関東金魚ツアー1日目の続きです。
午後は神奈川にお住まいの、
ある愛好家さんのお宅を訪問しましたヽ(´ー`)ノ
海が近い高級そうなお宅…
どう見ても金魚がいっぱいいる風情はありませんが…
裏のお庭に行くと…
所狭しと舟、舟、舟。
この風景を見ると、「雑誌でよく見る、らんちゅう上級者のお宅」って
イメージだったんですが。
いろーんな魚種がいましたΣ(゚Д゚)
さらにお宅の周りを歩くと…
舟、舟、水槽、舟!って感じです(^_^;)
給排水や溜水の設備もバッチリでした。
この愛好家さん、愛媛から来た闖入者に驚いたのか、
最初は口数が少なかったのですが…
お話をお伺いしながら、
金魚を見て回ると…徐々にいろんな話が飛び出して来ましてヽ(´ー`)ノ
要するに、多種多様な金魚の掛け合わせで
繁殖を試みられておられるんですね。
しかもキッチリと、「こういう金魚をつくってみたい」という
ビジョンを持たれてて。
でも、目的の金魚Xを作るには、
まずAとBを掛けあわせ、それにCを掛けて、
Aを掛け戻して…
という気が遠くなる作業が必要。
なので舟や水槽脇には、
稚魚の生まれ年と親の魚種が書かれたメモが貼られてたり。
で、そういう目でもう1回金魚を見て回ると…
変わった仔たちがいろいろ居て面白い(笑)
アレとアレを組み合わせるとこんなになるんか~!みたいな。
スッゴク丸くて体高がある○○○○○なんて出来るんだ!とか。
個々の金魚の写真はお見せできませんが…
こういう金魚の楽しみ方もあるんだ!
というのは、@まつやまとしては新鮮な発見でした。
新種の金魚ってこうやって作るんでしょうねぇ。
それに…
1つの魚種に絞って「良い金魚」を作るのも同じ技法なんじゃないかと。
親の形質を、どうやって仔に受け継がせるか…
どの特徴を選択して継がせるかの試行錯誤っていうのは、
新種開発も良い金魚づくりも共通なんじゃないかと思ったり。
珍しい金魚がいっぱい見られて楽しかったですし、
またチャンスがあればお伺いしたいです~ヽ(´ー`)ノ

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