3・11でも感じたことですが、大災害の直後に趣味の話を楽しく書くことには抵抗があります。
ですが、被災していないエリアが過度な自粛で消費を減らしたり、気持ち的に下を向き続けたりすることも、かえって良くないのではとも思います。 「金魚ビギナーですが、何か?」は基本、オバカな金魚ブログですので、いつもの調子で筆を進めて参りますことをお許しください。
わたくし@まつやま、昨年体調を崩し(心臓その他もろもろ)、所属する媛らん会の活動も最低限、当歳飼育もせず、もちろん遠征もナシでした(T_T)
今年は少しずつ復調してきてますので(元気いっぱい!ウェーイwwwってわけではありませんが)2年ぶりに金魚遠征することに。行き先は錦蘭会!
このブログをお読みの方には説明不要かとも思いますが、錦蘭会は大阪の伝統あるらんちゅう愛好会で、その品評会は西日本大会的な規模。ネットで検索すると同じ名前の愛好会が2つ出てきます(錦蘭会と日らんの分裂は各自調査)。私が参加したのは社団法人日本らんちう協会の錦蘭会す。
錦蘭会の秋季品評大会(2019年10月13日)が近づくにつれ、台風が接近、大会が開けるのか延期になるのか数日間やきもき。というのも、今回は単独での日帰り遠征ではなく、家族を連れての大阪旅行を兼ねて行こうと計画していたからです。
(たまにこういう家族孝行をしておかないと、お父さんばかりいろいろ行って!という批判が出てくるかもしれないので・・・)
予定通りの日程で会は開かれることになって安心しましたが、運営サイドの準備はかなりハードなスケジュールになってしまったそうです。お疲れ様でした。
出発したのは午前4時。その時の天気図では、私が住む愛媛県は完全に強風圏を抜けていたものの、まだ近畿は影響がありそうな状況。東日本に大きな被害が出ているとも知らず、「さぁ、久々に大阪行くぞ!」と家族と未明からテンション高めでした。
時間調整しつつ、淡路島を抜けて大阪へ。
会場となる服部緑地公園ウォーターランドに到着したのは午前9時過ぎ。
家族が会場を見たいというので、5人でズラズラと会場入り(-_-;)
らんちゅうを入れたパッカン(布バケツ)を息子に運んでもらいました。
服部緑地公園といえば亀のウォータースライダー!
何度見ても気分が和みます(笑)
息子は広大な会場にアゲアゲで、無闇に走り回ってました。
もちろん会場準備はバッチリ。
錦蘭会は当歳と二歳部門にそれぞれ大の部と小の部があり、さらに三歳以上の親の部の計5部門で競われます。そのぶん準備は大変だと思います。
会場を見て回ったり、久しぶりにお会いする関西や徳島の愛好家の皆さんと挨拶をしたりして、まったり開会を待っていると・・・媛らん会の会長さん(写真右)が来場。
仕事がメチャクチャ忙しい会長さん、当初は不参加の予定だった(だから私が錦蘭会に行くことにした)のですが、スケジュールがたまたま空いたため緊急参戦。
こういう緊急的な動きのときのためにも、会長さんにはぜひLINEを入れてほしいです!(しつこく書いてサーセン)
関西在住の媛らん会メンバー、M宮さんも交え、うちの家族と談笑してると・・・
ここで(私の腰にとって)大事件発生!
錦蘭会のメンバーや、日らん西日本本部長の九里博公さんから
「公式カメラやって!」
と依頼が∑(*・Д・*)
台風の影響で人が来られず、いつも公式カメラマンをやっておられるM杭さんもいない、と。
錦蘭会の公式撮影なんて私の腕ではとうてい無理な話ですが、九里本部長にもM杭さんにもいつもお世話になっているので断ることもできず(T_T)
気分は、なしよりのあり(´・ω・`)
ちゃんと上から撮影して、魚の特徴が分かる品評会用写真を撮るってのは、それはそれは大変なんスよ。
しかも伝統ある錦蘭会の会報などに載る写真ですから!
ふだんは(媛らん会公式写真以外)だいたいこんな写真を撮ってますが
品評会写真はこんなカンジ
上の写真に比べ、労力は10倍(@まつやま調べ)。
そしてデブの私にとって腰への大敵なんデス。
親部門 東大関
モデルは立山啓聖さん(尾道)持ち魚。
というわけで、今回のレポートは魚の写真はほぼありません。
持てる力は親と二歳大部門の撮影に使い果たし、ブログ用は撮ってませんm(__)m
錦蘭会の公式サイトなどでご笑覧いただければ幸いです。
1尾撮影するたびに「イタタタタ」と顔をしかめ、腰を抑えながらカメラを持ち続けるデブを想像しながら見ていただくと、趣がいや増すことでありましょう。
錦蘭会に出品するには、まず本部で申し込み。
会費と出場費を払います。
受付でもらった出品数が書かれた紙と、持参した魚の写真をもって各部門の受付に魚を持っていきます。
私は今回、親と当歳の2尾を出品しました。
当歳と二歳の出品魚は大の部 or 小の部に分類されますが、その判断は錦蘭会の魚係さんらによります。「小の部に出します」とか申告することはできません。
魚は各部門の魚溜まりに入れられて団体行動。
初対面同士のらんちゅうが、なんとなく群れを作る姿は微笑ましいです。
ただ、この写真は当歳大の魚溜まりですが、どれもこれもわが家のベランダの当歳より3回りほどデカイ∑(*・Д・*)
予想通り私の出した当歳魚は小の部に。ため息をつきながら眺めました。
全参加者による記念撮影がありました。
念のためにマクロ以外のレンズも持ってきてて良かった!俺天才!
(ふだんなら金魚用は一眼デジカメにマクロレンズ。あとの風景はコンデジなので)
これまでも錦蘭会の集合写真は撮影したことがありましたが、カメラマンが撮ってる横からお邪魔する感じ。ど真ん中で撮るのは初めてなので緊張ッス。
さて審査!となるのですが、審査員も予定していた方が来られず、その場で運営幹部の人たちが担当表を見つつ、急遽の割り振り。
無事開かれた大会でしたが、やはり台風の影響は大きく、中部・東部、遠方からの参加者は少なく、いつもより手作り感が増してました(笑)
審査開始。当歳・二歳・親の3カ所で別々に審査します。
出品した部門の審査はできない決まりで、それまでは関西弁が飛び交って賑やかだった会場に緊張感が走ります。
特に出品数の多い当歳部門は審査員さんも大変で、正確さとスピードが要求されるそうです。
二歳部門の審査の様子。魚係さんが待機して、順位が決まり次第、展示スペースに並べられた順位のついた洗面器に入れていきます。
親魚の審査。
上位が決まるのがメチャクチャ早かったです。
私もここに1尾出品したので、撮影しつつドキドキでした(笑)
上位魚が洗面器に載り始めたら、私の戦いも火蓋が切られます。
さぁ、公式カメラマンとして撮影開始!
親部門 西大関
モデルは中孝男さん(大阪)持ち魚。
続きます~!