らんちゅうの番付表は@まつやまにとって、謎多きシロモノなのですが、
特によく分からないのが、東西と数字の使い分け( ; ゚Д゚)
多くの場合、大関・取締・関脇・小結・前頭は東西があり、東が上。
勧進元・行司、脇行司は数字の「一、二、三」が使われます。
なぜ使い分けられてるんでしょうねぇ・・・?(・ω・ )
もともと相撲の番付表に模して作ったものですから、
東西に分かれて戦うわけでもない主催者(勧進元)、行司などが
数字で表記されるのは分かるのですが。
(勧進元は主催者として相撲の番付に記載されてた時代があったみたいです)
でも、そのリクツでいけば取締(運営者)が東西なのはナゼ?(笑)
いくつかサイトを巡って過去のらんちゅうの番付表を見てみると、
勧進元や脇行司が東西で表記されてるケースも散見されました。
どうもその辺は会によってバラバラみたいですね。
で、錦蘭会はというと、紙で配られた番付表は
勧進元一、勧進元二となってたのに対し、
二歳魚の番付板は東西って表記でした∑(`・д・´ノ)ノ
なぜこうなってるのか事情を聞きそびれましたが、
歴史ある会だからこそ・・・なんでしょうか?( ; ゚Д゚)
小さいけど魅せる!当歳小の部 錦蘭会 Chapter3 の続き、
今回は二歳魚を一気に紹介していきます。
錦蘭会の二歳部門には、なんと大と小の2部門があります。
@まつやま、初めて見ましたし、会場に行くまで知りませんでした。
参加しようとする品評会のレギュレーションぐらいは事前に調べないといけないですね(;・∀・)
東大関
小の部とは思えない迫力。
確かにドーンとした大きさはありませんが、
筋肉質なボディに立派な頭と尾。
井ヶ田芳郎さん(奈良)の持ち魚です。
錦蘭会公式カメラマン・M杭さん提供の写真です。
フンタンの両サイドにチョコッと白が入っているのが分かります。
胸鰭の柄とあいまって、なんともセクシーですv( ̄Д ̄)v
西大関
太っい尾筒、華やかに開いた尾、長いボディ・・・
スゴイですねぇ(;・∀・)
これも徳島・藤原孝司さん(鳴門)の持ち魚。
さすが、としか言いようがありません。
長いけど、十分に腹がついてるので均整が取れてるのが見て取れます。
立行司
村上勉さん(姫路)の持ち魚。
私が撮影した写真には、大半に眼が映ってて。
洗面器の中からこちらを窺ってる感じがなんともカワイイっす(∩´∀`)∩
可愛がって育てたのが色艶にも出てる気がします。
迫力のある上見。腹が十分についてますね~
カシラのカタチもキレイですね~。
東取締
徳島の泰地正一さん(小松島)の持ち魚。
私のような素人が言うのは気が引けますが、
きっちり創り込んでる感じが出てると思います。
提供写真で見ると、尾の前掛かりがキレイv( ̄Д ̄)v
全体的にバランスが取れてますねぇ・・・
西取締
またまたまたまた藤原孝司さん(鳴門)のらんちゅう。
西大関の仔とはまた雰囲気が違いますねぇ。
思いっきり頭がついてますし、尾もド派手!
こちらの写真で見ると、長さが際立ってて、尾の開きの美しさが分かります。
東大関
親魚と遜色ない迫力が大の部では感じられますが、
やはりまだ若いのでかわいらしさも同居しているのがこの部門の魅力ではないかと思います。
そういう意味では東大関のこの仔は、まさに迫力と可愛さを兼ね備えてます。
またまた藤原孝司さん(鳴門)の持ち魚です。
長いボディに迫力のある各パーツが揃ってます。
が、なんといってもこの仔はすごく人懐っこくて、人の居る方へ居る方へと泳ぎまくってた印象が強いです。
提供写真でも、迫力と可愛さが感じられます。
もともと長いボディをきっちり太くされたのが見てとれます。
西大関
迫力満点の河原文男さん(神戸)のらんちゅう。
どのパーツを見ても力強い!って印象です。
この仔もよく泳いでましたねぇ。
提供写真を見ると、イタズラに太いだけでなく、全体のバランスが良いことが分かります。
立行司
山口公好さん(徳島)の持ち魚が立行司ゲット!
徳島勢、強し!ですねぇ(;・∀・)
山口さんは媛らん会の昨年(2014年秋)の品評会、当歳の部で1位を獲られてます。
ナニモカモ太いのに、すごくキレイに泳ぐ印象の仔です。
フンタンがモッコモコで迫力十分の頭、
尾の形もきれいですし、木目の細かい鱗が特徴的です。
東取締
媛らん会にも参戦していただいている松宮和博さん(川西)の持ち魚。
このフンタン、木目の細かい鱗・・・
そうなんです!我らが媛らん会の会長さんが当歳まで育てた仔なんだそうです。
それを松宮さんが引き継いで、二歳でここまでしっかり育てられたんですねv( ̄Д ̄)v
迫力と上品さが同居したような雰囲気がよく分かる写真です。
西取締
申し訳ないのですが、西取締は@まつやまの写真は掲載ナシです。
撮影に大失敗してました(ToT)
M杭さん提供写真でお楽しみください。
こちらも藤原孝司さん(鳴門)の持ち魚。
もうパソコンが「ふじわら」と打つと「藤原孝司」と先読み変換するようになりましたよ(笑)
デッカイけど眼がチョコンと赤くてカワイイって印象の仔です。
赤いパーツを上からカシャーン!とはめ込んだような柄(笑)
でも、尾はキレイですし太みもバッチリです。
続いて媛らん会メンバーの持ち魚。
西関脇
ベテラン・山下幾夫さん(松山)、さすがの創りです。
肉瘤の付き方は、まさに媛らん会の会長さんの系統っぽいデス(´∀`)
ふだん物静かな山下さんが、珍しくちょっと興奮されてるようにお見受けしました。
改めておめでとうございます(∩´∀`)∩
東前頭八枚目
こちらも山下さんの持ち魚。
下向きの写真で申し訳ないのですが、エサを求めてるのか、
こちらへこちらへ泳いでくるのでこんなアングルの写真ばかりでした(笑)
この仔もボディはドーンと長くて尾とカシラが立派でした。
二歳にも小の部がある、というのはやはり特徴的ですし、
それだけ参加魚が多いという証左でもあると思います。
当歳の大の部レポートで書きましたが、
やはり関西の金魚文化の影響もあり、
「大きい」ということだけに主眼が置かれないよう、
小さくても良い魚を評価する場として二歳小の部が創られ、続いてるんじゃないかと。
個人的な好みとしては大の部に出てる長手のらんちゅうがカッコイイと感じますが、
いつか小の部でも評価されるような可愛いけどシッカリした創りの仔を育てられたら楽しいだろうな、と思いました。
続きます。
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