コケは苔にあらず???

不定期に「初心者の主張」を綴ります(゚Д゚;)
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告白します。
つい最近まで、水槽に生えてる
コケを「コケ」と呼ぶのは、
慣用句的なものだと気づいてませんでした(゚Д゚;)

 
「コケとりグッズ」とか
「コケ水槽」とか、
フツーに使ってましたが、
それは生物の分類としては間違い(?)
とは夢にも思ってなかったです。

 
一般的に金魚の世界やアクアリウムで
「コケ」と呼んでるものは、
「藻(も)」なんですね。
珪藻、藍藻、スポット藻、アオミドロ…
全部「藻」(藻類)ですわヽ(`Д´)ノ

 
苔(こけ)は水槽の中には、
そうそう勝手には生えないですもん。
苔(苔類=たいるい)は、
岩肌やジメっとしたところに生えてるのが多くて、
水槽の世界ではウィローモスが有名ですよね。
こんなことは皆さんとっくに
ご存知なんでしょうね・・・

 
先日、水槽のコケは英語で「moss」じゃなくて、
「algae」って単語なんだなーと知り、
そのalgaeを翻訳サイトで英和変換すると、
「藻類」って出てきてビックリΣ(゚Д゚)
ここで初めて気づいたんです。

 
アホですよね、私(´;ω;`)
でも、日本の金魚業界などで、
藻は全部「コケ」と呼ぶかと言うと、
これもまた違うようで。
青水(グリーンウォーター)の素となる
藍藻・緑藻なども立派な「藻類」ですが、
金魚の飼育本やネットで
青水を「コケ」と呼ぶのは見たことない。
水の中を漂うアオコなどは、本家「苔」と
イメージが違いすぎるから、なんでしょうか?

 
なので、アクアリウムで「コケ」と呼んでるものは、
「水槽のガラス面やアクセサリーにへばりつく藻」
の総称ってことで宜しいのですかね(゚Д゚;)

 
自分の認識に自信がなくなってきました(゚Д゚;)
もし、これも間違ってるならご指摘願います。

 

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ややこしいと言えばややこしいですが、
岩などにへばりつく「苔」と、
水槽を覆う「藻」は、
確かに印象としては似てますから、
先人たちが大雑把に「コケ」と呼び慣わしたことは、
受け入れなきゃといけないと思います。

 
今更「藻取りグッズ」とも言えないでしょうし。

 
ただ、今は子どもにどうやって説明しようか、
と悩み中です(゚Д゚;)

 
おまけ:
このエントリー書くために、
少しネットで調べ物をして、
初めて知ったことなんですが…
モスって言葉、
苔はmoss、
蛾はmothですが、
モスバーガーのmosは
Mountain Osean Sunの略なんですってね!
改めて自分の無知を自覚したです~(´;ω;`)

前向きにお願いします

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「稚魚選別」を巡る
対立というか喧嘩というか論争というか…
「インターネット金魚界」の
この時期の風物詩と聞きました。

 
私は初めて見るのですが、
チラホラ見かけます。
選別には、いろんな意見があるようです。
ある方は「100人居たら100人意見が違う」と
仰ってました。

 
例えば…
①どんな事があっても殺してはいけない
②手元に置けない金魚はどこかへ譲れ
③逆に、店に持っていくぐらいなら自分で処分しろ
④良い金魚のためには選別は仕方ない
⑤むしろ積極的に選別はすべきだ

 
人間の「死刑」や堕胎に関しての
議論とは同列視できませんが、
死生観とか倫理観が関わる話ですから、
多種多様な意見があって当然。

 
真反対の意見があって、
互いに譲らないから対立を招く。
ただ、私のような初心者から見ると、
そういう論戦や対立自体が、
非常に不可思議に思えます。

 
①から⑤までそれぞれの
正当な理由があるでしょうし、
すべてに反対意見を出せる気がします。
だから他の人のやり方や考え方、
感じ方を批判したところで、
何も生まれないのではないかと。

 
特にインターネットは、
「気に入らなければ見なきゃいい」
わけですから、意見が違う人の文章は
見てみぬふりをすれば良いのに…
と思わざるをえないです。

 
けっきょく、どの立場に立とうと、
人間が金魚を作ってしまった、って「罪」からは
誰も逃れられないと思うんです。

 
食べもしない、自然に戻せない魚を
人間が何百年とかけて作った。
その間には想像もつかないほどの
大くの命が犠牲になったり、
適当に扱われたりしてるわけですから。

 
以前にも書いたですが、
金魚を楽しむ人は等しく、
「原罪」を共有していると
私は思うんです。

 
極論すれば、ですが。
親魚を殺すのと、
稚魚を殺すのと、
受精卵を流すのと、
「命を消す」という点では違いはない。
稚魚やタマゴを他の魚に食わすことだって同じ。
稚魚に食わすブラインシュリンプだって、
ミジンコだって同じ命。
自分が直接手を下してない人だって、
罪から逃れられるわけじゃない。

 
選別淘汰の苦悩を乗り越えず、
その結果だけを楽しむ方が遥かに罪深いとも言えます。
自分が「命」と思う範囲だけ、
自分が痛みを感じる範囲だけ、
敏感になれば、それが「倫理的」って
考えるのは、少々傲慢だと思ってしまう。

 
もちろん、初めて金魚に関わる人もすべて、
その原罪を自覚すべき、なんて話じゃないです。
単に可愛いから飼う、で良いと思います。
だけど、金魚に少しでも深く関わって、
「良い金魚」を求めた時点では、
自覚せざるを得ないんじゃないでしょうか。

 
原罪の自覚があれば、
他人の選別のやり方を軽々に論難したり
できないんじゃないですかね…
私はクリスチャンではありませんが、
「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、
 まず、この女に石を投げなさい」
ってことかと。

 
綺麗事でなく、
私は「良い金魚を作りたい」と
選別をする人たちの情熱に
敬意を表します。

 
心を鬼にして選別する人もいれば、
哀しみを消化できずに
選別に立ち向かい続けている人も
知ってます。

 
中には偽悪的に振舞う人もいますし、
本当に麻痺しちゃった人もゼロではないかも。

 
でも、殺したくて殺してる人なんて
いないと思います。
繁殖を金魚業界では「仔引き」と言い習わすのは、
選別淘汰が前提の「文化」として、
受け継がれてきてる証左でもあるでしょうから、
その文化を引き継いでいってほしいとも思います。
反面、選別を忌避する人たちの心優しさにも
敬意を表します。

 
そもそも卵は採らない、という
人たちも知ってますが、
それも命への一つの敬意の表し方でしょうし、
金魚の楽しみ方だと思います。

 
「生まれたら全部育てる」という
選択肢が選べるなら、素晴らしいと思います。
ただ、大量に育った金魚の
流通や頒布の規模によっては、
「良い金魚」を遺して後世に繋ぎたいと
繁殖されてる人たちの努力を阻害する恐れもあるという点は、
十分ご留意すべきなのかな、と
素人ながらに思います。

 
個人ブリーダーさんがネットで大量に、
あまり選別せず育てた金魚を販売して、
特定の魚種の価値(価格)が一気に落ちてしまう、
ってこともあるそうですから。

 
ただでさえ、育てる労力の割に値段の安い金魚。
養殖や繁殖で生計を立ててる方に迷惑にならないよう、
育てた金魚は最後まで面倒を見る覚悟で
お願いしたいものです。

 

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長々と書きましたが、
選別に対する考え方や感性は、人それぞれで、
環境も違えば、目的も違うわけで。
私のように、金魚を飼い始めたばかりで、
これからもう少しだけ深く関わってみたいと、
思ってる人間から見ると、
繁殖に対する立場の違いで、
他人を罵倒したりするシーンは、
ただただ驚くばかりで。

 
「なにこの業界(゚Д゚;)」と感じてしまうんです。

 
言葉は良くないですが、
「共犯者の内輪もめ」にしか見えないです。
選別を含む繁殖の話、もっとネットで読みたいのに、
「その話は書かない方が良い」と自制されてる
人たちは少なからずおられるようで。
とても残念です。

 
対立してる人、批判してる人、煽る人、
それに対し不快になってる人、
皆さん同じ「金魚好き」なわけですから。
立場の違いは踏まえたうえで、
それぞれの金魚の愛し方を、少しだけ尊重して、
どうしても認めたくなければスルーして(笑)
って方向になれば良いのに、と切に思います。

 
一言でいえば、
諸先輩方、できるだけ前向きにお願いします!
って、批判めいたことばかり普段書いてる
私が言っても意味ないですね(゚Д゚;)