金魚の春

不定期に「初心者の主張」を綴ります(゚Д゚;)
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急に暑くなりましたね(´;ω;`)
暦上は、立夏を過ぎたから、
すでに夏なのでしょうが…
大雑把に5月までは春と区切るケースもありますので、
今はまだ春、という前提で書きます。

 
金魚を飼い始めてしばらくして、
先輩に言われたことの一つに、
「春は気をつけろよ」
というのがありました。

 
水温が安定せず、病気が増えるシーズン。
温度が変われば、水質も変化してるかもしれません。
水道水は1年を通じて、
同質の水を供給してることになってますが、
自然界の水は、2月から6月の間に急激に変化するって話も聞きます。

 
水中の微生物が爆発的に増えるから、
pHなども大きく変る川もあるようですし。
「元になる水」が変わるのだから、水道水にも微妙な変化が
あっても不思議じゃないでしょうね(゚Д゚;)

 
だからなのか。
ここ数日、いろんなサイトやブログで金魚の訃報に接します。
水温が上がることで、金魚の活性も上がりますが、
温度によっては病原菌も活性化しますから…
ちょっとした変化を見逃さないようにしていても、
手当の甲斐なく死んでしまう…

 
飼い主さんの辛い気持ちが、読んでる側にも伝わり、
自分の金魚を顧みて、
いつもより慎重に観察したりします。
私にとって、金魚と一緒に過ごす初めての春。
本当に怖い季節なんだと実感しています。

 

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一方で、春は金魚の産卵シーズン。
何腹採ったとか、なかなか採れないとか、
一喜一憂されてる方も、ネットでは見かけます。
稚魚を育ててる方のブログを読むと、
日一日と成長する様子がわかり、
こちらまでウキウキしたり。

 
不謹慎かもしれませんが、この状況って、
新しい芽が生えると、古い葉が落ちる
ユズリハのように思えます。

 
新たな生命に押し出されるように、
亡くなっていく命もある…
1尾1尾に愛情を注いで飼われてる方には
不謹慎な例えかもしれませんが、
ユズリハの葉のように、
金魚の命も繋がっているんだな、と。

 
人間が延々と紡いできた、
壮大な「種の連鎖」を思い、
改めて金魚という魚の凄みを感じる
今日この頃です。

 
…少し体調崩した金魚がいて、
相変わらず慌てふためいている自分を
落ち着かせるために書いた文章ですので
読み飛ばし推奨で(゚Д゚;)

 

金魚の「青」

不定期に「初心者の主張」を綴ります(゚Д゚;)
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最初にお断りしておきますが、
私は乱視&弱色弱です(゚Д゚;)
金魚を飼い始めてから、
自分自身が信じられなくなってきた(゚Д゚;)
というと大げさかもしれませんが…
金魚の色…
特に「青」がどーしても分からないんです。

 
青文魚って金魚がいますよね。
私が初めて見たのは、地元の金魚店。
「青?これ青かな?」
そりゃ、青と言われれば青なんですが、
グレーと言われればグレーだし(゚Д゚;)

 
横の水槽に居た茶金は…納得できたんです。
確かに茶色だ、と。
ネットで青文魚の写真を何枚か見ても、
どーしても青だとは思えなくて…

 
以下、無作為にリンクします。
http://photozou.jp/photo/properties/156430/7997665
http://www.shopping-charm.jp/(S(jfmkkd45m3nvbv55armnwc55))/ItemDetail.aspx?tid=18&catId=6015000000&itemId=47583
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/007/103/25/1/DSCF0655.jpg

 
やはり黒かグレーに見えちゃう。
いや、青文魚は良い金魚ですよ!
見事な個体は溜息が出ますし。
青文魚を批判してるわけじゃないんです。
青に見えないのは、
…自分の目がおかしいのかな、と。

 
色弱ってコンプレックスもありますし、
やはり自分の色彩感覚が、根本的におかしいのか、と
すごく悲しい気分になるんです(´;ω;`)

 
金魚の青といえば、
例えば朱文金の浅葱色なんかは、
比較的、「青色の仲間」だと思えるんです。
まぁ、薄いグレーとも思えますが、
多少は青かな、と。

 
例として無断リンク(゚Д゚;)
http://3-kingyo.jugem.jp/?eid=225

 

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あと、「青仔」って言いますよね。
稚魚を表す表現として。
針子=>青仔=>黒仔
って順で、成長に従い呼称が変わる、と。

 
この青仔の「青」も、いまひとつ青色に見えないんです。
今日も大量に稚魚を育ててらっしゃるお店に行って、
多くの青仔や黒仔を見たんですが…
茶色がかった薄いグレーに見えてしまう。

 
う~ん(゚Д゚;)
まぁ、そもそも。
「金魚」は私、まったく金色だと思えなかったですから。
語源を書いてくださってるサイトを見て、
「オレンジの体色は金に見えることがある」って表記が
あったりしても、「えーヽ(`Д´)ノ」って感じでしたから。
※金魚の語源には諸説あるそうです。

 
確かに印刷物を扱う世界では金色を表現するのは、
オレンジに近い色を使ったりしますから、
理屈では分かるんですが…
金色の金魚なんていないじゃん!って思ってました。

 
和金(小赤)を育て始めて数ヶ月後、
日の光に当たってキラっと金色に見える瞬間があって、
「おー!これか!」って思いましたもん。
「やっと中国の人と同じ色に見えたぞ!」って≧∇≦

 
金魚の色って、赤とか黒とか白が鮮やかな分、
他の色に関しては、微妙な差異で呼び分けてる
感じもありますもんね。
「緑琉金」って売ってる水槽を覗き込んでも、
そこに居るのはフツーのフナ色の金魚だったり。
「白黒琉金」って言っても、黒とグレー、
もしくは黒とシルバーに近い色だったり。

 
で、先日、ネット上で師匠から
「この青二才が!」と言われてwww
ふと気になったんです。
青二才の青ってなんだよ、と。
で、調べてみたら…
青二才の「青」は「青魚」が由来って説もありますが、
青って「未熟」って意味があるんですね。
確かに「青春」とか「ケツが青い」とか言いますもん。

 
さらにそこで初めて知ったのですが、
古代の日本では
「青」はピンクや薄い水色、灰色などの
総称だったんですね。
知らんかったです(゚Д゚;)

 
色ってそんなに厳密じゃなかったんですね。
いまでも青と緑は混同っていうか、
厳密に分けられてないですもんね。
「葉が青いうちに」とか「青々とした木々」とか。
かつて、彩度の低い色は全部「青」。
「淡い」と「青い」は通じてた、ということのようです。

 
(参考URL)
http://homepage3.nifty.com/rosetta_stone/wissenshaft/AN_2/AN_JP_color1.htm

 
そう考えると、青仔の「青」はすごく納得できます。
まだ黒仔になる前の、色が薄くて未熟な状態。
青文魚の「青」は、グレーも包含した、
広い意味での青と考えれば良いんだ、と(笑)

 
自己満足な納得の仕方ですが、
こういうこじつけ(?)な考え方をすれば、
青に見えない自分を、これ以上責めなくても良いかな、という
気分になりましたヽ(´ー`)ノ