突発!浜松金魚ツアー5 琉金いたよーヽ(´ー`)ノの続きです。
静岡県金魚品評大会から、
オランダの部の紹介をしようと思うのですが・・・
まず、少々、告知と考察を兼ねて前文をw
@まつやま、浜松の会場で金魚を見るまで、
知らなかったというか、
予想してなかったのですが、
静岡だけに、出品されてる
オランダの多くは
「中部オランダ」なんですね∑(`・д・´ノ)ノ
@まつやまは、金魚を飼い始めた直後、
ネットで知り合い、
いろいろ教えていただいてた方が
日本オランダを飼ってらっしゃった縁で、
香川県引田町で開かれている、
「日本オランダ獅子頭愛好会」の品評会に
毎年見学に行ってます。
ちなみに!
今年は第5回。
11月17日に、
引田町の讃州井筒屋敷で開かれます。
@まつやまの大好きな品評会なので、
今年も見学に行こうと計画中デスヽ(´ー`)ノ
そういうわけで、
琉金好き、丸手好き、
肉瘤が少し苦手な@まつやまですが、
以前は日本オランダを飼ってましたし、
ブログにも独立した項目として
日本オランダ獅子頭という
カテゴリーを作ってます(笑)
そんな@まつやまが見てきた
(なんて言うと、エラソウですがw)
「日本オランダ」は「四国オランダ」。
というか、引田の品評会や
愛好会の会員さんのお宅以外では
あまり日本オランダを見る機会って、
地元四国でも少ないですからね~
@まつやまの理解では、
そもそもオランダは、
江戸時代に長崎県の出島に伝来。
当時、舶来物を「オランダモノ」と呼んでたことから、
その名がつき、まずは西日本一帯に根付き、
その後、全国へ広がった、と。
近年もオランダは中国からどんどん、
日本にやってきてるため、
ニューカマーなオランダとと区別するために、
古くから日本で飼われ、
日本人の美意識に合うように改良されてきた
オランダを「日本オランダ」と呼ぶ。
日本オランダは一時、
らんちゅう愛好家も多く飼育し、
(今っぽく言えば、タンクメイト?)
各地のらんちゅう品評会にも
「オランダの部」が設けられてた。
残念ながら少しずつ飼育者が減り、
現在、血筋が維持されているのが、
四国と中部地方。
それぞれ「四国オランダ」「中部オランダ」と
呼ばれている・・・
ってことで合ってます?(;・∀・)
で、確かに引田で見るような
日本オランダ(四国オランダ)は、
ボディが長いんですヽ(´ー`)ノ
一方で、
中部オランダは長手~中寸
って定義だけは聞き齧ってましたが・・・(;・∀・)
実物を見たことがないし、
正直、「中寸のオランダ」ってのが、
どんな感じなのかピンと来てなかったんですね。
それが!
今回、初めてまとまった形で
「中部オランダ」を見ることができました!
日本オランダの愛好家の皆さんは、
「今更ナニ言ってんだ」と苦笑いでしょうけど(笑)
口上が長くなりましたが・・・
当歳の総合優勝魚。
なんとまぁ、バランスの良い仔なのでしょうヽ(´ー`)ノ
尾が立派でフンタンも発達してて、
良いオランダ!って感じですね~
親魚は長い仔もいれば、中寸の仔もいる、
って感じで、より地域性が出てる気がしました。
まずは総合優勝魚。
ド迫力デスねぇ(;・∀・)
写真はイマイチですみませんが、
ボディの太さ、尾の豪華さ、
そして迫力だけでも伝われば(;・∀・)
続いてオランダ親魚を
アトランダムに写真を載せてみます。
なんとまぁ、ド派手で立派な尾でしょう∑(`・д・´ノ)ノ
ボディがすごく太いぶんだけ、
尾が強調されて見えます。
この仔も尾がスッゴイなーと思いました。
ちょっと不謹慎な遊びですが、
尾だけ切り抜いて見てみます。
(出品者さん、見てたらすみません)
・・・これ、オランダだね!って
一発で分かる人って、すごくないですか?
私は当てる自信ありません(笑)
「蝶尾ですか?」って言いそうw
全身はこんな感じ。
スゴイですよねぇ(;・∀・)
尾だけじゃなく、頭も発達してます。
こちらも尾の派手さに驚きました∑(`・д・´ノ)ノ
ボディは少し長めですね。
頭はモッコモコ!((;゚Д゚)
この仔もド迫力!
頭だけみたら、すごく良い
らんちゅうのような(;・∀・)
写真からはみ出しちゃってますが、
尾も立派でした。
なんと!
四国オランダも出品されてました。
オープンな品評会だけに、
いろんな仔が出されるんですねー。
見た瞬間、
「アレ?この長さ、この鹿の子模様は??」
と思ったら、やはり日本オランダ獅子頭愛好会で、
有名な方の血筋を引いたオランダでした。
上の写真の「中部オランダ」たちと
比較もできましたし、遠い静岡で
四国オランダに会えて嬉しかったデスヽ(´ー`)ノ
写真掲載は以上。
もっといっぱい、きっちり写真を
撮っておけばよかったなーと
今更ながら後悔してます(´;ω;`)
今回、静岡県金魚品評大会で、
同じく中寸の東錦とともに
中部オランダを見ることができて、
嬉しかったです。
オランダは西が長くて、
中部が少し丸い。
東日本にはあまり普及しなかった。
東錦は東が長くて、
中部が丸い。
西日本にはあまり普及しなかった。
言葉(方言)と同じで、
中部エリアが境になってるのが面白くないッス?
オランダが中部地方に北上して丸くなったのと、
東錦が関東から南下して丸くなったのでは、
おそらく時期も全然違うと思うんですが、
ともに、らんちゅう愛好家が好んで飼った魚種、
という点で共通してますし・・・
中部エリアの美意識なのか、
弥富という産地が近い場所だけに、
「丸いほうが一般的に売りやすい」から、
丸手が重用されたのか・・・
いずれにせよ、
エアレーションも長距離交通機関も
あまり達してなかった時代から、
現代まで連綿と、「金魚の地域性」が
引き継がれている・・・
その一端が垣間見えたような気がしましたヽ(´ー`)ノ
あ、最後にお断りです。
今回に限らずですが、
各金魚への@まつやまの寸評は
初心者の感想ですので、
的外れや勘違いも多いかと存じます。
間違い等あれば、ご指摘いただければ幸いですし、
失礼なことを書いてしまってたら、
申し訳ありません。
素人が背伸びをして書いてる文章ですので、
平にご容赦を願います。
というわけで、浜松シリーズ、
もうちょっと続きます~
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