半冬眠という越冬方法(゚Д゚;)

もう3月も下旬ですね。
気温は不安定ですが、ぼちぼち「冬を越した」と言って良い時期かと。

で、今年の冬は屋外水槽でちょっと実験的な過ごし方をしたので、メモ代わりに書きます。
※けっしてこのやり方を推奨するわけではありません。参考までに…ってことでご了承ください。

どんな実験かと申しますと…
結果的に「設備的にはまったく普段と一緒」という越冬方法。

人によっては半冬眠って表現をされる方もおられますね。
一般的な冬眠のさせ方っていうの、保温のために舟を発泡スチロールで囲ったり、フィルター外して、フタしちゃう、って感じでしょうか。
本来、金魚は水温が下がると活動が低下しちゃうわけで。
餌も喰わないし、あまり泳がなくなる。
なので、無駄なエネルギーを消費させないためにも、養生させる意味で暗くして水流をなくし、じっとさせておく、ということなんでしょう。

なのですが。
私が住む愛媛県松山市のマンションの場合、ベランダが南向きってのもあって、水温が下がるといっても、10度を切る日は少なく、5度以下になることはほとんどありません。一冬に数回、数日なんです。
気温はもっと下がりますが…でも、最低気温は2月が一番低くて平均1.9度。氷点下になることはあまり多くないんです。

$金魚ビギナーですが、何か?

こういう状況は年に1回しかありませんでした。

ってことで、ベランダ水槽の90センチ和金水槽は上部フィルターも稼働させっぱなし。
90らんちゅう水槽で飼ってる福だるまチビのところもスポンジフィルター入れっぱなしにしました。

昨冬は和金水槽の周りを、保温シートでくるんだりしましたが、今回はナシ。
保温シートを使うと水温が1~2度は違うようですが、氷点下になったりしないのに1~2度ぐらいはイイかと(゚Д゚;)
ってことで、この冬は単純に餌と水換えを減らすだけにしてみました。

結果。
特に問題なく、むしろ冬の間、餌はよほど暖かい日中に時々やる以外は切ったにも関わらず、大きくなった金魚もいるし、全員元気にしています。

金魚ビギナーですが、何か?

冬の間に少し大きくなった三色和金ズ

和金軍団も福だるまの皆さんも、日中は大抵エサクレダンスをしてました。
寒い夜~朝は寝てるようにして、昼起きるというサイクルが出来上がったように見えました。
もちろん、餌は水温が10度以上でしか与えず、最小限度の量にし、消化に良いモノだけに限定してましたが、やると狂ったように食うことが多かったです(゚Д゚;)

水換えは水槽によって変えましたが、90センチ水槽はほとんど冬の間手付かず。
90らんちゅう水槽は半換えを月に1回ぐらい。
(糞取りは週に何回かはしました)

金魚ビギナーですが、何か?

特に福だるまズは、水温が7度ぐらいでもエサクレエサクレと動きまわってましたからねぇ…
寒いところの金魚だから(富山原産)、寒さに強んですかね。
丸い体型の割には、心配された転覆もなく、ギュンギュン泳いでますヽ(´ー`)ノ

もちろん!
春に産卵させるとか、良い金魚を仕上げるとか、+αな飼育をしたい方にとって、
「ちゃんと冬眠させない」飼い方がどうなのか、私には分かりません。

たぶん、あまり良いことではないんでしょう…(゚Д゚;

ただ、屋外飼育で冬を2回経験した結果、(寒冷地を除き)「ちゃんと冬眠」させなくても、金魚は元気だし、大丈夫だってことが分かりました。

…大丈夫だよ、ってのは先輩から教えてもらってはいたんですけどね(  ̄ー ̄)
11月下旬ごろから餌の量を減らし、設備に手を入れずに3月まで無事にこれたので、飼う方としては楽チンでした~

こういう手抜き越冬も可能ッスよ、ってことでm(__)m
屋外飼育を躊躇ってる方にとって、参考になればヽ(´ー`)ノ

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らんちゅう飼ってます!?!(゚Д゚;)

 

えー、らんちゅうも飼ってる@まつやまです。
こんばんわ(゚Д゚;)

相変わらず我が地元・愛媛県では、金魚=らんちゅうという図式が根強く、
「金魚飼ってるんですよ」というと、
8割以上の方が「らんちゅう?」と聞き返してくる感じです。

琉金を挙げる人は非常に珍しく、ごくたまに「土佐錦魚ですか?」って方も。
やはりらんちゅうは圧倒的。

愛媛は「らんちゅうドコロ」ですから、身近なんでしょうかね。

我が家の3尾のらんちゅうズは、
「そうです。らんちゅうも飼ってますよ」と
答えるとが楽だから・・・という存在意義が非常に大きいデス(笑)

さて。
我が家に来て、当初はベビーバスで飼ってたため、
「ベビーバスらんちゅう」の愛称も付いてた仔たち。
半年以上経って、多少は大きくなりました。
(もちろん、会に出てるようなモンスター級の成長ではありません)

一時期、病魚が続発した室内90センチ水槽(下段、通称・雑居房)に居ながら、
誰も病気をしなかったのはスゴイと思います。
分譲してくれた方が元気に育ててくれてたお陰です。


この写真で分かりますでしょうか?
以前、マルコ呼ばわりしてましたが、肉瘤が「ごくわずか」出てきてます。
フンタンの発達も若干ながら見られます。
たぶん、良い血筋の仔たちなんでしょう。

「らんちゅうにとって禁じ手ばかりの飼い方」でも、
それなりに成長してくれてるわけですから。
(県内の愛好家から分譲してもらった仔たちです)
ちなみに、この仔たちの環境の問題点を挙げると・・・

問題点1)
メチャクチャな混泳。
福だるま2尾、オランダ、三色和金、蝶尾と一緒に飼ってます。

問題点2)
容器がダメ。
90センチ規格水槽ですからねぇ…
水深が深すぎますわねぇ。

問題点3)
室内飼育。
日光はほとんど当たらず、蛍光灯とLED。

問題点4)
アカムシ不足。
去年から今年にかけて、アカムシの流通量が少なく、
あまり買ってなかったというのもあります。
そもそも肉瘤NGな我が家において、
私以外はアカムシを投入する家人が居ない、という問題もあります。

良いらんちゅうを創る、という点ではダメダメですが、
らんちゅうは「こんな環境でも元気に飼えますよ」という意味では、
意義深いかもしれません。

らんちゅう愛好家から見ると「ナニソレ」的な仔たちでしょうが、
楽しく飼う、というだけであれば、思ってたより丈夫でカワイイもんだな、と。

1年前は、らんちゅうが苦手だった私や家族も、
福だるまと混じって、健気にエサクレダンスをする姿を見て、
けっこう愛着が湧いてきましたヽ(´ー`)ノ

こんなんで「らんちゅう飼ってます」とは、
我ながらおこがましすぎる気もしますが・・・(゚Д゚;)
こんなダメダメな飼い方でも、それなりに楽しんでます!ということでm(__)m

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