読むのは良いけど・・・(;´Д`)

「きっぎょー!」「いぱーい!」

うちの長男は9月で2歳。

我が家で一番金魚好きなのは彼かも。

なんせ朝から晩まで「きっぎょー!」

テレビで魚を見れば「きっぎょー!」

私の部屋のカレンダー見て「きっぎょー!」

リビングの水槽見て「きっぎょー!」

ベランダに勝手に出て「きっぎょー!」

IMGP4279

「あんぱんぱん」(注:アンパンマン)や

「ママー!」(注:母親)並みに連呼する。

 

父としてそれは喜ばしい事・・・

 

ですが、彼は最近、私の部屋の本棚から

金魚関係の本を漁って、勝手に読むようになった。

 

読むといっても写真を眺めて、

グッピーもディスカスもメダカも全部「きっぎょー!」ですが。

 

2歳足らずのガキですから、

本をめくったりするのも下手。

彼が何度も読んだ本は、あっという間にボロボロになる。

 

買ったばかりのアクアライフも、この間買ったフィッシュマガジンも。

 

折り目は付くは、放り投げられてるは、ヨダレらしき痕跡もヽ(`Д´)ノ

 

嫁は私の本が少々ボロボロになっても

全然気にしてないが、私は少々イライラしてしまう。

でも、ここは我慢なんでしょうね・・・・(´;ω;`)

 

彼が大きくなったら、これらの本の代償に、

しこたま水換えさせてやる!(笑)

 

【励みになります!クリックお願いします】
にほんブログ村 観賞魚ブログ 金魚へ
にほんブログ村

おやおや~(・∀・) 親魚ってなんて読む?

 

先日、ネットでこんな記事を見かけました。

琵琶湖-「雷神」で外来魚退治 電気ショックで失神させ 滋賀県がボート購入- 毎日jp(毎日新聞)

 

内容は、ブラックバス退治に1000ボルトの電気ショックを使うという話で…

ブラックバスは嫌われものだなぁ・・・って程度の感想だったんですが。

 

こんな表現がありました。

ターゲットは在来種を食べるブラックバス(オオクチバス)の親魚(しんぎょ)

え~!∑( ̄□ ̄;)

「しんぎょ」?

 

金魚の世界では三歳以上を「親」と言いますが、

私は「親魚」は「おやぎょ」だと思ってたので、

けっこうびっくりしました。

 

 

どっちが正しいんだろ??

まず広辞苑で調べてみたんですが、載ってませんでした。

 

ググってみたんですが・・・

両方出てくるんですよ∑( ̄□ ̄;)ナント!!

 

 

おやぎょ」は、らんちゅう用語やアロワナ用語のサイトで使われてる。

私が勝手に正解だと思ってた「おやぎょ」は、

どうもそんなに範囲が広くなさそう。

 

らんちゅうの世界で使われるのは、

なんとなく理解できます。

「当歳」「二歳」「親」の後に「魚」を付けたら、

自動的に「とうさいぎょ」「にさいぎょ」「おやぎょ」になりそう。

 

 

一方「しんぎょ」は、けっこう出てくるんです。

農林水産省のサイトでも「しんぎょ」でしたから、

正解は「しんぎょ」なんだろうか??

 

金魚や観賞魚が「おやぎょ」で、ほかは「しんぎょ」なのかな?

とか思ったら、そうでもない(;・∀・)

埼玉の金魚養魚場さんのブログでは、

親魚(しんぎょ)と養殖業者ではよびます」と明記されてる(;・∀・)

 

 

それでも、両方とも業界における市民権を得た呼び方のようなので、

我々一般の金魚飼育者の場合、

「おやぎょ」で問題なし!

一方で毎日新聞さんの記事表記「しんぎょ」も正しい。

 

 

しか~し!

 

 

・・・ここまで調べてふと思いついたんですが、

もしかして「おやうお」とか「おやざかな」ってのも

あるんでわ???(;・∀・)

 

と思って検索かけてみたら、やっぱり!

公的サイトで「おやざかな」がありました(笑)

福島県ホームページ – 組織別 – 第8回「水産種苗研究所」って、どんなところなの?

 

でも、「おやざかな」勢力は大きくはなさそうです。

すくなくともGoogleでは数例しか確認できず(;・∀・)

また、上記福島県の表記も、子供向けにルビをうつ時に、

敢えてそうしたか、もしくは間違えたか、って気がしなくもないです。

 

 

一方、金魚関係の書籍で「おやうお」を発見!

 

金魚80品種カタログ (どうぶつ出版・飼育ガイド)/どうぶつ出版
¥1,659 Amazon.co.jp

(この本では「おやうお」しんぎょ」と併記)

 

他にも日本栽培漁業協会の出している書籍にも「おやうお」とあります。

 

さらに、あの秋山吉五郎先生も「おやうお」派∑( ̄□ ̄;)

「金魚とその飼ひ方」 白木正光-秋山吉五郎 共著 大正15年 文化生活研究會 その8- 魚本探偵団

 

秋山先生がおっしゃってる以上、

少なくとも先生が作出した魚種については、

「おやうお」と呼ぶ義務がある!

・・・なんてね(笑)

 

 

まとめると・・・

まとめようもないんですが(;´Д`)

以下は勝手な私の印象です。

 

「おやぎょ」

らんちゅうや熱帯魚など愛好家レベルでの呼称。

なので、金魚飼育者はこれでOK。

 

「しんぎょ」

養魚家やお役所が使う。一部愛好家も使うが、自然界・養魚場での呼び方。

ちょっと専門的な雰囲気があるかも。

ただし、「仔魚」「死魚」(ともに、しぎょ)と聞き間違える恐れはありそう。

 

「おやうお」

愛好家も養魚場も使う。ちょっと歴史的に古い言葉っぽい。

※秋山吉五郎(初代・2代目)作出の魚種は、こう呼ぶこと!(笑)

(例:朱文金、キャリコ、秋錦、江戸錦など)

 

「おやざかな」

あまり一般的ではないかも。子供に説明する時向け?

 

 

以上、おそらく誰の役にも立たない調査終了wwww

 

【励みになります!クリックお願いします】
にほんブログ村 観賞魚ブログ 金魚へ
にほんブログ村