遅れに遅れてすみませんm(__)m
昨年の穂竜愛好会の
品評会のレポートが年を跨ぐことになってしまいました(゚Д゚;)
それというのも週末ごとにいろんな品評会に出掛けてたのが
11月中旬まで続き、その後は貯まってたレポートを進めたものの、
12月に入り忘年会と仕事の年末進行、
年末は家族旅行と若干の体調不良。
明けてはPCが不調で復旧作業に追われてました。
今年はこんなことにならないよう、
早め早めに書かなきゃデスね。
でも、品評会見学の直後にレポートを書き上げるってのは、
時間的、体力的に厳しいというのもあるんス・・・(´;ω;`)
その辺ご理解いただきつつ、お読みいただければ、と。
さて超弩級!親魚の部!穂竜愛好会品評会レポ3 の続きです。
今回は当歳魚の部。
穂竜品評会レポートで私が一番書きたかったところデス。
当歳魚の写真紹介の前に、
話は一昨年(2012年)の秋、
穂竜品評会の後の話。
前回の品評会レポートを書き終わったころだったと思うのですが、
穂竜愛好会の広報inabouさんから
メールをいただきまして。
会のメンバー数人と「香川に行く」ので、
よかったら遊びにきませんか?
とのことでした。
実はこの時、@まつやま、
「香川に何しに行くんだろう?( ・ω・)」と思いつつ、
「日本オランダを見にいくのかな~」って程度に
漠然と考えてました。
@まつやま、この時は仕事の都合で
同行できなかったので、丁重にお断りし、
その後はすっかり忘れてました(笑)
その「香川に行きます」って話が、
2013年の品評会に繋がってくるとは、
夢にも思ってませんでした(゚Д゚;)
(どう繋がるかは後ほどw)
話は2013年の穂竜愛好会品評会に戻ります。
当歳部門はまず2部から魚の審査が終わり、
順次洗面器が埋まっていきます。
2部は過去の品評会で上位を獲った人以外が
エントリーできる部門として、
今回から新設されました。
ベスト3の紹介です。
当歳魚の部 2部
1位!
綺麗な「黄金の稲穂」色が表現されてますし、
ボディも尾もきちんとデキてる感じですヽ(´ー`)ノ
全体的に優しい印象でした~!
2位!
バランスが良い体型ですね!
当歳とは思えない堂々とした雰囲気ヽ(´ー`)ノ
頭のコブがチョコンと載せた帽子みたいでカワイイっす。
3位!
バッと開いた尾が印象的。
ボディも丸々としてて
目も当歳としてはバッチリ出てると思います(゚Д゚;)
@まつやまが気になった他の上位入賞魚。
丸々とした体に太めの尾筒。
当歳らしからぬ重厚な雰囲気でした。
こちらはカワイイ!って感じの仔。
同じ穂竜でも個々で印象がまったく違うから見てて面白いッスヽ(´ー`)ノ
頭部から背中にかけての濃いブラウンがモコモコ感を出してますw
続いて当歳魚の部(1部)。
金魚全般も素人、ましてや穂竜の品評会を見るのは、
わずか2回目という@まつやまですら、
技術革新が感じられました。
当歳魚の部
1位!
写真を2枚掲載してみます。
丸々としたボディ、発達した目、肉瘤はもちろん、
注目してほしいのは尾です。
穂竜という魚種は、まだ発展途上・・・という話は
榊会長から前年もお聞きしていたのですが、
「途上」は「進化」とイコール。
その進化が尾の強さ、泳ぎの美しさに現れていました。
上の写真が分かりやすいかもしれません。
この優勝魚を含む当歳上位魚の多くは、
「泳いでてても尾が美しく張ってる」んです∑(`・д・´ノ)ノ
@まつやまは、写真を撮影してるから
すぐ分かったのかもしれません。
狙って撮影しなくても、
尾がキレイ!∑(`・д・´ノ)ノ
前年までの穂竜は、
泳ぐと、どうしても尾が畳まれてしまうというか、
親骨が水流に負けてしまう仔が多く見受けられました。
さすがに当歳ベスト5に入るような仔は、
尾に前掛かりがあって、動いてもキレイだったのですが、
総合的に見ると、どうしてもこんな感じの写真が多くなってしまいました。
この写真は前年の当歳10位以下の仔です(参考写真)。
しかし今回の品評会の当歳の部は、
明らかに前年の上位魚たちより尾の親骨が強くなり、
尾ばりが強くなってるのが伝わってきました∑(`・д・´ノ)ノ
たった1年で!
いったい穂竜に何が起きたんだろう・・・
2位!
美しい体色!丸々としてます。
尾もキレイでした~ヽ(´ー`)ノ
モコモコ感があり、優しい印象を受けた仔で、
作られてる方が繊細なのかな、と想像しちゃいました。
たまたまカワイイ写真が撮影できたので
載せてみます(^^)
準優勝の札と、洗面器の縁の隙間から
こちらの様子を窺ってるようなwww
3位!
@まつやまが初めて喋った穂竜愛好会会員、
Tさんの持ち魚。
(前年、会場で話しかけたらすごく丁寧に説明してくださいました)
肉瘤が控えめな分、@まつやまは見てて楽な仔ですw
尾、キレイに作られてますね~
4位!
ボディカラーがまず目を引きました。
黄金の稲穂の色、そして青が美しいヽ(´ー`)ノ
尾もキレイでした。
5位!
動いても撮影が楽、という点では
当歳優勝魚に比肩するほど
しっかりした尾を持った仔でしたヽ(´ー`)ノ
inabouさん持ち魚。さすがです!
6位!
3位と同じTさんの当歳魚。
雰囲気が似てますよね!
背中の黄金色、びゅーてほー!
7位!
激しく動きまわり、撮影が困難極まりなかった仔w
めちゃ元気です!
私が撮影した時は、こちらにばかり寄ってきて、
水際で「エサクレ」とバシャバシャやるので、
良い写真がありませんでしたm(__)m
頭のコブはチャーミングなハート型ですし、
ボディも丸々としてましたヽ(´ー`)ノ
8位!
親魚の部4位の仔と同じように、
肉瘤の色がレッドに見えて印象的でした。
(今、いただいた番付表で確認すると、同じ方の持ち魚でした!)
バシッと張った尾が見事。(画角に収まってないw)
9位!
この仔も撮影が楽でした(  ̄ー ̄)
ビシッとした尾、丸いボディに、
チョコンと載った肉瘤がカワイイっす。
10位!
バランスよく、全てが発達してると思った仔。
尾の広がりもお見事ですし、
当歳とは思えぬ重厚な存在感がありました。
この他、@まつやまの気になる仔を数尾ピックアップ。
前掛かりバッチリですけど、何か?
って感じの仔w
こういう言い方は良くないのかもですが、
前年大会なら十分ベスト10入りしてたと、
@まつやまは思いました(゚Д゚;)
(個人的感想です。すみません)
個人的にはすっごく好きな仔ヽ(´ー`)ノ
鮮やかな黄金色が頭~体の半分を覆い、
残る半分に青が入るという、
デザインされたかのような色がステキヽ(´ー`)ノ
踊ってるような写真デス。
品評会に同行してくださった蘭土竜さん持ち魚。
ちゃんとまとまった当歳魚だと思いますが、
全体的に当歳の部がレベルアップしてましたから・・・
今年の再チャレンジに期待デス!
さて、撮影の合間に@まつやまが喫煙スペースで休憩していると、
穂竜愛好会の常任理事Tさんが来られたので
ご挨拶させていただきました。
Tさんは品評会の現場もバシバシ仕切られてる感じで、
一見コワモテなのですが、
金魚の話をしてると、とても楽しく優しそうになる方です。
Tさん、開口一番、
「今年はどうです?」
@まつやまは、先に書いたようなことを
感想として伝えました。
「たった1年で親骨がここまで進化するものかと驚いたデス」と。
我が意を得たりって感じで
「泳ぎを重視した創り方をしてますからね」とTさん。
金魚三昧2号(2009年発行)にも出られてたTさん。
らんちゅう飼育の経験もお持ちになってることは
私も読んで知ってたので、
「やはり、らんちゅうの飼育技術を応用されてるんですか?」と
尋ねてみました。
するとTさん、にやりと笑われて(  ̄ー ̄)
「四国オランダですよ」
あ!そういうことか!∑(`・д・´ノ)ノ
@まつやまの頭の中で、
冒頭に紹介した「香川に行く」という
穂竜愛好会メンバーさんたちの話と
当歳の立派な尾がバチン!と結びつきました∑(`・д・´ノ)ノ
凄まじい尾を持つオランダを続々と作り、
数年で金魚のレベルを驚異的に上げてきた、
日本オランダ獅子頭愛好会。
香川県東かがわ市引田を本拠とし、
@まつやまも毎年、品評会は見学させてもらってます。
しかし、なぜ日本オランダの技術を参考にしようと
思ったんだろう・・・?
と一瞬、疑問が浮かびましたが、
そうですよ!
穂竜って出目だし、パール鱗だけど
ルーツはオランダですもん!
(こちらを参照:穂竜愛好会HP)
「正解(  ̄ー ̄)」とTさん。
日本オランダ獅子頭愛好会の会員さんと
技術交流を持ち、
その飼育方法を参考にしたそうです。
それにしてもたった1年で私のようなド素人が見ても、
明らかに変化したことが分かる魚を創るとは・・・
教わったからといって、
すぐに自分たちの魚種に応用して、
即結果を出すことができるというのは、
スゴイことです!∑(`・д・´ノ)ノ
具体的な飼育方法まではお聞きする時間もなかったのですが、
金魚飼育の奥深さ、
飼育技術の有効性、
日本オランダ獅子頭の凄さ、
そして穂竜愛好会の良魚を追求する貪欲さを
まざまざと見せつけられた感じでした(゚Д゚;)
いや~、前年に続き、
穂竜愛好会さんには驚かされ続けてますw
この調子だと今年の秋も期待大ですね~ヽ(´ー`)ノ
というわけで、入賞魚の紹介は以上ですが、
レポートは後少し続きます。
にほんブログ村