小さいけど魅せる!当歳小の部 錦蘭会 Chapter3

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食い倒れの街、大阪!

大阪に行って毎度思うのは、食い物の美味さ。

今回、錦蘭会の昼食で配られたお弁当、
美味しかったんですよ!
特にオコワ、味が濃くてワタシ好みでした(≧∇≦)/

私はデブですが食に詳しいわけでもなく、
地元・愛媛でもそんなに食べ歩いてるわけではありませんが、
例えば東京で美味しいものに出会ったら、
「これだけ人が居れば美味い店もあるよね」と思えますし、
名古屋やお隣・高知だったら「独特な食文化だなぁ」で済ませられます(笑)
ですが大阪のコストパフォーマンスのスゴさを見せつけられると、
敗北感というか、悔しさを感じます。
「どや!安くて美味いのがホンマモンや!」
言外に言われてる気がして(被害妄想w)

 

さて、閑話休題。
当歳大でI got it! 錦蘭会 Chapter2 の続き、今回は当歳小の部をご紹介。

 

東大関

鎌田守さん(徳島)の持ち魚。
太い頭に美しく開いた尾、アシメントリーな柄、
お見事です~(∩´∀`)∩

IMGP1765

 

公式カメラマンのM杭さん提供の写真を見ると、
やはり私の写真なんかより、良さがよく分かります( ; ゚Д゚)
尾が凄いし、カシラもド迫力、それでいて可愛さを感じます。
IMG_1079
 
 

西大関

中野龍文さん(丹波)の持ち魚。
なんとも可憐でキレイですねぇ。
フンタンはモッコモコ、尾もピーン!
IMGP1786

 

この写真だと尾筒周辺のウロコが鹿の子なのが良く分かりますね(≧∇≦)/IMG_1140

 

 

立行司

高橋明麿さん(磐田)の持ち魚。
鮮烈な赤と尾の美しが印象的です。
立行司は両大関とは違う観点で優れている魚に与えられる・・・
って話を聞いたことがありますが、まさにそんな感じですね(≧∇≦)/

IMGP1794

 

M杭さん提供の写真では、尾の美しさが分かりやすいです。IMG_1086

 

 

東取締

メチャクチャ元気だった吉田健治さん(徳島)の持ち魚。
泳ぎまくるし、近寄ってくるしで、ヤンチャな感じが好感(^^)
IMGP1870

 

お腹も創り込まれてますし、フンタン、尾などの各パーツが
バランス良く発達している感じがします。IMG_1092

 

 

西取締

中川昭彦さん(西宮)の持ち魚。
きめ細かいウロコと鮮やかな赤が印象に残りました。IMGP1812

 

幅もあるし、ボディもガッチリ太いし、前掛かりのある尾もキレイです。IMG_1143

 

 

続いて媛らん会メンバーの持ち魚。

勧進元一

事務局長・アズー氏、壱等ゲットおめでとうデス!
昨年は遠征で入賞が無く、今年は気合が入ってましたもんね~
桜尾? 前掛かりがキレイですし、ウロコの木目が細かい。
今度、尾の選別について教えてくださいm(__)m 
IMGP1697-001IMG_1120

 

 

さて、ここでトラブル
錦蘭会の方が「当歳小の部、西前頭八枚目!誰の魚!?」と
何度も何度も大きな声で呼びかけたのですが、
誰も名乗りでない。
「名乗りでないなら持って帰るよ~」

ワタクシが阿波錦魚連合会の品評会でやらかした、
「自分の魚が入賞してるのに気づかない」というミスが、
ここでも発生しているようです。

IMGP1850

 

媛らん会のメンバーは、私のミスで懲りてますから、
互いの魚の写真を持って、何度も確認作業をしました。

「違うと思うんだけど・・・」
似た柄の魚を出品していた媛らん会の大型新人・Tさんが、
錦蘭会の係の人に自分の魚の写真を見せました。
念のため、って感じで。
すると・・・
この魚だ。はい、名前を札に記入して!本部に持って行って!」

というわけで、西前頭八枚目はTさんがGET!
おめでとう!でもワタシと同じミスしたね(  ̄ー ̄)ニヤニヤ

・・・と思ったのも束の間(笑)

十数分後に別の人が、自分の魚ではないかと名乗り。
慌てて再確認する錦蘭会の人。

IMGP1892

 

結論は「・・・こっちの写真の魚やな」

なんとTさんの魚ではなかったのです。
絵に描いたようなぬか喜び( ; ゚Д゚)

もちろん錦蘭会の方もTさんに丁寧に謝っておられましたし、
Tさん自身も受賞に半信半疑だっただけに、むしろホッとしてました(笑)

皆さんも人違いならぬ魚違いには気をつけてくださいね!

 

当歳小の部を見ての感想ですが・・・
写真でもお分かりいただけると思うのですが、
「小」って感じがあまりしない。
実際はやはり小さめだとしても、各パーツのバランスがきちんと取れてて、
迫力もあるし・・・むしろ太みという点では、かなりシッカリしてて。

小さいから創るのは簡単なんじゃないかとワタシみたいな初心者は
考えてしまいがちですが、
小さくてもちゃんと見栄えがするらんちゅうを創るというのは、
むしろ難しい・・・と思います。

当歳大の部とはまた違った面白さが少しだけ分かった・・・
ような気がしています(≧∇≦)/

 

続きます。

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当歳大でI got it! 錦蘭会 Chapter2

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隣の芝生は青い、ならぬ、
隣の魚は太い!
・・・品評会の溜まり「あるある」でした(≧∇≦)/

もともと英語のことわざですので、
The fish is always bigger on the ”tamari_pond” of the ranchu show.
って感じでしょうかwww
(完全にデタラメな英文です)

 

さてさて!ちょっと間が空きましたが
大阪まで行ったゾ!錦蘭会に初出陣!Chapter1 の続きです。

前回は備忘録的に錦蘭会への出品手順や会場の様子を紹介しました。
今回から入賞魚たちを紹介していきます。

錦蘭会の公式カメラマン・M杭さんから提供していただいた写真も掲載していきますので、
私の下手くそな写真だけでは伝わらない、らんちゅうの良さが見ていただけるのではないかと(≧∇≦)/

 

東大関

中川昭彦さん(西宮)の持ち魚。
きちんとお腹ができてるし、バランスが素晴らしいと思いました。
中でも尾のカタチがキレイだなぁ、と思いました。

IMGP1529

 

公式カメラマンの提供いただいた写真だと、
さらにきめ細かいウロコなんかも見ていただけます(≧∇≦)/

IMG_0758

 

 

西大関

メッチャメチャ可愛らしい仔ですねぇ(∩´∀`)∩
白勝ちで入るべきところにはキチンと赤が入ってて。
しかも頭はきっちりデキててスゴイです。
熊畑善仁さん(佐賀)の持ち魚。

IMGP1547

 

尾の張り、カタチの美しさもよく分かりますねぇ。

IMG_0829

 

 

立行司

太みもあるし、カワイイし、キレイだし。
お腹に散った赤、眉間の▲マーク(笑)も、尾の模様もステキです。
稲田初男さん(加古川)の出品魚。

IMGP1559

 

提供写真だと、さらに上品さも伝わります(≧∇≦)/

IMG_0766

 

 

東取締

私のブログや媛らん会のHPにもたびたび登場する、
徳島・藤原孝司さん(鳴門)の持ち魚。
私が過去出品したらんちゅう品評会(媛らん会、阿波錦魚連合会、日らん全国大会)では、
たいてい「藤原旋風」が巻き起こってて、常に話題の中心です。
今回の錦蘭会でも当歳~親の各部門で計7尾が優等(ベスト5)を獲得し、
「藤原台風」と化してました(笑)

う~ん、長い!そしてキレイな仔だ・・・( ; ゚Д゚)

IMGP1622

 

藤原さんは昨秋の阿波錦魚連合会の当歳大の部で、
似た印象の長手な白勝ちで優等を獲られてたなぁ・・・というのを、
提供写真を見て思い出しました。
(間違ってたらすみません)

IMG_0772-001

 

 

西取締

同じく徳島・藤原さんの持ち魚。
台風というか、ハリケーンというかwww
東取締と同じ白勝ち更紗での優等ゲット!
ですが、まったく印象の違う魚ですよね~( ; ゚Д゚)
こちらは中寸で全体的に丸っこい。
いろんなタイプの良魚を創られてる、というのが良く分かります。

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白がキレイですよね。
私が育てると、こんなキレイなシャイン・ホワイトはなかなかできないデス(ToT)

IMG_0836

 

 

ここからは、愛媛から遠征した媛らん会のメンバーの出品魚。

勧進元二

ベテラン・山下幾夫さんの持ち魚。
媛らん会旗揚げメンバーの一人で、物静かな方ですが、
秘めた闘志というか、らんちゅうへの熱意はスゴイ。
尾もボディも頭も、しっかり創られてるなぁ、と思いました。

IMGP1611

 

 

東前頭三枚目

媛らん会事務局長、アズー氏の持ち魚。
発達したフンタンといい、鮮やかな尾の開きといい、
媛らん会の会長さんの系統らしい仔だと思います。
IMGP1692

 

 

東前頭七枚目

えへへへ~≧∇≦
@まつやまの出品魚です。
あ~~ぃがでぃっと!
(I got it!)
前回書きましたように、会長さんから大会直前に分譲いただいた仔ですので、
正確には「@まつやまが運んだ魚」ぐらいのニュアンスですが(笑)
IMGP1681

 

せっかくなので上手な人が撮影してくれた写真も載せておきます(≧∇≦)/
会長さんが出場魚が多い品評会でも目に付きやすい長手の更紗で、
@まつやまにも分かりやすい(覚えやすい)魚をチョイスしてくれました。

IMG_1000-001

 

ちなみにもう1尾はドボンでした(ToT)

 

 

初出品した初心者の感想ですが・・・
錦蘭会の当歳大の部上位魚は、ボディが長い仔が多く、
柄もカタチも「見栄えの良さ」が大事なように思いました。

関東では「粋(いき)」という感覚が尊ばれてて、
いわゆる「通(つう)が見て分かる優劣」が競われてるにの対し、
関西では「誰が見ても良いもの」、
そして「可愛(かい)らしさ」が求められてる・・・ような気がしました。
誤解を恐れずに言えば、京都の宇野らんちゅうや、
かつての大阪らんちゅうの文化と似てる美意識が底に流れてる・・・のカモです。

ま、私にとっては、遠い話というか、
魚を殺さないように飼うことすらままならない状況なので、
そんな分析をしても・・・という気もしますが(笑)
実際に出品したからこそ、感じられたことだと思うので書いてみました( ; ゚Д゚)
いつかは役に立つかもしれないですしね。
(反論・突っ込み・ご指導ご鞭撻よろしくですw)

続きます。

 

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