らんちゅうの針仔が我が家に来た。
肉瘤が苦手な家族が多いため、
@まつやま家では本来、「飼育禁止魚種」に該当しますが、
なんだかんだで、昨年の7月までは居たんです。
会社のOBさんからいただいた協会系らんちゅうを
当初長男のベビーバスで飼ってたので
「ベビーバスらんちゅう」と笑われてた仔たちの生き残りが。
その仔も死なせちゃってからは、
正直、飼う気はなかったのですが・・・
この針仔たちは、地元・愛媛県のらんちゅう愛好会「媛らん会」に
最近入会された大型新人(笑)Tさんが孵化させたもの。
Tさんとは数年前からの知り合いなのですが、
半年前に、金魚・・・というからんちゅうを飼い始めたんです。
Tさんがらんちゅうを飼い始めてしばらくした頃、
「タマゴがいっぱい孵化したら分けるから、まつやまさんも飼いましょうよ」と誘われたんです。
正直、Tさんのキャリアが浅いことを甘く見て、
「いいですね!その時はシェアしましょう」なんて
軽々しく返事をしてたのが、そもそもの発端。
人工授精のやり方とかレクチャーしてみたりして、
@まつやま、いい気になってたのがマズかったデス(´;ω;`)
Tさん、3~4月に人工授精で2腹も採っちゃって(゚Д゚;)
しかも、2腹目は数千尾居るという・・・∑(`・д・´ノ)ノ
約束は約束!
らんちゅう稚魚を育てることになるとは、
夢にも思ってませんでしたが、
これも勉強!と思い針仔を譲り受けに行きました。
もらった瞬間は「あ、こんなもん?」と思えるぐらい、
少なく見えたのですが、後から数えると500尾弱居ました(゚Д゚;)
とりあえず室内に水槽を久々に据えて、
初のらんちゅう稚魚飼育をスタート!
ブログでは魚種を書いてませんでしたが、
もらって来た当初、家族にも魚種を詳しく伝えず、
「稚魚もらってきたよ~」と誤魔化してたからデスwww
移動させた日には餌をやってないので、
この日からブラインシュリンプを与えてみました。
喰ってる喰ってるw
ですが、この時点ではまだ全然らんちゅうどころか、
金魚とも思えない容姿と大きさw
60センチ水槽に水深浅めに水を張り、
水槽台の上に据え、下段でブラインを孵化。
「うむ。稚魚が見やすい」と悦に入ってたのですが、
これが後々、私にも稚魚にも悲劇を招くことになるとは、
分かってませんでした(゚Д゚;)
この日は長男の幼稚園の家庭訪問。
らんちゅう稚魚の水換えをしようとして、
掬う作業に腰が悲鳴を上げる(´;ω;`)
中腰で稚魚を掬い、バケツに移動させるのに深くしゃがみ・・・の繰り返しは、
デブ@まつやまには苦行以外のナニモノでもありませんでした。
「腰が!腰が!」と泣き言を言う私のあまりの不甲斐なさに、
見かねた嫁と下の娘も水換えに参戦の図www
ちなみに、この日、「尾が開いてる!」と
最初に見つけたのは長女。
@まつやまは、言われてみて「・・・そうかも(´;ω;`)」。
情けない観察力デス。
我が家に来た時点よりは少し大きくなった気がする。
背びれがないのも肉眼で分かるし、
大半の仔は尾が開いてるのが確認できるようになりました。
琉金の稚魚に比べても、驚くべき早さで尾が開きますね∑(`・д・´ノ)ノ
順調!と思えたのはこの辺まで(´;ω;`)
フィルターも設置し、ミラクルバクテも入れ、
稚魚スクスク!って感じです。
エアは稚魚が水流に負けないよう弱め。
朝、嫁に「稚魚が死んでる!」と叩き起こされる。
かーなり死んでました。
一気に水が悪くなってる感じ。
蒸れによる病気&酸欠が原因だと推測されます。
エアは弱めでしたし、水槽の水深を浅めでヒーターを使ってたので、
フタはしてなくても蒸れる条件は揃ってたのか、と反省。
一刻も早く体勢を立て直すべきなのでしょうが、
琉金稚魚用に買った水槽が宅配トラブルで遅れたりで、
器が調整できない(´;ω;`)
とりあえず全換水で様子見。
稚魚は少数死亡。
朝見たら数尾、夕方見たら数尾死んでる、っていう状況。
琉金稚魚の選別も進まず、餌が足りなくなるのが目に見えていたので、
ブラインを湧かすのに2リットルのペットボトルを使っていたのを
梅酒用の瓶(8リットル)にチェンジ。
この大きさの瓶、地元スーパーに売ってなくて(シーズン的に少し早かったのか?)、
わざわざネットで買いました。
しかし、らんちゅう稚魚が全滅したら無意味な買い物になるかも・・・と暗澹たる気分(´;ω;`)
らんちゅう稚魚をベランダに出す。
丸タライ(50リットル)でヒーター使用。
その代わり、琉金稚魚水槽のうち1個はヒーター停止。
らんちゅう稚魚、死に止まらず。
塩水浴開始。
一方で過密も原因と考え、選別も行う。
選別用ヘッドルーペも欲しかったのですが、
この日のために用意したのは、
メガネ型ルーペ「Hazuki」(ハズキ)。
両手が使えるし、何より仕事でも使えるのでチョイス。
倍率は1.6倍と大きくないですし、
目をけっこう近づけないとダメなので、
本当に選別に向いてるかどうかは疑問ですが、
使いやすいという意味ではGOODです。
Hazukiを装着したところw
ベランダの水槽再配置と選別にて、
腰がまた痛い・・・(´;ω;`)
できるだけ薬は使いたくなかったけど、
複合的な原因に効果が期待できる薬Pを入れる。
ようやく稚魚が死ななくなったヽ(´ー`)ノ
・・・が、この時点で稚魚の数は約100。
選別したのもの合わせて、5分の1になってしまった(´;ω;`)
らんちゅうのことはよく分かりませんが、
この数では、比較的まともな当歳として残る確率は
かなり低くなっただろうと思います(゚Д゚;)
媛らん会の会長さんに選別の方法を学ぶ「選別勉強会」を翌日に控え悩む。
塩と薬は抜いたものの、
やはり病み上がりの魚を持ち込むのはダメだと考え、身一つで伺うことにする。
この時点で@まつやまのらんちゅう稚魚飼育は、
「ほぼ終了」な感じもしますが(笑)
最初から「何か学べれば」という思いで始めたので、
選別勉強会では何かを掴みたい、という思いがフツフツと・・・
(続きます)
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