エ~!?∑(`・д・´ノ)ノ 肉瘤がこんなに

タイトル読んで「@まつやま、またらんちゅうの話か」と
思った読者の方、すみません。

今日は我が家唯一のオランダ系金魚、
羽衣オランダちゃんの話です。

参照:
この仔はなんて金魚でしょ(゚Д゚;) 
頭バーン!ヽ(´ー`)ノ続・この仔はなんて金魚でしょ

IMGP9077-001

 

上の写真は今年2月に我が家に来たばかりの写真。
少しグレー掛かってるものの、ちゃんとパンダ体色。
何より目がカワイイw

我が家は家族からの要請により、
本来「肉瘤禁止」です。
最近は特例と言いつつ、らんちゅうが幅を効かせてますがwww

でも、この羽衣ちゃんは小さくてカワイイ感じだし、
黒基調の金魚が居なかったので、1尾ぐらいアクセントに・・・と、
さだとささん(サラカノさん。ブログは土佐乙音)のところから連れてきたのでした。

 

@まつやま家では、オランダ体型の仔が他にいないせいで、
琉金水槽に居たり、蝶尾たちと一緒にされたり、
定住水槽がなかったのですが、
その時々で引っ越しをさせられつつ、
半年後の今、こうなりました( ; ゚Д゚)

IMGP6880

 

 

目が!目が!。゚(゚´Д`゚)゚。 
家族がらんちゅうを容認する時も、
「目が潰れてるような肉瘤は絶対NG」とか言われてたのに、
目、埋まってます。

でも、らんちゅうで言うところの「目隠れ」というより、
目が奥に引っ込んだみたいに見える( ; ゚Д゚)
正直、カワイクないっ!(笑)

 

横から見たら、少しは凛々しい感じ・・・
普段、こういう角度から見ることが多いので
黒い部分がより濃くなって、「ヨシヨシ」とか思ってたのですが、
肉瘤の発達に最近まで気付いてなかったというか、
関心がなかったんデス(ToT)

IMGP6894

 

 

白い器に入れて、上見で撮影してみたら、
変な頭のカタチ。
これ、病気じゃないですよね( ; ゚Д゚)
ハンマーヘッドシャークみたいな肉瘤ですけど・・・

IMGP6926

 

 

全長で10センチ前後ですから、
まだそれほど大きくないのが救いですが、
これ、どんどん大きくなったら、ど~しよ~!ヽ(`Д´)ノ

実はまだ家族はこんなになっちゃったことに気付いてない(多分)。
知られたら非難ゴーゴー確定です・・・

 

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頭バーン!ヽ(´ー`)ノ続・この仔はなんて金魚でしょ

 

えー、今回の「金魚ビギナーですが、何か?」は
初期のスタイル・・・
読者をほぼ意識しない、
@まつやまの長文メモだとお考えください。

読む必要はまったくありませんwww

 

先日、この仔はなんて金魚でしょ(゚Д゚;)で紹介しました、
羽衣オランダ(仮)。
この仔の呼び方が良くわからない・・・と
書いたのですが。

本人は恐らく・・・

呼び方なんて好きにすれば?

IMGP9371

 

って感じだと思いますwww

 

ちょっと整理して考えてみます。
この仔は現在、日本では概ね、

  • 羽衣(はごろも。青文魚の部分褪色した状態)
  • 羽衣オランダ
  • パンダオランダ

と呼ばれている、というところまではOKだとして。
(一応、そう表記してるサイト等で画像で確認しました)

まず最初に考えねばならないのは、
この仔はオランダ獅子頭のなのか、
それとも羽衣・・・つまり、
青文魚が褪色したものなのか、ということです(笑)
はいそこ!「どうでも良い( ・∀・)」とか言わない!

 

オランダはご存知の通り、
日本においても古い魚種で
1700年代終盤から1800年代初頭にかけて、
中国からもたらされています。

一方、青文魚は、Wikipediaやその他のサイトによると、
戦後(1958年)に中国から輸入されたのが最初。
参照:セイブンギョ – Wikipedia
日本にとっては、かなり新しい魚種ですね!

もちろん、@まつやまにはDNA鑑定の能力も
巨額の調査費を使えるだけの巨万の富もありませんので、
ここは推測するしかありませんが、
常識的に考えて、
この仔は一般的に言うところの
「オランダ獅子頭」ではないでしょう!

素赤や更紗のオランダを掛け合わせて、
白と黒のツートンカラーという
組み合わせの仔が簡単に出てくるとは考えにくい。
※ただし、褪色過程では一時、あり得る・・・かな(゚Д゚;)

また、パンダオランダ×パンダオランダで
繁殖したら出てくるのは恐らく、
素赤や更紗のオランダではないだろう・・・
と思われます。

つまり「パンダオランダ」というのはあくまで愛称。
英語で青文魚を「ブルーオランダ」なんて
表現するのと同じノリだと思うことにします。

 

では一応、この仔は、
呼び方はどうあれ、
ルーツは青文魚だとします。

そこでもう一つの疑問!
前にも書きましたが、
青文魚の褪色したものだったら
単に「羽衣」でいいはずです。
わざわざ「羽衣」+「オランダ」と
呼ぶ必要があるのか、ということです(笑)
はいそこ!「飽きた・・・(;´ρ`)」とか言わない!

大抵の文献やネットでは、
青文魚が褪色して白黒になったのを「羽衣(はごろも)」、
完全に白く褪色したものは「白鳳(パイフォン)」と呼ぶ
ってことですから、単に「羽衣」だけでいいはず。
青文魚がオランダ体型なのは分かってるんだし、
わざわざ「羽衣オランダ」なんて
言わなくても良いのではないか、と(゚Д゚;)

 

ならば、逆に問おう!
青文オランダっているの?(゚Д゚;)

・・・と思ったら居るんですね~∑(`・д・´ノ)ノ
うわ~!ややこしや~(´;ω;`)
”青文オランダ” – Google 検索

青文魚は金魚関係の書籍でも、
「オランダ体型」に分類されてますし、
わざわざオランダと断らなくても、
消費者が怒ったりはしないんじゃないかと
思うんですが・・・
「白い白馬」ならぬ「白馬の馬」みたいな
表現に読めちゃう(笑)

 

そこでふと思い出したのが、
「かつて青文魚は琉金みたいに顔が尖ってた」という
先輩の話。
かれこれ前に金魚に詳しい人に
教えてもらったことがありまして。

琉金っぽい青文魚???

私は実物を見たことがないので、
その話をとんと忘れて
青文魚=オランダ体型だとばかり
思い込んでましたが、
Gyoogelさんでも、All About さんでも、
肉瘤の発達しないタイプがある、とか、
かつては肉瘤がないのが主流だったと
書かれてるんですね∑(`・д・´ノ)ノ

オリジナル(琉金体型)の青文魚の
写真を掲載されているサイトを見つけたので
勝手にリンクさせもらいます。

 

 

 

どーも、青文魚はややこしそうですね~(゚Д゚;)

いままで深く考えたことなかったのですが、
@まつやまも「羽衣オランダ」(仮)の飼い主になった以上、
おさらいしておこう、と思い、
いろんなサイトに書かれてることを要約してみます。

 

青文魚というのは、
昭和30年代、最初に日本に来たころは、
琉金に近いカタチで肉瘤はなかった。

「文魚」というのはナニかっていうと、
中国での金魚のカタチに関する分類の一種。
三尾や四尾の金魚を上から見ると、
「文」の文字に似てるからそう呼ぶそうで、
琉金や和金体型の金魚も含む総称のようです。
(中国のサイトによっては蝶尾や頂天眼も「文魚」に含まれてたりします・・・)

本場・中国では現在でも
青文魚(色の濃い墨っぽいのは藍文魚と呼び分ける)は、
肉瘤ナシで琉金っぽい体型が一般的のようです。

 

藍文魚は香港で切手にもなってます∑(`・д・´ノ)ノ
やはり肉瘤はナシ。

 

日本ではいつからかオランダ体型の
青文魚が多く輸入されるようになり、
当初は高頭青文
呼び分けられたりもしてたようです。
それが2000年代初頭には
オランダ体型の青文魚が大勢を占めるようになり、
琉金体型青文は姿を消し、
いつしか「高頭」の表記も消えてしまい、
高頭青文が「青文魚」の地位を奪った・・・

なんて書くとちょっと劇的ですが、
@まつやまの想像だと、
なーんか、なし崩し的な話のような気がしますね。

中国での「文魚」の幅はメチャクチャ広い。
獅子頭とか高頭とかは、
あくまで頭のカタチの特徴を表現するもので、
そういうプラスαな特徴があれば、
高頭◯◯と呼んで付加価値を高めるけど、
原則、ボディに関しては
みーんな「文魚」でOK、みたいなw

だから、微妙な体型の四尾の金魚も
文魚って表記になるんですねw 

 

 

中国では金魚の品種を、
血筋関係なく外形と体色で決めちゃうそうです。
「魚種名」というより、
「呼称」ですね。

なので・・・以下も想像ですが、
かつて中国サイドが輸出する時に、
肉瘤が出ようが出まいが、
「(普通鱗で)青い体色の四尾&三尾金魚」は全部、
青文魚の名称で売ったのではないかと。

肉瘤が出るタイプの仔たちでも
個体差があるし、
肉瘤が出そうな仔とそうじゃない仔を
仕分けするのも面倒。
だから、まとめて「文魚」と言えば間違いじゃない。
日本側は肉瘤があろうと無かろうと、
中国側が「青文魚です!」と言う以上、
「あ、これも青文魚なんですね(゚Д゚;)」と仕入れ、
そのまま流通させてたってことじゃないかなーと。

 

仮に。
この@まつやまの推論が正しいとすれば、
新たな疑問が浮かびます。

青文魚は日本で金魚として
認定されている品種の一つです。

故・松井圭一博士の分類には
青文魚は登場しませんから、
その後、追加された魚種ということになりますが
日本観賞魚振興事業協同組合
現在主流のオランダ体型と、
元祖の琉金体型の
どちらを「認定」したのでしょう。

もしくは両方・・・つまり体型は関係なく、
体色を認定してるんでしょうか?

だとすると、ちょっと乱暴な気も(゚Д゚;)
極端に言えばキャリコと東錦を
同じ魚種扱いしてるみたいな。
(素人の独白です。ご容赦をw)

 

 ようやく@まつやま的結論ですが・・・

はいそこ!寝ない!

羽衣うんぬんの前に、
その元になる青文魚が、
魚種としてきちんと
規程されているものなのかどうか、
それすら私には分かりませんでした(゚Д゚;)

日本における金魚の品種(魚種)は、

▽体型と体色が決まってるもの
(朱文金、コメット、キャリコ、東錦、地金魚などなど)

▽体型が決まっててカラーバリエーションがあるもの
(出目金や蝶尾、ピンポンパールなどなど)

▽体型は決まっててカラバリが微妙に別種扱い
(三色琉金とか黒らんちゅうなどなど)

 ・・・というパターンがあるように思うのですが
いずれも体型(身体的特徴)は決まってます。

しかし、青文魚や、同時期に日本に初移入された、
茶金に関しては、これらのパターンに当てはまらない。
カラー優先でボディのバリエーションが認められてる魚種、
って感じなんですね。
(少なくとも現状はそうなってるように見える)

だからいろんな呼び方が交錯して、
私のような素人は大混乱(笑)
・・・ってのが現状かと。 

 

現在お店などが
「青文オランダ」とか「羽衣オランダ」と呼んでいるのは、
青文魚に決まった型が無さそうなので
オランダ獅子頭のカラーバリエーションという意味ではなく、
青文魚のボディタイプのバリエーションを表現してる、と
考えることもできます。

※実際はもしかすると逆かもしれません。
 現在のオランダ型青文魚は、
 恐らくオリジナル琉金タイプと交配して固定し、
 わざわざ創った金魚でしょうから、
 もはやオランダ獅子頭のカラバリで
 色が固定されたモノと考えるべきで、

 本来それを青文魚と呼ぶこと自体に無理があるのかも・・・
 とも思えます。
 つまり旧来の青文魚はほぼ日本には居ない、と(゚Д゚;)

 

最後に本題である、
我が家の金魚の呼び方を考えてみますw

「羽衣」だけで良いだろうと私も思ってたのですが、
現在の日本の金魚界では、
どんな体型の金魚か分からない(笑)

正確には「高頭羽衣」と呼ぶべきでしょうが、
「コートーハゴロモ」って響きはカワイクないし、
はごろもフーズの株価(東証2831)
値上がりしたみたいだし。

消去法的ですが、
羽衣体色でオランダ体型の金魚、という意味で
やはり「羽衣オランダ」としておきます(笑)

 

以上で解決!
メデタシメデタシ!ヽ(´ー`)ノ

 

え?
お店とかでたまに見掛ける
青琉金はどういう位置付けか?

 ・・・そこは各自調査でm(__)m 

 

このアホみたいに長い、
なんのタメにもならない文章を
最後まで読んだ方、
マジでソンケーしますヽ(´ー`)ノ

 

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