では、皆さんご唱和ください!
1、2、3!
じょっこ~っ!!
というわけで、福島遠征レポート、
【1日目の続き】です。
(すみません、会津じょっこの話は次回ですw)
@まつやまが会津若松市で訪問したのは、
ペットショップ「TINKER BELL」。
経営者の荒井康雄さんとお会いしましたヽ(´ー`)ノ
荒井さんは新品種「会津錦」「会津福娘」「会津じょっこ」の作出者。
福島に来たからには、ぜひお会いしたかったですし、
どんな場所で、会津錦たちが生まれたか見てみたかったんです。
タクシーを降りると、荒井さんが出迎えてくださりました。
第一印象は「優しそうな人」。
実際、すごく話しやすい方でした。
お店でいろいろ話をしてるうちに盛り上がってしまい、
「そろそろ飼育場行かないと、暗くなりますよ」と
促される始末(;・∀・)
どどーん!と飼育場ヽ(´ー`)ノ
専用の小屋(というには大きい)ですね。
自作のタタキは水深がけっこうあり、
鯉でも飼えそう(というか、実際数尾いました)で、
屋外に濾過槽があるそうです。
その他、水槽や舟がありましたが、
水深はいずれも深めだったのが印象的。
この飼育場、ほとんどがご自身の手作り(´゚ω゚`ノ)ノ
・・・これが作れるなら、何やっても食べていけそうですよね(笑)
飼育場に入ると、まずお出迎えしてくれるのは、
大きめのタタキにいる、でっかい銀朱文金の大群!
この写真では伝わりにくいでしょうが、
どの仔もかなりのサイズ。
それがエサクレダンス、なんて生易しいものじゃなく、
一斉に襲い掛かってくる!
ぐらいの勢いで寄ってきます(;・∀・)
他の水槽に居た仔を掬ってもらったのですが、
サイズはこんな感じ。
というか、お見事!としか言いようがないですよね~
黒がキレイで渋い!
重厚な感じが@まつやまドストライクです!
「こんなデッカイ仔たち、どうするんですか?」と尋ねてみたら、
荒井さんは笑顔で「銀朱文は好きで飼ってるんですよ~」。
浅葱より黒がお好きなんだそうで、
メタリックなボディに漆黒が入る仔がお気に入りだそうです。
通路を挟んで向かいのタタキには・・・
いました会津錦!
やっと逢えたぜ~!
明け二歳だったかな?
まだそれほど大きくはありませんが、
これだけ多くの会津錦を見られるのは、
作出者さんのご自宅ならではですよね!
ちなみにタタキの撮影では、
偏光フィルターが大活躍でした(  ̄ー ̄)
肉眼で見るよりキレイに魚が写ってましたから。
ただ、ピントがうまく合ってなくて・・・申し訳ない(;・∀・)
タタキをぱっと見た瞬間は「玉サバ?」って感じでしたが、
けっこう長い仔もいますし、体色は桜ヽ(´ー`)ノ
会津錦は、
玉サバよりは長く!
和金よりは丸く!
というのが理想の体型だそうです。
新潟県で言われるところの、
サバ尾(少し体高がある)や、
玉サバ尾(玉サバとサバ尾の中間)の体型でしょうか。
@まつやまのレポートなんかより、
会津錦に関しては、
福島金魚のスポークスマンこと、
金魚十尾十色のnaga91010さんが
きちんとまとめてらっしゃいますので、
そちらをお読みいただくと良いと思います。
後刻、室内水槽に居た、見事な
会津錦を掬って見せてもらいました。
どうでしょう?この美しい桜!ヽ(´ー`)ノ
荒井さんは「動物全般なんでも好き」で、
子供の頃から金魚も飼ってたそうです。
高校の頃、金魚関係の本を読んでいて、
地金魚の存在を知ります。
そして、隣の県の山形には庄内金魚、
新潟には玉サバがいるのに、
福島には地金魚がいない!
ということに疑問…むしろ怒りに近い感情を持たれたようです。
金魚伝来から約500年。
500年もあったのに、
福島の人たちはなぜ地金魚を
創らなかったんだ!
と思ったんだそうです(´゚ω゚`ノ)ノ
・・・スゴイ高校生ですねー(;・∀・)
・・・というか、なんて高校生でしょう!w
荒井さんは現在に至るまで、
師匠的な人はおらず、
やはり高校時代に金魚の繁殖を
自己流で人工授精にトライ。
テレビで見たシャケの人工授精を
参考にして大失敗したり(´゚ω゚`ノ)ノ
試行錯誤のすえ、成功し、
金魚を繁殖させるのが楽しくなったころ、
自分の手で地金魚を作ろう!
と思ったそうです。
当然、というか、その試みが最初から
うまくいったわけではありませでした。
荒井さんはまず、当時は流通してなかった、
キャリコ柄の三尾和金を創って、
「会津和金」と命名。
意気揚々とペットショップに持ち込んだところ、
そのお店は、店頭ポップに「変わり金魚」とだけ表記。
・・・交雑金魚と見なされちゃったんですね(´;ω;`)
その後キャリコ和金や三色和金は、
他の地域でも作られ、流通するようになったため、
「会津和金」は幻に。
そして今から15~16年前、
「他には居ない」「子どもが見てもカワイイ」
ということを意識して創ったのが「会津錦」。
ヘラブナ体型の透明鱗金魚って、
他には居ないだろうってことが着想の原点だったそうです。
・庄内金魚
・玉サバ
・透明鱗和金
この3魚種を交配してみたところ、
いろいろな体色・体型の金魚が出てきた。
この仔たちを累代繁殖させていくと、
アルビノが多く出た世代もあったり。
「透明鱗和金にいろんな遺伝的因子が入ってて、面白い仔がいっぱい出た」
それを現在の体型・体色で固定していったのが、
会津錦、というわけですヽ(´ー`)ノ
なるほど、ヒレ…特に胸鰭が長い仔が出るのは
庄内金魚の影響なんですね(´゚ω゚`ノ)ノ
隣県の地金魚である庄内金魚や玉サバを取り入れ、
地域性を意識しつつ、
誰が見てもカワイイと思う桜の体色!
試しにネットで販売したところ好評で、
それが金魚の専門雑誌の編集長の目に留まり、
その雑誌に掲載されたこともあったそうです。
・・・ここまで書いてきて、何か足りないな、と思ったのですが、
荒井さんは玉サバの名手でもあるんです。
2009年の玉サバ品評会のグランドチャンピオン(総合優勝)ですヽ(´ー`)ノ
参考:古志の玉は静かに暮らしたい様「第3回玉サバ品評会結果報告」
金魚の新品種というと、
ちょっと眉唾なケースもあると思います。
@まつやまがこれまで見聞きしてきた範囲でも、
池にいろいろ入れてたら
交雑しちゃったから名前を付けて売ろう、
っていう「なんちゃって新魚種」もいれば、
変わった体色の金魚が出来たから、
ハネずに名前を付けてみよう…なんて、
我田引水な話もあるそうです。
でも、荒井さんは玉サバ(サバ尾)や福だるま、
庄内金魚、朱文金など、
ベーシックな魚種を見事に作り上げる技術を磨きつつ、
高校時代に抱いた「福島の地金魚を!」という夢を
追い続けている、ということなんだと思いますヽ(´ー`)ノ
室内水槽での会津錦たち。全体的に柔らかな印象がステキヽ(´ー`)ノ
次回に書く予定ですが、
荒井さんは会津福娘、会津じょっこ、という新魚種も
創られてます。
ですが、地金魚にする、という点での
本命は、この会津錦のようです。
今後は地元での普及活動にも力を入れていきたい、とのこと。
まだ、会津錦を生産しているのは荒井さんだけですし、
地元・会津でも飼育者は多くなく、
「荒井さんの金魚」という段階です。
でも、これから「会津の金魚」「福島の金魚」
そして「東北の金魚」になるのを期待したいですヽ(´ー`)ノ
つづきます~
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とっても可愛い金魚ですね!
私の様な出目コワイ肉瘤コワイ、可愛い丸手がいいけど転覆したら死んだと思っちゃう!
みたいな初心者の悩みを全て解決する様な金魚ちゃんですね。
格好いい朱文金のにも目がハートになりました!
会津じょっこ編も楽しみです。
>かにゃんさん
そうなんですよ!
荒井さんも長手で顔がシュッとした金魚が
お好みなんだそうで、
カワイクて飼いやすい魚種、って意味でも
いいかもしれませんねーヽ(´ー`)ノ
こんにちは
まっていました^^
会津錦 かわいい
地元の会津錦って素敵!
なかなか 見られないですね
続きがたのしみです 書くのお疲れ様です
まず最初の銀朱文金!w(°O°)w渋くて綺麗でスゲーっす!
本当に好きで飼い込んでるってのが魚体から伝わってきます。
会津錦はnagaさんのブログで初めて知り、私も超ツボりましたが…琉金マニアの@まつやまさんまで虜にするほど素晴らしい金魚ですね~!゚+。(*′∇`)。+゚
お店の名前のティンカーベルも…夢の国の可愛くてちょっぴりイタズラ好きな妖精と荒井さんの作出される金魚がマッチしてピッタリですよね!ヾ(=^▽^=)ノ
会津の地金誕生までの秘話も面白く、また、苦労もされたみたいだけど諦めずに、荒井さんの金魚に対する愛のパワーと地元愛から湧き出る怒りのパワーによって達成されて嬉しく思います。
そして今後、会津の地金達がもっとメジャーになって日本中に流通して欲しいなぁ…(*^▽^*)と、思う反面、手軽に入手出来ない会津地金が好きな人だけのための金魚で居てほしいとも思ってしまいます(笑)(^ロ^;
じょっこー!
こんにちは。
でけー。でかくてかっこいいです。
ああ、持ちたい。
そして錦さん、綺麗ですねえ。きれいー。きれー。
なんだかほわほわでかわいいです。
ふぐすまー!
世の中にはすごい方がいらっしゃるのものですね♪
金魚道バンザイ!(^^)!
東北の方って金魚文化すごいです!
今まで知りませんでしたよ~。
アップの会津錦、桜の花びら落としたような美しさ((((((ノ゚⊿゚)ノ
ひえ~デカイ~ ( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
金魚?鯉?
形の違いは分かりますが鯉並の大きさ
ジャンボオランダ直接見た事がないのですが、
想像の中で同じくらい大きいのでは?
愛情と経験でここまで立派に育つのですね
環境もあるのでしょうが、圧巻です。
素晴らしいってド素人なのに何か上からぽくってすいません(汗) m(_ _ )m
ハイッ!
じょっこー!
って何拍もズレてスミマセン(。-人-。)
改めまして・・・
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
会津錦ヾ(@°▽°@)ノ
ウチにいる子は
肩が上がってきてしかも
もみじ個体なのですが
とにかく丈夫でかわいいです♪
菱形を目指すコンセプトなども
ほかの品種とは違い
わくわくします!
銀朱文金もうため息しかでない
すごい子ですよね・・・
ウチの子もこんなになってほしい♪
ナガモノラバーとしては
最高の眼福です(*^▽^*)
さすがはまつやまさんのレポート、荒井さんの店の空気が伝わってきました。
私がおじゃましたのは一昨年の10月、その年は全く仔引きをしなかった(できなかった)というお話でした。
今年はさぞやすごいことになっていると思います。次回、レポートがますます待たれます。
綺麗な桜色ですねー!
「子供が見てもかわいい」
俺は子供かw
いいんです好きな桜色の金魚好きなんです
会津錦、一気に興味が出てきました
それにしてもこんなに立派で多くの金魚を間近にみると
さぞ迫力あるでしょうねー(゜∇゜)
こんな幸せ感じてみたいなー
>★fmama★さん
お待たせしました!
会津錦、いいですよね~(∩´∀`)∩
確かになかなか見られないし、
私も初めて見ました~!
続きは…ガンバリますー(;・∀・)
>トマオニさん
えへへへ~( ̄ー ̄)
トマオニさんにはツボな金魚をご紹介できたんじゃないかと、
ひそかに思ってました~
私は確かに琉金至上主義ですがw
福だるま、玉サバも好きですけん!
会津錦、特にガッチリ育った仔は、
見ごたえ十分で本当に良い金魚でしたよ!
誕生秘話…私も話をお聞きしてて、
楽しかったですもん。
地金魚化するには、
やはりもっとメジャー化してほしいですが、
地域の魚としてのポジションも
大切ですよね。
そのへんは近年、地金魚化を
目指してる人たちにとって、
大いなるジレンマなのでは、と思ってみたり。
(すみません、素人が偉そうに書いて)
>molmolさん
わはははwwww
ちゃんと「じょっこー!」と唱和いただき、
ありがとうございますw
考えてみたら、
「むすめー!」って唱和するのって、
アブナイかもですねw
いやほんと、
滞在中「ほー!」とか「おぉ!」とか「へー!」とか言いっぱなしでしたよ~
molmolさんも機会があれば、
会津若松へGO!
ふぐすまー!
魂の叫びですねぇ(笑)
>kumiさん
スゴイ人はいっぱい居ますよね~!
会津錦、スゴイですよね。
桜の季節にぴったりの金魚紹介になりましたw
>すずさん
荒井さんは、デカくするのは
「簡単ですよ」と事も無げにおっしゃってました。
技術がスゴイですよね(;・∀・)
ジャンオラは…
デッカイのになると40センチ超えちゃいますから、
比較しにくいにですけど、
次回紹介するデッカイ玉サバは、
迫力という点では負けてないですよ~
どんみすいっと!
>松風さん
わはははwww
松風さん、ご唱和いただきありがとうございました。
もみじ個体ですか!(゚д゚)!
それはまたレアな。
菱形=ヘラブナ体型が理想というのも、
なかなかスゴイですよね。
でも、荒井さんのお話を聞いてると、
基本、さば尾体型がお好きみたいで、
通じるものがあるなーと(;・∀・)
>drNさん
おぉ~!
N先生にそう言っていただけると
嬉しい限りです。
実際に行ったことがある方だけに、
私の文章とかで表現し切れてないんじゃないかという不安が、和らぎました~(∩´∀`)∩
次回レポート・・・頑張ります~
>echoさん
子どもが見てもカワイイというのは、
万人受けする、という意味ですよ~(笑)
迫力ありましたよー(;・∀・)
こういう場所に行けちゃうと、
金魚訪問旅、止められなくなっちゃうんですよねーw
こんばんはー!
荒井さんの飼育場、ほとんど手作りってスゴイですねー!
しかも魚がデカイこと!
会津錦も以前、nagaさんの記事で初めて知りましたがほんとに綺麗ですね!
まだまだ知らない種類がいて、どんどん金魚の深みにはまってしまいます(^_^;)
続き、待ってます♪
>nomunomuさん
飼育場の金魚も室内も、
「お見事!」って感じの仔がいっぱいでした。
すごい金魚がいっぱい見られて、
メッチャ楽しかったですよ~
私も知らない金魚、まだまだいっぱい居ます。
続きは…じょっこについても書きますので、
どんみすいっと!
夢をカタチに~!
有言実行~!!!
なんて、かっこいい人生を送っていらっしゃるのですか、荒井さんというお方はっ(?>?<?)
諦めない凄みが伝わってきました。
金魚ちゃん、すごい方々に支えられてるんですね~? ?????????? ??? ????感動
おぉ~!!
綺麗な桜色w(*゚o゚*)w
柔らかな色合いが素敵です(*´ェ`*)
私も生でみてみたいなぁ(*´∇`*)
飼育場ほぼ手作りってすごいですねΣ(・ω・ノ)ノ!
会津錦 と 会津和金
同じものかと思ってました・・・
はっずかしいです≧(´▽`)≦
会津錦の親魚自分が見たものより遥かに凄い個体です。
いや~参った(*_*)
これはウチの飼育環境じゃここまで作れません。
玉サバ体型の魚を作る環境だから成せる技ですね。
飼育環境だけではないのでしょうが・・・
寒さにも強い品種なので、全国に広がって欲しい金魚です。
出来る限り育成頑張って荒井さんの魚に近づけたらと思います。
次はじょっこ編凄い楽しみです。ウチの会津の品種で一番力を入れているので品種なのでめっちゃドキドキです。
福島金魚のスポークスマンとして頑張ります(笑)
>mimiさん
荒井さん、生き方も実物もカッコいいですよ~
ぜひ、荒井さんの金魚を応援してくださいヽ(´ー`)ノ
>りんさん
生で見ちゃうと、
トリコになっちゃうかもですよ~!
可憐な体色にビュンビュン泳ぐボディ!
たまらんですよ~ヽ(´ー`)ノ
>トラおさん
私なんて、会津錦、福娘、じょっこの
どれがどれだか、こんがらがった状態で
荒井さんのお宅に突撃しましたからね~(;・∀・)
我ながら初心者ってのは、怖いですよw
>naga91010さん
スポークスマン登場ですねw
じょっこ編、アップしました~ヽ(´ー`)ノ
マンゾクいただける内容かどうか
自信はありませんが(;・∀・)