ショワショワ~ッ
春めいてきましたね~(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
水槽にシャワシャワと浮かぶ気泡が
楽しげに見える季節。
屋外飼育にすることで、
メリットはいろいろありますが、
(もちろん、金魚を見るのは屋内が良いんですが)
エアレーション(ぶくぶく)がうるさくない、というのも
大きなポイントだと思いますヽ(´ー`)ノ
上の写真は我が家で使ってる
いただきものなのですが、
愛用させてもらってます~!
水槽がコケだらけなので、手持ち撮影です(;・∀・)
というわけで、先のエントリーの「これなーんだwww」の正解は…
予想通り、あっという間に皆さんに当てられちゃいましたが、
いぶきファンシーエアストーン河童の頭部分でしたヽ(´ー`)ノ
そう!
金魚の気持ちのkumiさんがお使いになってる、
ちょっと不気味でカワイイ(@まつやまの主観です。すみませんw)、
カッパ君の皿部分だったんですねーw
kumiさんの最新のエントリーにもカッパ君の写真は登場してます~
いぶきエアストーンといえば、
泡がメッチャ細かい
ってことで有名ですよね!
エアストーン界のトップブランドヽ(´ー`)ノ
金魚やアクアリウム業界のみならず、
水産系の生簀など活魚のエアレーションでも多く使われています。
【ビギナー版 エアレーションの泡についてヽ(´ー`)ノ】
酸素を水に取り込むことが、
金魚飼育では大切・・・というのは、
@まつやまのような素人が言うまでもありません(;・∀・)
酸欠は金魚にとって致命的ですし、
水の中のバクテリアにとっても、
酸素が多い方が良いわけで。
じゃぁ、その酸素を取り込むのには、
どーなればいいかと言うと・・・
(ちょっとネットでベンキョーしてみたんです)
▼水が空気に触れる
これがすべてと言って良いらしいのですが、
水槽のような閉じた(他から水が入らない)環境の場合、
水面の面積も限られますし・・・
▼水が流れてて空気に触れる水が常に循環してる
▼水面が揺れてる
・・・ということで、酸素が水に取り込まれやすい!
なんですって(゜o゜;
エアレーションの気泡は空気の泡(酸素の泡ではない)ですが、
これが「水の中」で、周囲の水に酸素を供給してる量は、
さほど多くないらしいんですね(;・∀・)
なので、実は水の中だけでみると、
気泡の大小はあまり大きな問題じゃないみたいデス∑( ̄□ ̄;)
(マイクロバブルとかナノバブルとかはまた別の話…)
じゃぁ、気泡は大きくてもいいのか、というと、
そうでもないようでして!(;・∀・)
エアレーションが水に酸素を含ませる仕組みは、
●泡が水面まで浮上して、水面が揺れたり、泡が弾けたりで
酸素が水に取り込まれる
●泡が水面に向かう時に周囲の水も一緒に巻き込んで、
上向きの水流を作るので、水槽の中の水が循環する
ってことらしいです。
大まかに言えば、泡で水を動かす機能と、
泡が弾ける衝撃を利用して酸素を溶けこましてる、
って感じでしょうか。
エアポンプから水槽の中に放たれる空気量が同じなら、
泡が小さい方が泡の数が増えるわけで、
水面を揺らす頻度もアップしますし、
弾ける泡が多い分だけ溶けこむ酸素も増える。
つまり、小さい泡がいっぱい出てると、
水面での酸素を水に溶かす働きは、
それだけ大きくなる、ということのようです。
細かい泡のほうが見た目が良い、ってだけでなく、
やはり効率的に酸素を水中に溶けこませてるようですね(^^)
以上、初心者のエアレーション考でした(;・∀・)
というわけで、
気泡が細かいことでは右に出るモノが居ないと言われる、
いぶきエアストーン!
本社に行ってきましたヽ(´ー`)ノ
愛知県は知多半島の常滑市。
常滑は焼き物とセントレア空港で有名ですね。
@まつやま、知多半島は初めて行きました。
でも、車を運転してる範囲では、
全然「半島感」がありませんでした。
名古屋の続き、って感じ(笑)
さて、到着すると・・・
看板を見てハテナマークが頭にいっぱい浮かびました。
p>
キング砥石株式会社・・・
砥石・・・
砥石?
エアストーンの企業さんを訪問するはずが、
砥石て・・・(;・∀・)
そうなんです。
「いぶき」は、家庭用砥石製造トップのキング砥石さんの、
エアストーン用ブランド、なんですね∑( ̄□ ̄;)
エアストーン製造で多角化を図る際、
「全力でやる。副業だと見られたくない」と
ブランド名を分けたんだそうです。
こちらは家庭用砥石。
表と裏で粗さが違う砥石。まだ貼り合わせる前の状態。
砥石を作る技術のうち、
細かい砥粒(原料のツブ)を焼き固める、という技術を
エアストーンに応用したのが「いぶきエアストーン」。
砥石ってかなりきめ細かいですもんね。
そりゃ、泡も細かくなるってもんですヽ(´ー`)ノ
もちろん砥石と違い、
エアストーンは空気が出なきゃいけませんから、
キレイに均一に出てくるようにするためには、
ストーンの中で空気が流れる「道」を作る必要があるんだそうです。
その辺のノウハウはもちろんシークレットですが。
・・・ということで、
おそらく個人ブログでは初!
いぶきエアストーンの製造現場です!
基本、撮影&見学は全面不可なのですが、
いぶきエアストーンのWEB担当・Wさんのご厚意で、
現場の一部を撮影、掲載させていただきますヽ(´ー`)ノ
扇風機で冷やし中デス。
鉄パイプに見えるかもですが、
これ全部、エアストーンです(´゚ω゚`ノ)ノ
上の写真を逆から見たところ。
これはほぼ、最終工程に近いところですね。
いろんなタイプのエアストーンが並んでます。
カッパ君の頭も中段ぐらいに見えますヽ(´ー`)ノ
高温(1200度)で焼く前の丸型エアストーンの原型。
Wさんが触ってみても良いとおっしゃるので、
触らせてもらったのですが、
かなり柔らかい!∑( ̄□ ̄;)
爪でギュッとやったら、凹むぐらいの柔らかさ。
これが焼かれると、
あんなに固く重くなるんですねぇ~∑( ̄□ ̄;)
実際、いぶきエアストーンを使ってて思うのは、
気泡の細かさもですが、
重さもありがたい特徴だと感じてまして。
ストーンだけどプラスティックの製品だと、
かんたんに水の中で動いちゃうので、
作業中、ちょっとエアチューブを引っ掛けると、
水槽から出ちゃったりしますが、
いぶきエアストーンは重いので、
設置したらドッシリと動きにくい。
これ、意外と大事なポイントですよねヽ(´ー`)ノ
こうやって並んでると、まるでお饅頭みたいですがw
次の写真を見ていただければ、
わかると思うのですが、
円筒形のタイプだけでも、
いろんなバリエーションがあります。
水産業者などからは、
特注も受け付けてらっしゃるそうです∑( ̄□ ̄;)
いっけん、ややこしそうに見えるラインナップですが、
円筒形も丸型も太さ(直径)は4種類。
18ミリ、23ミリ、30ミリ、50ミリですね。
それぞれの太さに長さが違うストーンがある、
と考えれば分かりやすいです。
こちらは完成形ヽ(´ー`)ノ
ズラーッと並んでる、いぶきエアストーン!
ここから全国に出荷され、
いろんな魚の生命を守るわけですね~
Wさんからうかがった話で、
@まつやまが度肝を抜かれたのは、
いぶきエアストーンは、
全品、いったん水につけ、
検査してから出荷してる
ってことでした(´゚ω゚`ノ)ノ
凄まじいまでのクオリティ・コントロール!
トップブランドには、トップである理由がある、と
感服いたしましたヽ(´ー`)ノ
@まつやま、訪問前の勝手な想像では、
巨大工場のオートメーションで
エアストーンが作られてると
思ってたのですが・・・
全然違いました。
むしろ、手作り!
職人のワザによって、
いぶきは作られてる。
だからこそ、専門業者や愛好家に認められ続けているんだな、
と実感しました。
時間的には短い訪問だったのですが、
Wさんには本当に丁寧に対応していただき、
@まつやまの質問攻めに耐えていただきました(笑)
この場を借りて、改めて感謝!
この春。
いぶきエアストーンをもう少し増やして、
ベランダでもっとショワワワ~!を
楽しもうと思った@まつやまでしたヽ(´ー`)ノ
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