傘もさっさず~ぬ~れ~て♪
亀に翼がピロ~ン❗
雨のウォターランド❗
冒頭の歌詞は大阪の雨で思い出す曲、欧陽菲菲『雨の御堂筋』(1971年)の一節、写真は雨景色のウォーターランドの亀でした。
(さすがに雨の御堂筋はリアルタイムでは聴いてません。スナックでオッチャンらが歌ってた)
社団法人日本らんちう協会の錦蘭会、秋の品評会(第105回)が10月8日、大阪の服部緑地公園ウォーターランドで開かれ、愛媛のらんちゅう愛好会媛らん会広報担当の私、@まつやまは4年ぶりに参加してきました。
(去年同会場であった日らん全国大会に来てたので、久しぶりって感じでもないですが)
錦蘭会は事実上、西日本大会なので媛らん会から誰かが参加するようにしてまして、私も会長名代的に行くことが多いです(恥ずかしながら今回も私の出品魚は会長さんから直前に分譲されたもの)。今回はアズー事務局長、蘭土竜氏と3人で遠征しました。 媛らん会の比較的初期メンでズンドコ旅デス。
前夜は大阪の蘭土竜氏の拠点に泊まることになり、いつもの日帰り弾丸ツアーよりは体も心も楽。7日午後7時前、松山市の自宅を出発し2人を車でピックアップ、途中香川の豊浜サービスエリアで簡単に夕食。私は香川だからうどん一択だったのですが、風情を解さぬ2人はラーメン食ってました。
車中の会話は媛らん会のこと、らんちゅうのこと・・・だけでなく、多岐にわたった雑談となり、眠気もなく深夜0時前、大阪南部に到着。
コンビニにあった満月ポンをつまみにミニミニ宴の後、就寝。
※満月ポン、愛媛ではスーパーで見かけますがコンビニにはない。
※アズー氏の寝相については武士の情けで伏せます。
翌朝午前7時に起きていざ会場へ。結局午前中は降りそうで降らない絶妙な天候でした。
錦蘭会は伝統のある会。媛らん会が11月でようやく11回目の品評会って考えると気が遠くなります。
見知った愛好家さんたちと挨拶もそこそこに近くのコンビニへ急行。出品に必要な魚の写真(どの魚を出したか確認用)を蘭土竜氏がプリントし忘れてたのでダッシュで行って帰ってきました。
さっそく受付に行き、会員番号を確認して名札&昼食券をもらいつつ、会費や出展料(1尾1000円)を支払います。参加賞や錦蘭会の冊子なども受け取ります。
続いて持ってきた魚を会場備え付けのバケツに入れて部門ごとに受付に出します。この時に写真と現物のらんちゅうを見比べて確認されます。確認された写真は裏に検印が押されます。
午前10時、いつもの階段で記念撮影。今大会は参加人数少なめです。日程バッティングのため西日本以外から参加者が来られなかったとのこと。
参加人数が少なめだったこともあって、媛らん会のアズー氏と蘭土竜氏も魚係に急きょ任命されました。錦蘭会での魚係は初めての両氏、ちょっと緊張した面持ちでやり方を教えてもらってました。今回は参加者ほぼ全員に何らかの役が割り当てられてる感じで、「みんなで開く錦蘭会」って雰囲気でした。
審査が始まると魚係は大忙し。魚溜まり(出品魚が多く入れられた池)から審査用の洗面器に1尾ずつらんちゅうを運搬。審査が終わったら入賞魚用の洗面器に順位ごとに再び運びます。
昨年の日らん全国大会で魚係を務めた媛らん会のH野さんやT下さんも言ってましたが、いろいろ発見があるようで、帰りの車中2人とも「やって良かった」と口をそろえてました。
二歳・親魚両部門の審査の様子です。この2部門は出品魚も多くないため審査員を共通とされたようです。媛らん会関西メンバーのM宮さんも審査されてました。
当歳大の部の審査。出品数が多くて審査も大変です。まず真ん中あたりの洗面器に入れられたらんちゅうが、上位(たぶん写真手前)と下位(同奥)で洗面器を移動させられていき、最後はその洗面器ごとに順位が決められていきます。
当歳小部門の審査。当歳の大小どちらにカテゴライズされるかは大会側(審査員ら)が決めます。小の部も出品魚は多く大変そうです。
ちなみに今回、入賞魚撮影に専門カメラマンさんが導入されました❗
会報などに掲載する真上からの魚の写真撮影は会員(私も部門単位で任されることがありました)で賄ってきたのですが、けっこう大変。なのでこれはとてもうれしかった。私にもカメラマンの腕章は渡されましたが公式カメラではなく撮影協力的な立場に。撮影データはすべて錦蘭会事務局さんに置いて帰りました。いや~、メチャメチャ気が楽でした。
各部門の順位がどんどん決まっていきます。自分の魚が「洗面器に載った」(入賞を意味します)ら、名前などを書いて順位札に表示します。上位入賞魚は写真代を会に支払います。いっぱい上位に入ると金額もとんでもないことに💦
上位魚など魚の写真は次回掲載しますが、うれしい結果は先に載せます。
媛らん会アズー事務局長の持ち魚が当歳小の部で立行司(3位)の快挙。
おっかなびっくり「これ自分の魚ですよね」と周囲のベテランに確認するアズー氏。
審査員も務められた野添真司さんも「おぉ、間違いない。おめでとな~❗」と太鼓判。すると周囲から「やったな~」の声とともに拍手が。なかなか見ない光景です。
緊張と喜びでフリーズするアズー氏。消え入るような声で「ありがとうございます」。こういう時は大きな声で「アザ~ッス❗」ぐらい言えばいいのに、
審査も私の撮影も一段落したのでお楽しみのお弁当。錦蘭会で出る弁当はいつも美味です。
昼過ぎから空模様が怪しくなり、そこまで激しくはないものの雨が💦
大阪での大会で雨に降られるのは久しぶりな気がします。屋外大会の弱点ですよね。
それでも大会の重要な時間帯は降られずに済んだのでギリ、ラッキーかと。 表彰式より前に、いつもより早めの撤収作業となりました。
いつもながら錦蘭会の後片付けのスピードは凄いです。ベテランさんたちも手伝ってあっという間にトラックへ積み込む手前まで作業。
そのころの媛らん会メンバー。雨具もないのでヒッソリ雨宿り中。
大阪府議会の偉い人もゲストで来られる中、楽しく表彰式。
アズー氏が堂々の受賞😃
M宮さんも何度も名前が呼ばれ賞状や商品を受け取っておられました。
上位の副賞はブラインやヒーター(エヴァリス)などがあり、指をくわえて見てました。あ、でもスポンジフィルターはもらえました。ありがとうございました。
表彰式の写真、暗かったのもあって失敗写真の山でした。以下、マシなのを数枚、順不同で掲載します。
全日程が終わり帰路へ。関西で夕食を摂ろうと思ってたのですが想定より少し時間が早かったので四国へ車を向けました。
淡路のSAで間食。牛串(美味)と明石焼きの値段が同じぐらいだったと思います💦
夕食について車中で散々、「大阪で食うか」「いや神戸もある」「明石も」なんて言ってたのに結局、松山にたどり着いた後にファミレスで夕食となりました。
媛らん会では若手に分類されるものの、実年齢はいいオジサンなのに、ダブルハンバーグを食べる2人。私は分別があるのでシングルにしました😁
というわけで、錦蘭会レポート㊤でした。
㊦では上位魚などを掲載します。
「錦蘭会2023に行った㊤~旅と品評会~」への1件のフィードバック