なんだそうです。

 

 

周防大島は山口県に属しますが、愛媛県からも非常に近く、

いわゆる「お隣りさん」です。

 

 

その周防大島は、形が金魚に似てる、ってことで、

別名「金魚島」と呼ばてる…なんてのも、

金魚ちょうちんが地域の工芸品として定着した一因のようです。

全画面キャプチャ 20120814 30033 

Googleマップより。金魚に見えます…よね?

 

 

 

@まつやまの地元、松山市から

対岸の柳井市まではフェリーが出てまして。

ほぼ24時間運航なので、すっごく便利。

(参考:防予フェリー株式会社

 

日帰りで家族で行ってきましたヽ(´ー`)ノ

 

午後1時半ごろ、松山の三津浜港を出発したのですが、

港の待合室に既に金魚ちょうちんが登場してました。

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2時間半の船旅。ウトウトしてたらあっという間に終わりますが、

娘ズと長男は、フェリーを探検してウロウロ。

かなりのハイテンションでした。

3階デッキのミニプール前で記念撮影w

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フェリーの客室の中にも、

ちゃんと金魚ちょうちんが飾られてましたヽ(´ー`)ノ

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周防大島と本州を結ぶ「大島大橋」。

左が「金魚島」、右が本州(柳井市)。

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橋をくぐる時は、ちょっとカンドーヽ(´ー`)ノ

全長1キロちょっとの橋、迫力ありました!IMGP5861

 

フェリーが到着する柳井港には、

JR柳井港駅が隣接してて、

柳井駅までは1駅(数分)。

港の駅のホームにも金魚ちょうちんがお出迎えw

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柳井駅はさらに多くの金魚ちょうちんがヽ(´ー`)ノ

下り線のホーム。

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ホームとホームを繋ぐ陸橋。

至るところに金魚ちょうちん。

娘らもテンションが上がってきてました。

記念撮影する人も多かったです。

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上り線の1番ホーム。

JRさん、気合が入ってます(笑)

さらにさらに多くの金魚ちょうちん。

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そして駅の正面には巨大きんぎょちょうちんがヽ(´ー`)ノ

なかなかの徹底ぶりに感心しました。

金魚好き…かどうかは、既に関係ありません。

ただただ、これでもか!的な雰囲気に圧倒されました。

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駅前の大通り。

ここを真っ直ぐ行くと、白壁の町並みがありまして、

その近辺までが祭り会場、って感じです。

道路は歩行者天国になります。

歩道沿いに紅白の飾りがありますが、

それがすべて金魚ちょうちんです(゚Д゚;)

5000個とサイトなどでは紹介されてますが、

そんな数では済まないですよね・・・

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午後4時過ぎ、祭り気分が盛り上がり始めたごろに

散策開始ヽ(´ー`)ノ

駅前のバス停も金魚ちょうちんまみれ(笑)

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道路に飾られてるのは、手前が電飾タイプ。

奥が光らない飾り。両方布製ですが、軒先の飾りには紙製のちょうちんも。IMGP5916

 

 

駅前の大通り(麗都路通り=レトロ通りと読むそうです)には

出店もずらり。金魚すくいもw

小赤メーンでしたが、黒出目、東錦、コメットらしき仔も。

金魚ちょうちんつくりコーナーなどもありました。IMGP5933

 

 

配られてたウチワ。

娘らも欲しがり、結局我が家だけで4枚ももらっちゃったデス。

暑かったから重宝しました。

金魚をデフォルメした金魚ちょうちんを、さらに図案化してるので、

文字がなければ金魚とは思えないデスね(笑)

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柳井市の中心部を流れる柳井川。

河口近くになるのかな(゚Д゚;)

親水エリアとして整備されてるようです。

橋の欄干にもごらんのように金魚ちょうちん。

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河川敷に設けられた金魚ちょうちんアーチヽ(´ー`)ノ

記念撮影スポットですね~

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河川敷の白壁にも金魚ちょうちん。

レトロな雰囲気ヽ(´ー`)ノ

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さて、観光スポットでもある白壁の街並みに突入。

暗くなる前にひと通り見て回ることに。

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ねぶたのような…飾りが道路にドンっと設置してありました。

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手作りらしき金魚ちょうちん飾りを軒先に飾ってるお店もりました。

これはこれで可愛らしいッス。

折り紙のセットが文具屋さんで販売されてました。

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いろんな色のバリエーションも。

黒、赤、白は実際の金魚でもいますが、

青い金魚はなかなか・・・浅葱がこんだけ多い個体は??

緑も翠金はこんな色じゃないし、ピンクの金魚はシルク系?

・・・などと妄想に入ってしまいました(゚Д゚;)

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暑いし歩いたしで、家族も私もバテバテ。

脇道にあった白壁の喫茶店で休憩。

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お庭には金魚がいましたヽ(´ー`)ノ

長男は柳井に到着直後から「きっぎょー!イッパーイ!」と

連発してましたが、本物を見るとさらにテンションが上がってました。

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散策再開。

白壁の町並みにあるお土産物屋さん(本来はストーン屋さん?)。、

金魚グッズがすごく充実してました。

産地のお店でもここまでの品揃えは見たことないですね(゚Д゚;)

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こんな看板を娘が発見して、大興奮してました。

というか、本当にカニが多く歩いてるんですよ!

川が近いせいでしょうかね(゚Д゚;)

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甘露醤油さんは製造してる様子を見学できます。

ま、@まつやまはレトロ調というだけでは本来興味薄なんですが・・・

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使わなくなった巨大樽の中に金魚を入れてました!

隣には鯉もいました。

これはちょっと私もテンションが上りました。

醤油蔵の樽に泳ぐ金魚って、雰囲気ありますよね~ヽ(´ー`)ノ

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蔵の入口には水槽で金魚を飼ってらっしゃいました。

三つ尾の長い尾で、らんちゅう体型の金魚が泳いでました。

らんちゅうも居ましたが。

津軽? いや秋錦??(゚Д゚;)

金魚ちょうちんの形に似た仔を飼って、

お客さんに見せようという気持ちは伝わって来ましたヽ(´ー`)ノ

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白壁エリアもこの日は歩行者オンリーなので、

子どもたちはのびのび走り回ってました。

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さて、夕方6時すぎには麗都路通りと柳井川が交わるところで、

オープニングセレモニーが開かれます。

いよいよ、金魚ねぶたの登場です!

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金魚ちょうちん踊りでは

「ちょうちん持って来い、ちょうちん持って来い~♪」という音頭に乗って、

女性たちが踊りを披露。

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ということで後編に続きます(゚Д゚;)

夜が本番というか、キレイでしたよ~ヽ(´ー`)ノ

 

 

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