憧れの(?)外部フィルター

不定期に「初心者の主張」を綴ります(゚Д゚;)
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

 
金魚飼育を始めた半年ちょっと前。
その頃は金魚を売ってるお店に行くのも
おっかなびっくりで(゚Д゚;)
なーんか、金魚とか鯉とか熱帯魚とか
「通」の世界じゃないですか。

 
店員さんに質問しても、
バカにされてるんだろうなーとか
必要以上に卑下してみたり。

 
右も左も分からない私が
憧れたのが外部フィルターでした。
EHEIM(エーハイム)の商品を並べた
ミニコーナーを設けてるお店、ありますよね。
EHEIMを「愛媛?」って読んだり(マジです)。
ちっさいパーツも高かったりして…
「素人お断り」ってオーラが
出てる気がしました(笑)

 
値段も高いし、なんかスゴそうですもんね。
その後、先輩や金魚店が外部フィルターを
使っているのを見たりして、
「やっぱ上級者は使うんだ~」と思いました(゚Д゚;)

 
ネットで自分なりにいろいろ読んで、
外部フィルターは、金魚飼育にもちろん
使えるんだけど、絶対的な濾過能力では
上部フィルターの方が上っぽい…
ってことを知りました。
(私自身外部は使ってないので…間違えてたらすみません)

 
それと、上部に比べて外部フィルターは
メンテナンスの頻度が高いとも聞きます。
これは大きなポイントですよねー。
できるだけ手間は掛けたくないですもんね…
さらに外部って密閉されてるから、
酸素を水に混ぜる働きが弱く、
(デフューザーと併用しない限り)
金魚飼育するには別途エアレーションが必須、って
話もあるようです。

 
ともかく、
特に水を汚す魚である金魚では、
濾過能力+メンテが楽ってのを
重視したいのがビギナーですから(゚Д゚;)
さらに価格対性能比まで加味すると、
水槽内のレイアウトに凝るとかの事情がない限り、
投げ込みフィルターや外掛けを使ってる
初心者が、まず目指すべきは上部であろう、と。
(完全に私の偏見ですので、ご容赦を)

 
ブログをいろいろ読んでますと、
もちろん外部をお使いの方もたくさんおられて。
EHEIMの型番とか書かれてると、
今でも「おーっ!」とか思います。

 
でも。
金魚業界の進展(流行?)はことのほか早く…
私が金魚関係のブログとか読み散らかし始めてからでも、
風向きが変わってきてる。

 
スポンジフィルターの躍進です。

 
上部と併用する方も多いですし、
スポンジフィルターをメーンで使う方も
増えてるようで。
「スポンジがあれば上部は不要」という説まであるようです。
従来のスポンジフィルターって、
やはりサブ的な役割だったり、
稚魚飼育用だったりと、限定的な使い方が
多かったように見受けられますが、
主役も張りかねない
中国産スポンジフィルターの登場は
かーなりインパクトがあったように思います。

 
私のようなど素人は、そういう流行には敏感で(笑)
ニューフラワーDXを止めて、
某ショップさんオススメのスポンジフィルターを
使ったりしてます。

 
上級者の創意工夫や特定ショップの努力のお陰で、
我々も比較的安いフィルターで金魚が飼えるように
なってきてるのは、喜ばしいことです。

一方。
多くのショップや水槽回り品のメーカーにとっては、
微妙な事態かもしれませんね。
値段で言えば、
スポンジ<上部<外部
ですよね?
(例外は山ほどありますけど…)

 

Click
ヽ(´ー`)ノ

にほんブログ村 観賞魚ブログ 金魚へ
にほんブログ村

 
一般的に考えれば、
高額商品ほど利幅が大きいわけで。
ユーザーがどんどん、
安い製品に流れていけば、
ビジネス的に旨くない…かもしれませんね。

 
で、先日、ある金魚関係者に聞いた話なのですが。
最近、一部の業者さんが外部フィルターの
復権(?)を狙って、動き始めてるそうです。

 
金魚業界において、外部をもっと使ってもらおう、と。

 
ターゲットになってるのは、
上部フィルターみたいですね。
上部から外部へのリプレース(交換)を促進する…
ってことのようです。

 
確かにスポンジフィルターを
使ってる層が外部に切り替えるのは
なんとなく難しそうですもんね。
上部も、特に60センチ用は安いですけど、
まだ「装置的」なフィルターを
使ってる人の方が外部への切り替えは可能、と
見てるのでしょうか(゚Д゚;)

 
さらに妄想を膨らませば、
製造面でもプロモート面でも、
高額商品と売れ筋に力を入れて、
ミドルレンジ=上部フィルターは、
お払い箱にする方が、
企業サイドはコストダウンが図れる。
90センチ以上の上部は、
単純に場所も取りますしね(笑)
ショップでもそんなに多くは揃えてないケースが多い。
ストックするコストだって、企業側から見たら
バカにならないでしょうし。

 
ただ。
外部復権の話を聞いた時、真っ先に思ったのは、
「そのプロモートは難しそう」ってことで(゚Д゚;)

 
昔と違って、今はネットがありますから。
外部より安価なフィルターで
金魚は充分飼えるんだってことを
ユーザーが知る機会は少なくないでしょうし。
ショップでの誘導力も相対的に落ちてるでしょうから。
初心者を「引っ掛ける」なら可能かもですが、
価格設定によっては「高いから要らない」って
言われるだけで終わりかねないですしね。

 
外部復権が、
金魚を飼ってる人にとって、
有益なキャンペーンなら歓迎しますけど、
「業界の都合」で推進するのは
無理があるのではないでしょうか(゚Д゚;)

 
あ、でも。
初期投資もランニングも安価で、
濾過能力もパワフルで、
メンテも楽で、
水に酸素もたっぷり含んでくれるような、
(デフューザー標準装備?)
金魚飼育に向く画期的な外部フィルターが
開発されれば、
私も購入を検討しますよ~ヽ(´ー`)ノ
やはり憧れはありますし、
水槽の上がスッキリするのは良いですもんね。

 

投稿者:

@まつやま

松山市に住む、金魚初心者@まつやまと申します。 琉金好きですがなぜだか今はらんちゅう飼育に忙殺されてます(笑) @まつやま の投稿をすべて表示

「憧れの(?)外部フィルター」への2件のフィードバック

  1.  こんにちは
    外部フィルターは、憧れますよね。
    でも初期投資にいくら使えるかによって違ってくるとは思いますが、今はすぐにでも手に入る値段になっていると思いますよ。
     私が購入した頃は、現在通販で購入する金額の3倍くらいの値段でしたから。
     外部フィルターは初期投資が高くつきますが、複数年にわたってアクアをやろうとするなら、お買得だと思っています。
     まずろ過能力ですが、上部フィルターと比較した場合は、その能力の上下を論ずるのは微妙な話だと思っています。
     上部フィルターを改造して、ろ過槽内を飼育水がゆっくり流れるようにすれば、上部フィルターの方がろ過能力が高いと思います。
     でもそんなことをしてる人は、少ないでしょう。
    上部フィルターのろ過槽は、水が溢れないように、半分程度の水位しか飼育水が溜まらないようになっていると思うのです。(17年前に手放したから、今は違っているのかもしれませんが)
     それではろ過槽内の水流も早いですし、上部フィルターの構造上、濾材が飼育水に浸っている容量は少ないから、濾材を有効に使っていないように思います。
     それに業界は、濾材を頻繁に交換してもらおうと、活性炭を含んだろ過綿等の消耗品で儲けを確保しています。
     メンテナンスですが、普通外部フィルターを使う人は、半年に1回、1年に1回、または数年に1回のメンテナンスで済ませているでしょう。
     滅茶苦茶メンテナンスが楽です。そのために吸水口にスポンジを付けていますけど。
     次々と新製品の濾材を使ってみようと思わないかぎり、濾材を10年以上使っている人も以外と多いですよ。濾材を定期的に購入する必要がないからです。
     エアレーションにしても、排水パイプを水面に出していれば、ディフューザーを使わずに、空気を水中に混入させることができますよ。
     今までに、ほぼすべてのフィルターを使ってきましたが、スポンジフィルターだけにろ過を任せるというのは、個人的にはちょっと疑問です。
     目詰まりしますし、水槽内に設置するものだから大きくできない等のデメリットがあるからなんですけどね。

  2. >としさん
    コメントありがとうございます。
    実際に使ってらっしゃる方の言葉だけに
    重みがありますm(__)m
    確かに安い外部フィルターもありますし、
    外部も上部も使い方次第ってことですね。
    認識を改めねば、ですね(゚Д゚;)
    デヒューザーの件もなるほどです。
    そういう使い方をしてらっしゃる
    金魚飼育者、いらっしゃいますね。
    ただ、金魚飼育では、
    外部フィルターにプレフィルター的に
    スポンジをつけると、
    そのスポンジは常に洗い続ける必要がある、
    って話も聞きます。
    金魚の数と給餌の頻度によるでしょうけど…
    どこに手間をかけるか、によるのでしょうが、
    水を汚す金魚を飼ううえで、
    外部がそんなに手間が掛からないのであれば、
    (数年に1回のメンテで良いってのはスゴイ!)
    初期投資の高さは目を瞑れるかも、ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください