今日は暖かいかな、と思うこと

  

昨年秋に突如ひっくり返った
玉サバ(たぶんオス)。
私は「セオレ君」と呼んでます。

もうずいぶんひっくり返ってるのですが、
こんなに悲壮感がない
転覆ってあるのかなぁ、と(゚Д゚;)

今まで@まつやまが体験した転覆症状は、
グッタリと浮いて、
腹を水面から出して、
時折ジタバタしてたりするのが
可哀想でしたが・・・

セオレ君は水槽の底に
コロンと寝転がってます。

IMGP9357

 

 

最初はもちろん驚きました。
嫁は「死んでる!」と叫びましたし、
その後も1日1回は「死んでる!」と
思う時期がありました。

私も様子を見に行くたび、
「ヲイ!生きてるよな!」と
水槽を叩きます。

※注意
@まつやまから良い子の皆さんへ
みんなは水槽を叩かないようにしましょうね!
金魚が驚いちゃいますから。

でももう、半年もこんな状態が続いてますし、
餌も食いますし、
捕まえようとすると
意外とちゃんと泳いで逃げたりしますし、
「この状態」がセオレ君にとって、
日常なんだと、納得することにしました。

 

ご覧のとおり、
背びれの一番前が
折れてるので「セオレ君」。

水槽の底にフィットするように
あらかじめ折れてたかのようです(笑) 

IMGP9455

 

 

 

 

セオレ君は水換えをして、
その後水温が上がると、
一時期だけフツーに泳げます。
なのでごくごく短い時間ですが、
「フツーに泳いでる姿」も観察できます(笑) 

IMGP9453

 

 

隣は転覆組水槽の同居人、
福だるまのエース君。
エース君は浮き転覆でしたが、
転覆状態はようやく治りつつあります。
でもまだ、少し浮き気味なので
本水槽に戻すかどうかを現在検討中です。

 

彼らがフツーに泳いでる姿を見ると、
あ、今日は暖かいんだなぁ、と感じます(笑)

 

金魚飼育2年目、
最初に琉金が転覆した時には、
「この世の終わり」ってぐらい騒いだ
@まつやま。
最近では自分の飼育技術の未熟さを
恨めしく感じるものの、
金魚が元気そうなら
(転覆しても元気な仔は元気ですからね)
慌てなくなった、という点だけは、
少しは経験を積めてるのかな、と
思ったりします。

いや、その前に飼育の腕を
もっと磨けよ、という話ではあるのですが・・・(´;ω;`)

 

あ、話はまったく変わりますが、
昨夜から少しサイトデザインを変えまして。
副作用として、iPhoneとかスマホでこのサイトを見る時、
メニューボタンを押してもらわないと、
サイドバーが出ない仕様になってます(゚Д゚;)
ご迷惑かけますが、よろしくです~

iPhone

 

 

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頭バーン!ヽ(´ー`)ノ続・この仔はなんて金魚でしょ

 

えー、今回の「金魚ビギナーですが、何か?」は
初期のスタイル・・・
読者をほぼ意識しない、
@まつやまの長文メモだとお考えください。

読む必要はまったくありませんwww

 

先日、この仔はなんて金魚でしょ(゚Д゚;)で紹介しました、
羽衣オランダ(仮)。
この仔の呼び方が良くわからない・・・と
書いたのですが。

本人は恐らく・・・

呼び方なんて好きにすれば?

IMGP9371

 

って感じだと思いますwww

 

ちょっと整理して考えてみます。
この仔は現在、日本では概ね、

  • 羽衣(はごろも。青文魚の部分褪色した状態)
  • 羽衣オランダ
  • パンダオランダ

と呼ばれている、というところまではOKだとして。
(一応、そう表記してるサイト等で画像で確認しました)

まず最初に考えねばならないのは、
この仔はオランダ獅子頭のなのか、
それとも羽衣・・・つまり、
青文魚が褪色したものなのか、ということです(笑)
はいそこ!「どうでも良い( ・∀・)」とか言わない!

 

オランダはご存知の通り、
日本においても古い魚種で
1700年代終盤から1800年代初頭にかけて、
中国からもたらされています。

一方、青文魚は、Wikipediaやその他のサイトによると、
戦後(1958年)に中国から輸入されたのが最初。
参照:セイブンギョ – Wikipedia
日本にとっては、かなり新しい魚種ですね!

もちろん、@まつやまにはDNA鑑定の能力も
巨額の調査費を使えるだけの巨万の富もありませんので、
ここは推測するしかありませんが、
常識的に考えて、
この仔は一般的に言うところの
「オランダ獅子頭」ではないでしょう!

素赤や更紗のオランダを掛け合わせて、
白と黒のツートンカラーという
組み合わせの仔が簡単に出てくるとは考えにくい。
※ただし、褪色過程では一時、あり得る・・・かな(゚Д゚;)

また、パンダオランダ×パンダオランダで
繁殖したら出てくるのは恐らく、
素赤や更紗のオランダではないだろう・・・
と思われます。

つまり「パンダオランダ」というのはあくまで愛称。
英語で青文魚を「ブルーオランダ」なんて
表現するのと同じノリだと思うことにします。

 

では一応、この仔は、
呼び方はどうあれ、
ルーツは青文魚だとします。

そこでもう一つの疑問!
前にも書きましたが、
青文魚の褪色したものだったら
単に「羽衣」でいいはずです。
わざわざ「羽衣」+「オランダ」と
呼ぶ必要があるのか、ということです(笑)
はいそこ!「飽きた・・・(;´ρ`)」とか言わない!

大抵の文献やネットでは、
青文魚が褪色して白黒になったのを「羽衣(はごろも)」、
完全に白く褪色したものは「白鳳(パイフォン)」と呼ぶ
ってことですから、単に「羽衣」だけでいいはず。
青文魚がオランダ体型なのは分かってるんだし、
わざわざ「羽衣オランダ」なんて
言わなくても良いのではないか、と(゚Д゚;)

 

ならば、逆に問おう!
青文オランダっているの?(゚Д゚;)

・・・と思ったら居るんですね~∑(`・д・´ノ)ノ
うわ~!ややこしや~(´;ω;`)
”青文オランダ” – Google 検索

青文魚は金魚関係の書籍でも、
「オランダ体型」に分類されてますし、
わざわざオランダと断らなくても、
消費者が怒ったりはしないんじゃないかと
思うんですが・・・
「白い白馬」ならぬ「白馬の馬」みたいな
表現に読めちゃう(笑)

 

そこでふと思い出したのが、
「かつて青文魚は琉金みたいに顔が尖ってた」という
先輩の話。
かれこれ前に金魚に詳しい人に
教えてもらったことがありまして。

琉金っぽい青文魚???

私は実物を見たことがないので、
その話をとんと忘れて
青文魚=オランダ体型だとばかり
思い込んでましたが、
Gyoogelさんでも、All About さんでも、
肉瘤の発達しないタイプがある、とか、
かつては肉瘤がないのが主流だったと
書かれてるんですね∑(`・д・´ノ)ノ

オリジナル(琉金体型)の青文魚の
写真を掲載されているサイトを見つけたので
勝手にリンクさせもらいます。

 

 

 

どーも、青文魚はややこしそうですね~(゚Д゚;)

いままで深く考えたことなかったのですが、
@まつやまも「羽衣オランダ」(仮)の飼い主になった以上、
おさらいしておこう、と思い、
いろんなサイトに書かれてることを要約してみます。

 

青文魚というのは、
昭和30年代、最初に日本に来たころは、
琉金に近いカタチで肉瘤はなかった。

「文魚」というのはナニかっていうと、
中国での金魚のカタチに関する分類の一種。
三尾や四尾の金魚を上から見ると、
「文」の文字に似てるからそう呼ぶそうで、
琉金や和金体型の金魚も含む総称のようです。
(中国のサイトによっては蝶尾や頂天眼も「文魚」に含まれてたりします・・・)

本場・中国では現在でも
青文魚(色の濃い墨っぽいのは藍文魚と呼び分ける)は、
肉瘤ナシで琉金っぽい体型が一般的のようです。

 

藍文魚は香港で切手にもなってます∑(`・д・´ノ)ノ
やはり肉瘤はナシ。

 

日本ではいつからかオランダ体型の
青文魚が多く輸入されるようになり、
当初は高頭青文
呼び分けられたりもしてたようです。
それが2000年代初頭には
オランダ体型の青文魚が大勢を占めるようになり、
琉金体型青文は姿を消し、
いつしか「高頭」の表記も消えてしまい、
高頭青文が「青文魚」の地位を奪った・・・

なんて書くとちょっと劇的ですが、
@まつやまの想像だと、
なーんか、なし崩し的な話のような気がしますね。

中国での「文魚」の幅はメチャクチャ広い。
獅子頭とか高頭とかは、
あくまで頭のカタチの特徴を表現するもので、
そういうプラスαな特徴があれば、
高頭◯◯と呼んで付加価値を高めるけど、
原則、ボディに関しては
みーんな「文魚」でOK、みたいなw

だから、微妙な体型の四尾の金魚も
文魚って表記になるんですねw 

 

 

中国では金魚の品種を、
血筋関係なく外形と体色で決めちゃうそうです。
「魚種名」というより、
「呼称」ですね。

なので・・・以下も想像ですが、
かつて中国サイドが輸出する時に、
肉瘤が出ようが出まいが、
「(普通鱗で)青い体色の四尾&三尾金魚」は全部、
青文魚の名称で売ったのではないかと。

肉瘤が出るタイプの仔たちでも
個体差があるし、
肉瘤が出そうな仔とそうじゃない仔を
仕分けするのも面倒。
だから、まとめて「文魚」と言えば間違いじゃない。
日本側は肉瘤があろうと無かろうと、
中国側が「青文魚です!」と言う以上、
「あ、これも青文魚なんですね(゚Д゚;)」と仕入れ、
そのまま流通させてたってことじゃないかなーと。

 

仮に。
この@まつやまの推論が正しいとすれば、
新たな疑問が浮かびます。

青文魚は日本で金魚として
認定されている品種の一つです。

故・松井圭一博士の分類には
青文魚は登場しませんから、
その後、追加された魚種ということになりますが
日本観賞魚振興事業協同組合
現在主流のオランダ体型と、
元祖の琉金体型の
どちらを「認定」したのでしょう。

もしくは両方・・・つまり体型は関係なく、
体色を認定してるんでしょうか?

だとすると、ちょっと乱暴な気も(゚Д゚;)
極端に言えばキャリコと東錦を
同じ魚種扱いしてるみたいな。
(素人の独白です。ご容赦をw)

 

 ようやく@まつやま的結論ですが・・・

はいそこ!寝ない!

羽衣うんぬんの前に、
その元になる青文魚が、
魚種としてきちんと
規程されているものなのかどうか、
それすら私には分かりませんでした(゚Д゚;)

日本における金魚の品種(魚種)は、

▽体型と体色が決まってるもの
(朱文金、コメット、キャリコ、東錦、地金魚などなど)

▽体型が決まっててカラーバリエーションがあるもの
(出目金や蝶尾、ピンポンパールなどなど)

▽体型は決まっててカラバリが微妙に別種扱い
(三色琉金とか黒らんちゅうなどなど)

 ・・・というパターンがあるように思うのですが
いずれも体型(身体的特徴)は決まってます。

しかし、青文魚や、同時期に日本に初移入された、
茶金に関しては、これらのパターンに当てはまらない。
カラー優先でボディのバリエーションが認められてる魚種、
って感じなんですね。
(少なくとも現状はそうなってるように見える)

だからいろんな呼び方が交錯して、
私のような素人は大混乱(笑)
・・・ってのが現状かと。 

 

現在お店などが
「青文オランダ」とか「羽衣オランダ」と呼んでいるのは、
青文魚に決まった型が無さそうなので
オランダ獅子頭のカラーバリエーションという意味ではなく、
青文魚のボディタイプのバリエーションを表現してる、と
考えることもできます。

※実際はもしかすると逆かもしれません。
 現在のオランダ型青文魚は、
 恐らくオリジナル琉金タイプと交配して固定し、
 わざわざ創った金魚でしょうから、
 もはやオランダ獅子頭のカラバリで
 色が固定されたモノと考えるべきで、

 本来それを青文魚と呼ぶこと自体に無理があるのかも・・・
 とも思えます。
 つまり旧来の青文魚はほぼ日本には居ない、と(゚Д゚;)

 

最後に本題である、
我が家の金魚の呼び方を考えてみますw

「羽衣」だけで良いだろうと私も思ってたのですが、
現在の日本の金魚界では、
どんな体型の金魚か分からない(笑)

正確には「高頭羽衣」と呼ぶべきでしょうが、
「コートーハゴロモ」って響きはカワイクないし、
はごろもフーズの株価(東証2831)
値上がりしたみたいだし。

消去法的ですが、
羽衣体色でオランダ体型の金魚、という意味で
やはり「羽衣オランダ」としておきます(笑)

 

以上で解決!
メデタシメデタシ!ヽ(´ー`)ノ

 

え?
お店とかでたまに見掛ける
青琉金はどういう位置付けか?

 ・・・そこは各自調査でm(__)m 

 

このアホみたいに長い、
なんのタメにもならない文章を
最後まで読んだ方、
マジでソンケーしますヽ(´ー`)ノ

 

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