関東レポートの連載はお休みさせていただいて、
8月13日に山口県柳井市に
「金魚ちょうちん祭り」を見に行った様子をご紹介。
・・・タイトル通り、生体としての金魚はほぼ出て来ません。
主役はあくまで「金魚ちょうちん」。
そもそも。
金魚の産地でもなく、
地金魚がいるわけでもない(たぶん)、柳井市で
金魚ちょうちんが祭りのモチーフとして扱われてるのは、
なぜなんだろ?と思ったのですが…
150年前に柳井市の人が、青森の「ねぶた」をヒントに、
金魚ちょうちんを作りは始め、
それを現在の形に完成させたのが、
すぐそばの周防大島の人…なんだそうです。
周防大島は山口県に属しますが、愛媛県からも非常に近く、
いわゆる「お隣りさん」です。
その周防大島は、形が金魚に似てる、ってことで、
別名「金魚島」と呼ばてる…なんてのも、
金魚ちょうちんが地域の工芸品として定着した一因のようです。
Googleマップより。金魚に見えます…よね?
@まつやまの地元、松山市から
対岸の柳井市まではフェリーが出てまして。
ほぼ24時間運航なので、すっごく便利。
(参考:防予フェリー株式会社)
日帰りで家族で行ってきましたヽ(´ー`)ノ
午後1時半ごろ、松山の三津浜港を出発したのですが、
港の待合室に既に金魚ちょうちんが登場してました。
2時間半の船旅。ウトウトしてたらあっという間に終わりますが、
娘ズと長男は、フェリーを探検してウロウロ。
かなりのハイテンションでした。
3階デッキのミニプール前で記念撮影w
フェリーの客室の中にも、
ちゃんと金魚ちょうちんが飾られてましたヽ(´ー`)ノ
周防大島と本州を結ぶ「大島大橋」。
左が「金魚島」、右が本州(柳井市)。
橋をくぐる時は、ちょっとカンドーヽ(´ー`)ノ
フェリーが到着する柳井港には、
JR柳井港駅が隣接してて、
柳井駅までは1駅(数分)。
港の駅のホームにも金魚ちょうちんがお出迎えw
柳井駅はさらに多くの金魚ちょうちんがヽ(´ー`)ノ
下り線のホーム。
ホームとホームを繋ぐ陸橋。
至るところに金魚ちょうちん。
娘らもテンションが上がってきてました。
記念撮影する人も多かったです。
上り線の1番ホーム。
JRさん、気合が入ってます(笑)
さらにさらに多くの金魚ちょうちん。
そして駅の正面には巨大きんぎょちょうちんがヽ(´ー`)ノ
なかなかの徹底ぶりに感心しました。
金魚好き…かどうかは、既に関係ありません。
ただただ、これでもか!的な雰囲気に圧倒されました。
駅前の大通り。
ここを真っ直ぐ行くと、白壁の町並みがありまして、
その近辺までが祭り会場、って感じです。
道路は歩行者天国になります。
歩道沿いに紅白の飾りがありますが、
それがすべて金魚ちょうちんです(゚Д゚;)
5000個とサイトなどでは紹介されてますが、
そんな数では済まないですよね・・・
午後4時過ぎ、祭り気分が盛り上がり始めたごろに
散策開始ヽ(´ー`)ノ
駅前のバス停も金魚ちょうちんまみれ(笑)
道路に飾られてるのは、手前が電飾タイプ。
奥が光らない飾り。両方布製ですが、軒先の飾りには紙製のちょうちんも。
駅前の大通り(麗都路通り=レトロ通りと読むそうです)には
出店もずらり。金魚すくいもw
小赤メーンでしたが、黒出目、東錦、コメットらしき仔も。
配られてたウチワ。
娘らも欲しがり、結局我が家だけで4枚ももらっちゃったデス。
暑かったから重宝しました。
金魚をデフォルメした金魚ちょうちんを、さらに図案化してるので、
文字がなければ金魚とは思えないデスね(笑)
柳井市の中心部を流れる柳井川。
河口近くになるのかな(゚Д゚;)
親水エリアとして整備されてるようです。
橋の欄干にもごらんのように金魚ちょうちん。
河川敷に設けられた金魚ちょうちんアーチヽ(´ー`)ノ
記念撮影スポットですね~
河川敷の白壁にも金魚ちょうちん。
レトロな雰囲気ヽ(´ー`)ノ
さて、観光スポットでもある白壁の街並みに突入。
暗くなる前にひと通り見て回ることに。
ねぶたのような…飾りが道路にドンっと設置してありました。
手作りらしき金魚ちょうちん飾りを軒先に飾ってるお店もりました。
これはこれで可愛らしいッス。
折り紙のセットが文具屋さんで販売されてました。
いろんな色のバリエーションも。
黒、赤、白は実際の金魚でもいますが、
青い金魚はなかなか・・・浅葱がこんだけ多い個体は??
緑も翠金はこんな色じゃないし、ピンクの金魚はシルク系?
・・・などと妄想に入ってしまいました(゚Д゚;)
暑いし歩いたしで、家族も私もバテバテ。
脇道にあった白壁の喫茶店で休憩。
お庭には金魚がいましたヽ(´ー`)ノ
長男は柳井に到着直後から「きっぎょー!イッパーイ!」と
連発してましたが、本物を見るとさらにテンションが上がってました。
散策再開。
白壁の町並みにあるお土産物屋さん(本来はストーン屋さん?)。、
金魚グッズがすごく充実してました。
産地のお店でもここまでの品揃えは見たことないですね(゚Д゚;)
こんな看板を娘が発見して、大興奮してました。
というか、本当にカニが多く歩いてるんですよ!
川が近いせいでしょうかね(゚Д゚;)
甘露醤油さんは製造してる様子を見学できます。
ま、@まつやまはレトロ調というだけでは本来興味薄なんですが・・・
使わなくなった巨大樽の中に金魚を入れてました!
隣には鯉もいました。
これはちょっと私もテンションが上りました。
醤油蔵の樽に泳ぐ金魚って、雰囲気ありますよね~ヽ(´ー`)ノ
蔵の入口には水槽で金魚を飼ってらっしゃいました。
三つ尾の長い尾で、らんちゅう体型の金魚が泳いでました。
らんちゅうも居ましたが。
津軽? いや秋錦??(゚Д゚;)
金魚ちょうちんの形に似た仔を飼って、
お客さんに見せようという気持ちは伝わって来ましたヽ(´ー`)ノ
白壁エリアもこの日は歩行者オンリーなので、
子どもたちはのびのび走り回ってました。
さて、夕方6時すぎには麗都路通りと柳井川が交わるところで、
オープニングセレモニーが開かれます。
いよいよ、金魚ねぶたの登場です!
金魚ちょうちん踊りでは
「ちょうちん持って来い、ちょうちん持って来い~♪」という音頭に乗って、
女性たちが踊りを披露。
ということで後編に続きます(゚Д゚;)
夜が本番というか、キレイでしたよ~ヽ(´ー`)ノ
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