アゲハよ、さらば

 

 

今夏、エアレーション事故などで
多くの金魚を失った@まつやま。

事故後に体調を崩し、
死なせてしまった仔も数尾います。

 

それとは関係なく、
事故前から少しずつ体調を崩してたのが、
和金の「アゲハ」。

ホームセンターの餌金出身で、
我が家の最古参金魚でした。

同じく最古参だったオランダのサラサちゃんの
後を追うように、
先日亡くなりました。

 

2009年7月に我が家にやってきました。

この写真は9月に撮影。
一緒に購入したサラサの方が大きかったぐらいでした。

DSCN5129

 

 

 

当初はオランダや琉金と混泳させてました(;・∀・)

 

福だるまのフクちゃんがやってきた頃の写真です。
2009年10月撮影。

泳ぎも成長も早い仔でしたが、
私の記憶では同居金魚をいじめたことはありませんでした。
温厚な性格だったんでしょう。

DSCN5414

 

 

金魚が増えてきて、
和金系専用の水槽がようやくできたころ。
撮影は2010年1月。

DSCN6810

 

2011年3月。
この頃にはベランダ水槽の主として、
存在を発揮するようになりました。

IMGP9283

 

 

冒頭の写真は2012年5月。
娘らは「アゲハ怖い((;゚Д゚)」と言ってたころです。
留まることをしらない成長。
全長27センチで体高もどんどん出てきました。

 

 

続いて2012年秋。
もう私も両手で掴むのがきつくなってきてました。

IMGP8483

 

 

 

 

 

 

さて。

アゲハの異変に気付いたのは
今年(2013年)6月下旬。
不自然にお腹が大きくなってきてる。
アゲハはオスだからタマゴではない。

ではなぜ?

単なる肥満なのか?
それとも病気なのか?

隔離して餌切り及び投薬をしてみても
症状は改善せず。

撮影は7月上旬。

 

 

最後の写真。
7月20日、隔離水槽にて撮影。

この後、エサくれとせがむ時以外は、
水槽の底に沈むようになり、
体力が低下して弱々しくなってるのが明らかでした。

 

 

 

本人(アゲハ)も辛うじて食欲はあるようだし、
このまま効くかどうか自信がない治療をしながら、
衰弱させて死なせるか、
それとも餌を食べて死なせるか・・・

嫁とも相談して、
「食いたいだけ食わせて逝かせてやろう」という方針に。

 

再び餌を食べさせたところ、
体力は回復したものの、
今度はお腹の膨張が止まらず。

最終的には浮き症状で
餌を食べられなくなり、
その数日後に逝きました。

全長は30センチに少し足りませんでしたが、
@まつやまが育てた金魚の中では、
文句なく一番大きく育ってくれました。

 

いわゆる脹満と言われる症状だったようですが、
太刀打ちできませんでした。
相変わらずヘボな飼育者な私。

でも、私も家族も、この1カ月ほどは
「最後の晩餐」じゃないですが、
覚悟を決めて最期の時を迎えました。
こういう金魚の死は、
これまでありませんでした。

アゲハにとって残酷な最期だったのか、
満足な最期だったのか、
今でも分かりませんが、
たぶん、アゲハが話せたら、
「まだ食べたかった」と言ってると思います(笑)

・・・そう思いたいです。

 

長老のアゲハが去り、
これで我が家の最古参は
数日違いで買った朱文金の「ブンちゃん」になりました。

1stジェネレーションの金魚がどんどんいなくなり、
寂しいですが、
アゲハが「次のステップ」へ向かせてくれてる、と
考えようと思います。

 

 

【励みになります!クリックお願いします】
にほんブログ村 観賞魚ブログ 金魚へ
にほんブログ村

投稿者:

@まつやま

松山市に住む、金魚初心者@まつやまと申します。 琉金好きですがなぜだか今はらんちゅう飼育に忙殺されてます(笑) @まつやま の投稿をすべて表示

「アゲハよ、さらば」への4件のフィードバック

  1. アゲハさんお悔やみ申し上げます。
    アゲハさんは、まつやまさんと出会えて可愛がって貰い命尽きるまで諦めることなく治療、看病の気持ちを持って接して貰えたこと
    最後に自分(アゲハさん)の好きな餌をたらふく食べさせて貰えて幸せだったと思いますよ!

    金魚は人間が手をかけた魚なので最後は
    やはり人間が看取ってあげるのが幸せなんではないですかね?それが可愛がってくれた飼い主なら尚更。
    アゲハさんはきっと色々な事を教えてくれたと思います。形は無くなりますが
    アゲハさんを忘れない限りアゲハさんは
    まつやまさんを含め家族、ブログを見てる人全ての心の中で生き続けます!

  2. 丈夫が取り柄の和金でもなるのだから
    腸満は難しい病気ですよね。。。

    実はウチでも、丈夫が取り柄の関東あづまが
    腸満にかかってます。
    やっぱり初めてかかる病気で、夏は何とか
    乗り切ってくれました。

    泳ぐようにもなり、元気になってきましたが…
    病気が治ったわけではなくて、私の出来ることは
    お世話して見守るだけです。

    そして先日、江戸錦まで腸満から脱腸気味になり
    薬浴させてはいますが…為す術なしです。

    方法として外科手術があるようですが、金魚の
    負担を考えたら、その選択は出来ませんね(;_;。)

    同じように飼育していても、なる子とならない子が
    いるので…私がいっても説得力は有りませんが(汗)
    あまりご自身を責めないで下さいね。

  3. >蘭鋳さん

    私は初めての経験だったので、十分な対処ができなかったってのもありますが、「これは病気だ」と確信を持つまでに時間が掛かりすぎてしまいました(´;ω;`)

    外科手術は・・・私には無理です~

    ご心配いただきありがとうございます!
    ですが、落ち込むのも底を打ったというか(笑)

    大丈夫ですのでヽ(´ー`)ノ

  4. >こころさん

    ありがとうございます!

    あまりネガティブな話を書くのは、
    どうかと自分でも思うのですが、
    こうやってブログに書いておけば、
    誰かが何かの参考にしてくださるかも、と
    思ったり・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください