誕プレもらった(≧∇≦)/

あけましておめでとうございます。
(明けて最初のブログなので一応・・・)

本日1月17日はワタクシの誕生日でございまして。
阪神淡路大震災と同じ日という・・・手放しで喜べない日ではあるのですが。

家族では、数日違いの長女と一緒に祝ってもらってるので朝、Facebookでメッセージをいただくまで忘れてました。

 

が、出社したところ、素敵な誕生日プレゼントが∑(`・д・´ノ)ノ
クリアファイル&金魚玉図グッズ群!IMGP1822

 

 

以前仕事でお世話になった美人お姉さんからの贈り物にテンションアップ。
いや、ホント嬉しかったです。
家に持ち帰り、に自慢げに見せたところ、クリアファイルの金魚が本物だと思ったようで・・・(こんな構図、本物ではあり得ないデスが)

裏を見せたとたん、
「え!怖っ!これどうなってるん?」IMGP1824

 

えらく素っ頓狂な反応だと思ったら、
どうやら金魚の群れががネコを襲ってる図に見えたようですwwww

そんなわけあるか!
「あ~、OK。ブログに書くから」
嫁「それはいか~ん!ヽ(`Д´)ノ」

 

相変わらずの@まつやま&家族ですが今年もよろしくお願いします。

 

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金魚の先祖とか学名とか

今回の「金魚ビギナーですが、何か?」は、
ダラダラとメモを書いてるだけです。
結論もオチも盛り上がり場所も特にありません。
なので、格段お暇な方以外は読まなくて結構です(笑)
(このブログ、初期のスタイルはこんな感じだったです)

 

金魚の祖先は中国のフナの一種、(ヂィ)。
・・・という表記をサイトでよく見かけますし、
NHKの「決定版!金魚大百科」(2005年)でも、そう紹介されてました。

ふと、思いついて検索したところ、
金魚の祖先は「ギベリオブナ」だという話がいろんなサイトに出てました。
東海大などによるDNAの研究結果が2008年8月にニュースになってたようですが、
私は寡聞にして初耳でしたので、ギベリオブナをググッてみました。

 

日本語Wikiではあまり詳しく書かれてませんし、
日本にはもともと居なかった種類だったようで、
生態などについて詳しく解説してくれてるサイトが国内では見つけられませんでした。

翻訳サイトを利用しつつ、英文Wikiや他のサイトを見て回ると、

マックス35センチになる淡水&汽水で生息する魚で、
pHは7.1から7.5の範囲で生息する。
ヨーロッパからシベリアまでの広いエリアに棲んでいるが、
金魚と原種のギベリオブナが混ざって混乱している・・・

って感じで書かれてました(@まつやまによる意訳)。
湖に棲むギベリオは酸欠を防ぐために河口に移動することもある、なんて話は興味深いです。

引用元:
Prussian carp – Wikipedia, the free encyclopedia
Carassius gibelio, Prussian carp : fisheries

 

しかし、気になったのが学名。

ギベリオブナ(学名:Carassius gibelio)

ウィキペディアより

 

あれ?
金魚の祖先なのに学名が違う!∑(`・д・´ノ)ノ
金魚は「Carassius auratus auratus」。
(カラッシウス=フナ、アウラトゥス=黄金の)
auratusが繰り返されてるのは「~の中の~」って感じで代表的な種という意味だそうです)

学名のことはよく分かりませんが、
1つの種は原則1つの学名と決められてて、
2つの学名があるのはNGのはず・・・
(※実際はどう分類するか意見が分かれてたりするので複数の学名を持っているケースは結構あるみたいです)

学名の登録が遅れてるのかな? と思って調べてみたら、
動物命名法国際審議会が2003年、家畜と野生でそれぞれ学名を持っている種のうち、
例外として両方認めよう・・・という決定をした中に金魚が入ってました∑(`・д・´ノ)ノ
(知らないことばかりです)
(2003年の時点でギベリオが金魚の祖先だと分かってたの?という疑問も湧きますが、金魚の原種としてギベリオなど2亜種を挙げる学者さんは以前から居たようです。東海大などの研究はそれを確定した形でしょうか)

つまり、
金魚(家畜)=Carassius auratus auratus
ギベリオブナ(野生)=Carassius gibelio
・・・ってことになってるようです。

 

となると、面白い状態になっちゃってるのが国内のフナの学名。

ギンブナ Carassius auratus langsdorfi
キンブナ Carassius auratus ssp.2
オオキンブナ Carassius auratus buergeri
ニゴロブナ Carassius auratus grandoculi
ナガブナ Carassius auratus ssp. 1

(出展:フナ – Wikipedia

 

日本に居るフナの大半はauratus、つまり金魚の亜種扱い。
フナたちの大半は野生なのに、観賞魚の金魚のバリエーションとして扱われるのは違和感バリバリですが、分類学では「野生か家畜か」は大きな問題ではないようです。

ただ、金魚=ギベリオってことが確定したのであれば、 
果たして日本のフナはauratus(=gibelio)の亜種扱いで良いのかというと、
それはまた別問題のようで、現状に否定的なブログも見かけました。

ただ、欧米人・・・とくにアメリカは野生のフナが居ないらしく、
フナ類は金魚しかいないというエリアも世界にはあり、
「フナ? コイの亜種だろ( ´ー`)」的な学者さんも多く、
全部コイとして分類してしまえ、と主張する人もいる、なんて話もあります。
・・・なんかそれは寂しい話ですね。

 

フナはそもそも遺伝子的にややこしい魚で、
(ギンブナの2倍体とか3倍体とか雌性発生とかw)
フナの遺伝の研究に没頭した学者さんは出世しない、なんて説もあるぐらい、
「正解」が出難い世界。
DNA解析が進むたびに学名に関しても常に議論が続いている状況らしく、
キリが無さそうなのでこの話はこの辺でヽ(´ー`)ノ

 

ついでに。
金魚の学名は1758年、分類学の父と呼ばれたリンネが付けましたが、
その時はコイの仲間にされちゃったのは有名な話。
Cyprinus auratus(キュプリヌス=コイ、アウラトゥス=黄金の)

※いつ、フナに変更されたのかは私の語学力では調査不能でした(ToT)

なので、金魚の品評会などを見学していて、
「あ~!コイだ!デッカイね~!」
などと言う通りがかりの子ども(または大人)が居たら、
イラッとせずに「お前はリンネか!」と心の中でツッコミを入れましょうwww

 

あと、鲫(ヂィ)=ギベリオブナなのか?
って疑問も湧くところですが、以下は完全に私見。
中国ではフナのことを総じて鲫(ji)とか鲫鱼(jiyu)と言うらしいです。
(参照:鲫_百度百科

なので「中国の鲫という(種類の)フナが金魚の祖先」という表現は、
果たして正しいのかどうか( ; ゚Д゚)
単に「中国のフナが金魚の祖先」で、それは学術的にはギベリオブナと分類される種類と考えるのが妥当な気もしますが、正直判断できません。

詳しい方からの補足、ツッコミ、ご指導をお待ちしています(≧∇≦)/

 

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