テレビでらんちゅうやってましたね~

不定期に「初心者の主張」を綴ります(゚Д゚;)
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昨日(2010年6月2日)、
NHK BSハイビジョンで放映された
いのちドラマチック
「ランチュウ 千変万化 美を極めた金魚」
を見ました。

 
金魚を扱うテレビ番組って、見たことなかったので
すごく新鮮でした。

 
オープニングで、らんちゅうが生まれたのは
「1600年の間に、人間の欲望によってこうした姿になってきた」
とのコメントがあり、
かなり深い内容になりそうだと、
すごく期待させられました。

 
金魚の祖先は「ヂィ」というフナで、
浙江省を中心に分布してる、とか
映像を交えて解説されると分かりやすい。

 
NHKらしく学者さんのコメント引用して、
信ぴょう性も担保してましたしヽ(´ー`)ノ
選別についてもグラフィック的に
説明されていて(゚Д゚;)

 
まぁ、実映像は無理でしょうから、
それなりに工夫しつつ、頑張って踏み込んでる
感じはしました。

 
らんちゅうの石川宗家とか出てましたし、
愛好家さんの飼育の様子、
中国で作出されてる新種など、
興味深い映像が随所に。

 
らんちゅうの人工授精の映像は、
オスメスを向かい合わせで擦り合わせる方式で
「ほほー!こうするのか!」と思いましたし。

 
30分番組ですから、1つ1つのトピックスは
短い時間しかないのも仕方なく、
劇団ひとり氏にしゃべらせる時間も必要でしょうしw
(番組の最後の最後に金魚飼育してるとカミングアウトしてた)

 
DNA解析の結果や「中国らんちゅうが欧米で人気」など
今日的な話題も盛り込まれて、
さすがNHK、民放ではできない、
きめ細かい取材だったと思います。

 

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ただ…
らんちゅうについての番組というより、
内容の大半は、金魚全般についての総括番組のように
感じました(゚Д゚;)

 
それはそれで良いんですけど…
私のような素人には分かりやすかったですしね。

 
でも。
「魚は人間より遺伝子が多いから多様性がある」
ってのが番組の結論めいた「締め」になってて(゚Д゚;)

 
それなら、らんちゅうを題材に選ぶ必要が、
あったのかどうか(゚Д゚;)
ちょっと総花的すぎる内容と、
敷衍しすぎた結論に、焦点がボケちゃった印象。
もったいないと思いました。

 
取材力と映像の力はさすがNHKですから、
今後も金魚を題材にした番組を制作してくれることを
期待したいですヽ(´ー`)ノ

 

素人の餌考

冷蔵庫に必ず入っているものは? ブログネタ:冷蔵庫に必ず入っているものは? 参加中

不定期に「初心者の主張」を綴ります(゚Д゚;)
で、今日はブログネタ兼用でwww
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冷蔵庫に必ず入ってるのは…
冷凍赤虫!
毎日やってるわけではないですが、
うちの金魚は大好きなので、
ストックが減るとイライラして、
すぐ数枚、買ってしまいます。

 
某先輩は専用の冷凍庫を買ったそうですがヽ(´ー`)ノ
和金連中には解凍せずポイっ!ですが。
他はいったん水に入れて解凍してから
スポイトで水中に撒くって感じで給餌してます。

 
未解凍の赤虫は水面に浮いた状態でバラけたりするので、
琉金水槽では転覆防止のために、
少しだけ丁寧に餌やりしてる、って感じです。

 
最初は見るのも嫌がった娘たちも、
今では当たり前のように赤虫解かして給餌してますから、
慣れってのは偉大ですね(笑)

 
さて金魚の餌って何種類ぐらいあるんでしょうね?
まー、いろいろあります。

 
金魚データベース」の餌のページを見ると、
あれこれ合わせて130種類以上Σ(´∀`;)
金魚専門店のオリジナル餌までカウントすると、
さらに種類は多いでしょうし、
本来金魚用じゃない餌を使うケースまで入れると、
(鯉用、鮎用、鱒、平目…などなど)
とんでもない数になりそうです。

 
不思議なもので、専門店の方が
ホームセンターや大型ペットショップより、
餌の品揃えは少ないケースが多いと感じます。
専門店は「これに決まり!」というお勧め餌があったり、
多品種仕入れて売れなかったらロスガ出るのを嫌ったり、
メーカーさんとの大人の事情があったり、
いろいろあるのだと思いますが(笑)

 
種類が少ないから迷わずに済むんです。
ホームセンターでは
ずらーっと餌が並んでる光景、ありますよね。
いや良いんです!
品揃えが良いのは、悪いことじゃない。
でも…
初心者は何を買ったら良いか、さっぱり分からないw

 
浮くのと沈むの。
粒の大小。
柔らかいのと固いの。
太らせるのと太らないの。
消化が良いのと消化がイマイチの。
色揚げ効果があるもの。
抵抗力をつけるもの。
肉瘤を出すのと腹を太らせるの。
「エビだけ」など単一原料のもの。
植物由来の原料が入ってるかどうか。
稚魚用。
健康食品。
…まだまだありそうですが(゚Д゚;)

 
餌選びのポイントはメチャクチャ多いんですよね。
ベテランの方は「嗜好性」「機能性」など、
理解して餌を使い分けておられるようですが、
金魚を飼い始めたばかりで、
理系でもない人間にとっては
難解な方程式といっしょですわ(笑)
金魚飼育水槽セットに付いてるエサが
フレークなので、
「・・・これは初心者っぽいかな(;´Д`)」
って根拠レスに回避したり。

 
パッケージを見ても、良い事しか書いてないし、
どれを買ってもよさそうに見えてくる。
だから悩むし、最終的には「そこそこの値段」の餌を買うという、
消極的な選択しかなくなるわけです(゚Д゚;)

 
私の場合、買ったり貰ったりした餌が、
粒餌だけで10種類以上、
家にあった時期もあります(゚Д゚;)

 
はい、アホです(笑)
そんなにあっても、1種類ごとの特性なんか、
試せないですしね≧∇≦
ただ、それぐらい混乱したって話です。

 

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でまた、経験の浅い人間が惑わされるのが
ネットの情報なんですね(笑)
「●●は良い餌」という話がある一方、
「その餌は転覆しやすい」なんて情報があったりする。

 
事の真偽は別として、初心者はビビるわけですよ(゚Д゚;)
最近は使う餌をある程度絞れてきて、
無駄な買い物をあまりせずに済むようになりました。

 
少しずつ先輩や仲間に訊いて、
もしくはネットでいろんなサイトから勉強して、
どんな餌が何故良いか、少しずつ覚えて、
分けてもらったりしながら、いろいろ試し、
自分の金魚にとって、自分にとって良い餌ってのを
探してきたわけですが…

 
目的意識を持って、餌を使うようになるまで、
かなりの試行錯誤があったわけで、
それは金魚飼育者にとっても、
メーカーにとっても
幸福な状態とは言えないのではないでしょうか?

 
餌のパッケージに、「高級」とか「厳選素材」とか「天然」とか
「バランス」とか、曖昧な謳い文句が並ぶのは、
少しでも広い幅の金魚飼育者に
買ってもらおうってことなのでしょうが、
振り返ると買う側の判断材料に
あまりなってないと思うんです。

 
特徴の分からない餌が多いし、
リスクの説明もない。

 
2009年6月から犬猫のペットフードは
原料表示が義務化されていますが、
観賞魚にはそれもない。
(食用の鯉は飼料安全法の対象)

 
もちろん自主的に原料を明示している商品も多いのですが…
「各種ビタミン」とか
「天然植物」とか
曖昧な表記もあるのも事実。

 
言った者勝ちなんじゃないか、
という疑念がどうしても拭えない。
法的な規制がなくても、
パッケージに表記する原材料や成分について、
業界で統一したガイドラインを設けてほしいし、
餌の特徴(他の餌との相違点)や、その根拠などが、
もっと分かりやすくなれば良いのに…と思います。

 
そうすれば、真面目に餌を作ってるメーカーは
正しく評価されると思いますし、
私のような頭の悪い初心者が頭を悩ますことも
減るのではないかと。

 
余談ですが。
少々単価が高い餌でも、一般的に初心者が買う程度の
金魚の数であれば、数ヶ月分はありますよね。
数百円高い餌を見て「これは玄人の使う餌」って
私は思ってました(笑)

 
餌の容量に応じて「●日分」など、目安になる日数が分かれば、
初心者も納得して「良い餌」の購入を検討するのでは…と思います。