夏だ!金魚だ!???

不定期に「初心者の主張」を綴ります(゚Д゚;)
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暑いです。
何もかもイヤになりますヽ(´ー`)ノ
…夏と言えば、金魚、なんですよね。

 
テレビのCMでも金魚を目にする機会が増える。
イベントには金魚すくいが付き物。
なぜなんでしょうね?

 
「金魚が夏の風物詩」になったのは、
浮世絵の題材に取り上げられてるように、
江戸時代からのようですが、
なぜ夏なんでしょう?

 
その年の春に生まれた仔が「売れる大きさ」に
なるのが夏、ってことなんでしょうかね?
2歳とか3歳の大きい金魚は、
金魚売りの人が人力で運ぶには大変でしょうし、
確かに今でも「大きい金魚は売れない」って
話は聞きますからね(゚Д゚;)

 
小さくて、褪色して赤くなるごろ…っていうと、
夏が「売り頃」ってことなんですかね?

 
金魚売りが街から姿を消した後にも
「金魚すくい」という「娯楽」が続き、
大正時代から紙製の「ポイ」が使われるように
なったそうです。

 
金魚すくいだと、やはり大きい金魚は
すくうのが大変でしょうから、
(鉄腕ダッシュでジャンボオランダをすくうってネタがありましたがw)
やはり「夏の当歳魚」が向いてるってことで、
「風物詩」としての金魚が続いてる…って感じでしょうか。

 
…でも…(゚Д゚;)

 

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では、金魚にとって夏は
どういう季節なんでしょう?
水温が高いから白点とか
転覆は出にくいというメリットはありそうヽ(´ー`)ノ
十分な酸素があれば、
金魚の活性が高いのは間違いないので、
観賞には向いてる、とは言えるかもです。

 
でも、水槽の水換えとかしてて、
金魚を入れたバケツに、
エアレーションを放り込んでてても、
水温が高いと、鼻上げするまでの
時間は明らかに早くなります。
水の溶存酸素量が少ないから…ですよね。

 
ベランダで飼ってる金魚も、
直射日光が当たらないよう、
気を使わなきゃいけないし(゚Д゚;)
青水が濃くなりすぎて、
ガス病とかの原因になるのも夏。

 
あ、そうそう。
エラまくれも夏のデメリットですね(–)
やはり暑い季節は移動させたりするのには、
向いてないと言えそうです。
品評会が夏場に少ないのと、
関係しているのでしょうか。

 
もちろん、他の季節にも一長一短ありそうで(゚Д゚;)
春は産卵&病気の季節。でも水温はちょうど良い。
梅雨も病気が心配。
秋はいい季節のようだけど、
水温の変動には気をつけなきゃだし、

 
冬はオフ(室内とかヒーターだとオフでもないけど)。
てなことを考えてると、
冬と梅雨以外は、金魚にとってメリットもデメリットも
ありそうですよね…

 
つまり「金魚が夏の風物詩」っていうのは、
人間側の…売る側の…
もっと言えば「大量に小赤を売る」人の都合で
成り立ってきたようにも思えます。

 
かつて金魚売りは、
夏の夕方に街を廻っていたそうです。
金魚が弱る日中をわざわざ避けてたわけで。
夏が「金魚にとっていい季節ではない」ことを
金魚売りも知っていたんでしょう。

 
でも、農家が副業でやってるならば、
秋は繁忙期だし、春では金魚が小さすぎて、
「夏しか売る時期がなかった」のかもしれません。

 
そういう意味では、
「風物詩扱い」をステロタイプだと切り捨てることは
したくないですし、伝統文化であることは
認めたいとも思うんです。

 
でも、金魚側から見て、
風物詩扱いが、果たして嬉しいことかと考えると、
けっこう迷惑してるかもしれないな…と
妄想するのは、今日も暑かったからですけどねヽ(´ー`)ノ

 

エラまくれ、という個性

不定期に「初心者の主張」を綴ります(゚Д゚;)
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先輩から稚魚数匹もらって
5月から育ててます。
日々、大きくなったり、
体型が変わったり、
体色に変化があったり、
楽しんでいます。

 
小さい金魚はやはり「カワイイ」ので、
子供らも喜んでます。
タマゴから育ててるわけではないけれど、
発見がいっぱいあって勉強になるし、
愛着が湧きます。

 
ブラインシュリンプを湧かす手間、
水を引っ張れるかどうかのシビアな判断、
どんな餌をいつから与えるかの判断、
それなりに大変ですけど、
繁殖を楽しむ金魚飼育者が多いのも、
納得…というか、ようやく魅力が分かりました。

 
ところが。
その中の、お気に入りの1尾が
エラまくれに(´;ω;`)

 
我が家では初の現象ですし、
話には聞いてたけど、「これか!」って感じ。
けっこうショックでした(゚Д゚;)

 
気をつけて観察してるつもりだったのに、
前兆もあったのに、
それがエラまくれだとは
気づかずに放置してしまってた。

 
ネットで調べてみると、
水質が悪くなってたり、
酸欠だったり、
水温が高い時に当歳がなりやすいとか…

 
遺伝説もあるんですね。
ただ…言えることは、
初期で外科的処置を施さないと、
「治る」ものじゃない、と。

 
個性として「エラまくれ状態」に
付き合う必要がある…とのこと。

 
当歳、と言える大きさには育てましたが、
まだまだこの仔の一生は始まったばかり。
「エラの中が見えまくり」の状態で、
ずっと飼うのかと思うと、
正直、ガッカリ…という気持ちは
否定できませんでした(´;ω;`)

 

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うちには傷のある仔はいっぱい居ます。
最初から背ビレの一部が折れてる仔もいれば、
尾びれが左右とも折れちゃった琉金も。
片方の胸びれに障害がある仔もいます。

 
そういうのは、今まであまり
気にならなかったというか、
「うちの金魚」だからOKだと
スルーできてました。
でも今回は少々気持ち的に引っかかりが。
「ヒレの中の赤いのが見える」ってのは、
ビジュアル的に少々キツイ…と
思ってしまった自分がいました。

 
なんとなならないものかと、
足掻いてしまい、
初めて外科的処置もしてみました。
ネットの情報を頼りに、
薄皮を切除してみましたが…
(かなりビビりました)
たぶん、エラ本体の一部が既に、めくれた状態で
硬化してしまってるように思えるので、
手遅れだろうと(´;ω;`)

 
余計に金魚に負担を掛けたかもしれません。

 
エラまくれの責任は飼い主にある、と
書いてあるサイトも見ました。
水質と酸欠が原因なら、完全にそうですよね。
責任は私にあります。

 
そうである以上、
ちゃんと育てて、ちゃんと面倒を見るのは当たり前。
自分を納得させるまでに
少し時間がかかりましたが、
外科的処置の翌日、
エサくれダンスをしてる金魚を見て、
ようやく腹が据わりました。

 
こういう事も含めて金魚飼育なんだと。
「こういう仔がいてもエエわ」と。

 
…自分の弱さを再認識させられた出来事でしたが、
これを繰り返さないようにできれば、
少しは飼育者として成長できるかもしれないと、
前向きに考えることにしますヽ(´ー`)ノ