金魚観光

不定期に「初心者の主張」を綴ります(゚Д゚;)
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金魚飼育を始めてから、
少しでも多くの金魚を見るために、
地元のショップ巡りはもちろん、
貧乏人の行ける範囲で金魚ゆかりの地に
できるだけ行くようにしてます。

 
初心者がただただ、
ショップに行ったり、
養魚場を眺めたところで、
得るものは少ないかもしれませんが…
特に産地に行くと、
「こういうところで生まれ育ってる」
ってことを実感して、
自分が飼ってる金魚たちへの
愛着が一層高まる気がしてます。

 
なので旅行や出張ついでに、
奈良県大和郡山市や東京(江戸川区)、
埼玉(加須のイベントですけど)などにも
足を伸ばしてます。

 
ところが。
金魚の名産地と言われるところでも、
意外とランドマーク的な施設・店って
すぐにはネットでも見つからない。
(私が検索下手なのは棚に置いて)

 
大和郡山なら「やまと錦魚園」さんの
資料館は比較的分かりやすい。
江戸川は…堀口養魚場ですかね(゚Д゚;)
有名ですし、小売もされてるようですし。
葛飾区の水元公園には常設展示が
あるらしいですが…
どちらかと言うと、知る人ぞ知るかも。

 
埼玉も県の水産試験場では金魚の
小売をしているそうです。
熊本県長洲町の「金魚の館」は休館。

 
弥富なら…
国道1号沿いに小売店が軒を連ねてる
って情報は「探せば」得られます。

 
いろんなブログで、養魚池は
そこかしこに見られるとも書かれてます。
でも…養魚場をフェンス越しに見れて、
それで満足することはできませんし、
(中に入ってもたぶん青水で見えまえんけどねww)
どこか見学させてくれるところがないか
探してみたけど、簡単には見つからない。

 
※弥富市の民俗資料館には
22種の金魚が展示されてるそうです。
※「弥富の金魚」という施設では
無料見学可、との情報がありました。
http://www.asobou.com/place.html?id=s0000473
(大手観賞魚商社さんと同じ住所)

 
まだしも、
金魚を目当てに動く人間は、
なんとか施設を見つけることが
できるかもしれないです。
目的がハッキリしてますから。
でも、
「この辺りは金魚が名産らしいよ」
みたいな観光客的感覚では
なかなかランドマークも
見つけられないんじゃないでしょうか。

 
金魚をトレードマークにしている
自治体のサイトですら、
地域の具体的な「見どころ」を
掲載してない例がありますから。

 
例えば、高知県の旧大方町
(現・黒潮町)では、
「クジラの町」の打ち出しが
キッチリできてました。
今の黒潮町のサイトは、
その面影が薄いですけど…
合併のせいですかね?
ホエールウォッチングで有名な
大方町は、道路の看板から案内図まで、
街全体がクジラで溢れてる感じでした。
(最近行ってないので過去形)

 
大和郡山の駅に辿りついても、
「金魚マップ」すら無かったのとは、
(私が探しても見つからなかっただけかも)
大違いで、その徹底ぶりにウキウキした
記憶があります。

 

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金魚のランドマーク的施設は、
民間の厚意で成り立ってるケースもあり、
包括的なPRができないのも理解できます。

 
でも、敢えて言いますが、
金魚は観光資源としては
機能していない。
行政のバックアップが不十分。
業界団体の努力も足りてないのでは?
と感じています。
(大きなお世話で申し訳ないです)

 
確かに長洲町の「館」は
観光面の特効薬にはならなかったかも
しれませんが、休館の原因は
行政の財政難だそうですし、
「アクアマリンふくしま」みたいに、
金魚ファンが近くに行けば、
見に行きたくなるような施設もあります。

 
金魚だけで大量の観光誘致が可能かと
問われれば疑問ですが、
充分、資源になり得ると思います。
観光資源として役立てるということは、
新規の顧客開拓に繋がると思うんです。
飼ってないけど、見るのは楽しい。
見たら飼いたくなる。
――そういう人は私の身近にだっています。

 
そんな層の掘り起こしこそ、
金魚業界には必要なのではないでしょうか。
イベントも、もちろん大切ですが、
常設のランドマーク的施設の充実と
打ち出し(PR)、そして「徹底」については、
官民がもっと力を入れるべきだと思います。

 

コケは苔にあらず???

不定期に「初心者の主張」を綴ります(゚Д゚;)
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告白します。
つい最近まで、水槽に生えてる
コケを「コケ」と呼ぶのは、
慣用句的なものだと気づいてませんでした(゚Д゚;)

 
「コケとりグッズ」とか
「コケ水槽」とか、
フツーに使ってましたが、
それは生物の分類としては間違い(?)
とは夢にも思ってなかったです。

 
一般的に金魚の世界やアクアリウムで
「コケ」と呼んでるものは、
「藻(も)」なんですね。
珪藻、藍藻、スポット藻、アオミドロ…
全部「藻」(藻類)ですわヽ(`Д´)ノ

 
苔(こけ)は水槽の中には、
そうそう勝手には生えないですもん。
苔(苔類=たいるい)は、
岩肌やジメっとしたところに生えてるのが多くて、
水槽の世界ではウィローモスが有名ですよね。
こんなことは皆さんとっくに
ご存知なんでしょうね・・・

 
先日、水槽のコケは英語で「moss」じゃなくて、
「algae」って単語なんだなーと知り、
そのalgaeを翻訳サイトで英和変換すると、
「藻類」って出てきてビックリΣ(゚Д゚)
ここで初めて気づいたんです。

 
アホですよね、私(´;ω;`)
でも、日本の金魚業界などで、
藻は全部「コケ」と呼ぶかと言うと、
これもまた違うようで。
青水(グリーンウォーター)の素となる
藍藻・緑藻なども立派な「藻類」ですが、
金魚の飼育本やネットで
青水を「コケ」と呼ぶのは見たことない。
水の中を漂うアオコなどは、本家「苔」と
イメージが違いすぎるから、なんでしょうか?

 
なので、アクアリウムで「コケ」と呼んでるものは、
「水槽のガラス面やアクセサリーにへばりつく藻」
の総称ってことで宜しいのですかね(゚Д゚;)

 
自分の認識に自信がなくなってきました(゚Д゚;)
もし、これも間違ってるならご指摘願います。

 

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ややこしいと言えばややこしいですが、
岩などにへばりつく「苔」と、
水槽を覆う「藻」は、
確かに印象としては似てますから、
先人たちが大雑把に「コケ」と呼び慣わしたことは、
受け入れなきゃといけないと思います。

 
今更「藻取りグッズ」とも言えないでしょうし。

 
ただ、今は子どもにどうやって説明しようか、
と悩み中です(゚Д゚;)

 
おまけ:
このエントリー書くために、
少しネットで調べ物をして、
初めて知ったことなんですが…
モスって言葉、
苔はmoss、
蛾はmothですが、
モスバーガーのmosは
Mountain Osean Sunの略なんですってね!
改めて自分の無知を自覚したです~(´;ω;`)