2015年8月13日、山口県柳井市で開かれた「金魚ちょうちん祭り」に3年ぶりに行ってきました。もちろん今回も家族でお出かけ。
(前回のレポートはこちら:金魚ちょうちん祭りに行った(上) )
@まつやまが住む愛媛県松山市からは柳井市はフェリーで2時間半。
ただ今回は山口県防府市まで足を伸ばしました。
私も亡き父も松山市で生まれ育ってますが、代々の墓は防府にあるんです(;・∀・)
今や縁もゆかりもない土地なので墓参は5年おきぐらいになっちゃってます。
柳井港駅から電車で1時間、防府に到着。
久々に見た防府駅前の変貌ぶりには驚きました。
鉄道は高架化、イオンが隣接してて、すごくキレイになってました。
江戸時代、長州藩と言えば中心は萩。
幕末の歴史的舞台となりましたが、実は萩城をつくる前には、
現在の防府市役場そばの築山が築城の候補地だったそうです。
(山の土質が城に向いてなくて萩になったとのこと)
その築山のふもとに我が家の墓があります。
けっこうな古さで、シキミの木が覆いかぶさるように大きくなってました。
倒れそうで心配です。
母、嫁、子ども3人と手を合わせてきました。
ふたたび電車で1時間掛けて柳井に戻り、
ようやく金魚ちょうちん祭り。
駅前のメーンストリートには、これでもか!と金魚ちょうちんが飾られています。
柳井川に架る本橋のたもとには、金魚ちょうちんのミニドームが(^^)
1尾でもユーモラスですが、集団になるとなんとも言えない可笑しみを感じます。
団体でボーッとしてるように見えるんですかねwww
少しずつ日がくれてくると、白壁の町並みは雰囲気バッチリ。
前回遊びに来た時に比べても来場客が増えている気がしましたし、
若い着物姿の女性も目立ちました。
観光客が多く通る小路(こみち)を見下ろす民家の屋根で、
ニャンコが昼寝・・・昼から夕方まで寝過ごした感じでしょうかwww
佐川醤油店の蔵では買い物もできるし見学も可。
ここには手入れされた水槽や樽の中に金魚やコイがいます。
蔵から出ると、金魚ちょうちんが点灯してました。
妖しげでキレイヽ(´ー`)ノ
祭りの主役、金魚ねぶたもライトアップ。
闇に浮かぶボーッとした表情のねぶたは、味わい深いです(笑)
夕食を摂り、メインストリートに戻ると、
ちょうど金魚ねぶたが爆走中でした。
その場で猛スピードで回ることを爆走と言うらしいのですが、
ラッセラー!ラッセラー!の掛け声とともに、
グルグルと回転する金魚ねぶたは、勇壮というよりカワイイです。
今回、一眼を持って行かなかったので写真では爆走がうまく撮れませんでした。
動画の方がいくぶんかマシなので載せてみます。
(音声ナシ)
最後の爆走が終わりきらないうちにドーン!という音が。
金魚ちょうちん祭り自体は8月1日から開かれてますが、
この日がフィナーレなので花火が打ち上がります。
(すみません、コンデジで私の腕ではこの写真が精一杯デス)
地元の人は金魚ちょうちんに見慣れているせいか、
皆さん目当ては花火のようで(笑)
約15分間の打ち上げですが大きな歓声が上がってました。
9時40分すぎの電車で柳井駅から柳井港駅まで戻ります。
金魚ちょうちんがお見送りしてくれました。
色彩豊かに、そして賑やかにお盆を彩る金魚ちょうちん祭り。
先祖を偲ぶ行事は数あれど、これほど楽しい祭りは、なかなかないのでは。
娘たちも長男も喜んでましたし、また機会があれば行きたいデス。
最後に。
私のような金魚初心者が申し上げるのも恐縮ですが・・・
祭り中、ロビーを開放してトイレなどを一般利用させてくれていた、
柳井商工会議所の1階に水槽が設置され、金魚が展示されていました。
金魚ねぶたや金魚ちょうちんのルーツと言われる津軽錦がいなかったのは仕方ないと思うのですが(笑)
背ビレが細い帆立っぽい仔や鰓が捲れた金魚も居て、多くの人に見てもらう「展示」には向いてないんじゃないかと思いました。
あと、前回遊びに来た時は、最後の爆走を終えた金魚ねぶたが、
柳井川の南側の川べりを運行(退場?)し、
その姿が花火といっしょに視界に入り、なんとも風情があったんです。
我が家の一行は、ちょっと楽しみにしてたんですが・・・
今回は金魚ねぶたの運行ルートが変更されたのか、
これが無くて、少々残念だったことを申し添えて、
簡単レポートを終わります~
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