ま~た寒くなってきましたねぇ(´;ω;`)
春が待ち遠しい今日このごろです。
見たことない金魚がずらり!リミックスさん@名古屋~岡崎その2の続きです。
2013年10月27日、@まつやまは名古屋のホテルにて起床。
名鉄に乗って(これも人生初体験)、
三河地方・・・岡崎市へと向かいました。
とはいえ、電車で30分ちょっと。
あっと言う前に車窓から岡崎城が見えました。
「家康公の生まれたところ」程度の認識かなかったのですが、
乙川の畔に立つ姿は、風情がありますね~ヽ(´ー`)ノ
岡崎城は公園なのですが、
敷地に足を踏み入れた瞬間、
@まつやま、気づきました。
「お城のどこで地金の品評会をやってるんだろ(;・∀・)」
城に行けばすぐ分かるだろうと安易な気持ちでいたのですが、
公園はけっこう広い∑(`・д・´ノ)ノ
なんとなく天守閣の方へ向いて歩いてみたものの、
「家康公生誕地」という表記とともに龍城神社が見えてきたので
寄り道して参詣したりして。
社務所の人らしき男性に品評会の場所を聞いてみたものの、
「え?!金魚??」との返事(;・∀・)
大した距離ではないものの、
結局、城を半周し賑やかにイベントが行われてる広場に出て、
観光案内所を発見。
会場がようやく分かりました。
四尾の地金保存会の品評会は、
家康公像の前で開かれました。
そこには大きな花時計があり、
花時計の周りの通路も使う形で
洗面器が並んでいました。
地金の品評会を見守っている家康公像。
こういう場所で開かれる品評会って威厳を感じますね~
ずらーと並んだ洗面器。
さぁ!本場の地金に初対面ですヽ(´ー`)ノ
既に審査が始まってました。
当歳、二歳、親魚の各部門があり、
審査は同時並行。
洗面器の中には地金がいっぱい!
審査されてる方は皆さん真剣な表情で、
当然、会員さんに声を掛けることもできず、
@まつやま、会場内をウロウロしてました(;・∀・)
(後刻、会長さんらにご挨拶させていただきましたが)
これは親魚部門の審査の様子・・・だったかな?
違ってたらすみません。
ここで順位が付いた地金から、
展示用の洗面器に移動させられていきます。
@まつやまが会場入りした時には、
親魚は既に上位が決定していました。
上位の地金の個々の写真は次回にご紹介します。
伝統を感じる看板。
品評会は正式には「特別優秀魚指定審査会」なんですね。
かつては上位魚を天然記念物として指定する会だったと聞きます。
地金・・・
昭和33年、金魚としてはもっとも早く、
愛知県の天然記念物に指定されていて、
X形の尾(四尾、孔雀尾)が最大の特長。
尾張名古屋では「六鱗」と呼ぶのに対し、
岡崎市を含む三河地方では「地金」と呼ぶんだそうです。
地金は体高に厳格な基準(2歳以上で長さ100に対し体高60)がありますし、
調色(若魚の時に鱗を剥いで色を整える)を施す点でも、
初心者にはちょっと敷居が高い金魚、という気がします。
が!
その白と赤のコントラストは本当に素晴らしいですし、
美しく開く尾は、@まつやまにとっても憧れの一つ。
寛文年間ごろに和金から選別淘汰により
確立された、という定説に従えば
歴史で見ると4代将軍・家綱のころ・・・でしょうか。
家康直系としては「最後の将軍」の治世に
生まれた金魚なんですね。
その頃から調色を含む飼育技術の体系が
連綿と続いてきた、と考えると、
本当にスゴイことですし、
上の写真の看板に控えめながらも
「芸術祭」という文字があるのもうなずけます。
会場では、@まつやまにとって、
サプライズもありました。
金魚を飼い始め、右も左も分からなかった頃、
ネットで知り合い、いろんなことを教えてくれた
諸先輩の一人・・・
Tosaさん(写真右)に3年ぶりで再会できたんですヽ(´ー`)ノ
本当に偶然の再会だったので驚きました。
魚種も数種類しか覚えてないような@まつやまに、
地金の凄さを教えてくれたのがTosaさんでした。
金魚旅を続けてると、こういう事もあるんですね~ヽ(´ー`)ノ
ちょっと涙が出そうなぐらい嬉しかったです。
品評会の流れが分からず途方に暮れかけてた
@まつやまにいろいろ教えていただき感謝!
会場でお会いしたといえば、
前日、メールで「地金の見学に行きませんか?」と
お誘いしたのが金魚のめがねのOzonoさん。
「金魚日本一大会」を目当てに、
関東から愛知まで来られてたのですが、
台風で中止になって、暇を持て余されてた(?)ところに
声を掛けさせていただきました。
素晴らしい写真をブログにアップされてます。
四尾の地金 : 金魚のめがね
Ozonoさんはプロカメラマン。
彼のブログを見ちゃったら、私の続きは読まなくてもOKです。
私の写真の下手さが強調されるので、
同じイベントの撮影は正直、辛いものがありマスwww
腰が痛くなって休み休みでしか撮影できない@まつやまですが、
Ozonoさんは会場中をキビキビ動いて撮影されてて、
さすがに違うなぁ、とため息( ´Д`)=3
さて、今回の愛知旅行。
愛媛からかなり遠い・・・と考えあぐねてた私の背中を押してくれたのが、
イノッチさん(写真左)でした。
関東のイノッチさんと四国の私が岡崎市で落ち合うという、
なかなか壮大な品評会見学となりましたが、
そもそもはイノッチさんの友人が、
地金をやられてる、という話から広がって実現したのでしたヽ(´ー`)ノ
イノッチさん、地金たちを見て、
「スゲーッス!スゲーッス!」を連発されてましたw
金魚仲間と一緒に「あーじゃね?こーじゃね?」と言いながら
品評会を見るっていうのは、
ホントに楽しいッスヽ(´ー`)ノ
会員さんはもちろん、
こんな感じで全国から見学者が来る
四尾の地金保存会の品評会ですが、
会場では地元の子どもたちが洗面器を覗き込む姿も見られました。
こうやって金魚好き、地金愛好家が
再生産されているでしょうか(^^)
伝統の重みも感じつつ、
エンジョイした@まつやま。
さて、どんな地金が居たのか・・・
次回のお楽しみに。
にほんブログ村