当歳大でI got it! 錦蘭会 Chapter2

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隣の芝生は青い、ならぬ、
隣の魚は太い!
・・・品評会の溜まり「あるある」でした(≧∇≦)/

もともと英語のことわざですので、
The fish is always bigger on the ”tamari_pond” of the ranchu show.
って感じでしょうかwww
(完全にデタラメな英文です)

 

さてさて!ちょっと間が空きましたが
大阪まで行ったゾ!錦蘭会に初出陣!Chapter1 の続きです。

前回は備忘録的に錦蘭会への出品手順や会場の様子を紹介しました。
今回から入賞魚たちを紹介していきます。

錦蘭会の公式カメラマン・M杭さんから提供していただいた写真も掲載していきますので、
私の下手くそな写真だけでは伝わらない、らんちゅうの良さが見ていただけるのではないかと(≧∇≦)/

 

東大関

中川昭彦さん(西宮)の持ち魚。
きちんとお腹ができてるし、バランスが素晴らしいと思いました。
中でも尾のカタチがキレイだなぁ、と思いました。

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公式カメラマンの提供いただいた写真だと、
さらにきめ細かいウロコなんかも見ていただけます(≧∇≦)/

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西大関

メッチャメチャ可愛らしい仔ですねぇ(∩´∀`)∩
白勝ちで入るべきところにはキチンと赤が入ってて。
しかも頭はきっちりデキててスゴイです。
熊畑善仁さん(佐賀)の持ち魚。

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尾の張り、カタチの美しさもよく分かりますねぇ。

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立行司

太みもあるし、カワイイし、キレイだし。
お腹に散った赤、眉間の▲マーク(笑)も、尾の模様もステキです。
稲田初男さん(加古川)の出品魚。

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提供写真だと、さらに上品さも伝わります(≧∇≦)/

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東取締

私のブログや媛らん会のHPにもたびたび登場する、
徳島・藤原孝司さん(鳴門)の持ち魚。
私が過去出品したらんちゅう品評会(媛らん会、阿波錦魚連合会、日らん全国大会)では、
たいてい「藤原旋風」が巻き起こってて、常に話題の中心です。
今回の錦蘭会でも当歳~親の各部門で計7尾が優等(ベスト5)を獲得し、
「藤原台風」と化してました(笑)

う~ん、長い!そしてキレイな仔だ・・・( ; ゚Д゚)

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藤原さんは昨秋の阿波錦魚連合会の当歳大の部で、
似た印象の長手な白勝ちで優等を獲られてたなぁ・・・というのを、
提供写真を見て思い出しました。
(間違ってたらすみません)

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西取締

同じく徳島・藤原さんの持ち魚。
台風というか、ハリケーンというかwww
東取締と同じ白勝ち更紗での優等ゲット!
ですが、まったく印象の違う魚ですよね~( ; ゚Д゚)
こちらは中寸で全体的に丸っこい。
いろんなタイプの良魚を創られてる、というのが良く分かります。

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白がキレイですよね。
私が育てると、こんなキレイなシャイン・ホワイトはなかなかできないデス(ToT)

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ここからは、愛媛から遠征した媛らん会のメンバーの出品魚。

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ベテラン・山下幾夫さんの持ち魚。
媛らん会旗揚げメンバーの一人で、物静かな方ですが、
秘めた闘志というか、らんちゅうへの熱意はスゴイ。
尾もボディも頭も、しっかり創られてるなぁ、と思いました。

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東前頭三枚目

媛らん会事務局長、アズー氏の持ち魚。
発達したフンタンといい、鮮やかな尾の開きといい、
媛らん会の会長さんの系統らしい仔だと思います。
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東前頭七枚目

えへへへ~≧∇≦
@まつやまの出品魚です。
あ~~ぃがでぃっと!
(I got it!)
前回書きましたように、会長さんから大会直前に分譲いただいた仔ですので、
正確には「@まつやまが運んだ魚」ぐらいのニュアンスですが(笑)
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せっかくなので上手な人が撮影してくれた写真も載せておきます(≧∇≦)/
会長さんが出場魚が多い品評会でも目に付きやすい長手の更紗で、
@まつやまにも分かりやすい(覚えやすい)魚をチョイスしてくれました。

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ちなみにもう1尾はドボンでした(ToT)

 

 

初出品した初心者の感想ですが・・・
錦蘭会の当歳大の部上位魚は、ボディが長い仔が多く、
柄もカタチも「見栄えの良さ」が大事なように思いました。

関東では「粋(いき)」という感覚が尊ばれてて、
いわゆる「通(つう)が見て分かる優劣」が競われてるにの対し、
関西では「誰が見ても良いもの」、
そして「可愛(かい)らしさ」が求められてる・・・ような気がしました。
誤解を恐れずに言えば、京都の宇野らんちゅうや、
かつての大阪らんちゅうの文化と似てる美意識が底に流れてる・・・のカモです。

ま、私にとっては、遠い話というか、
魚を殺さないように飼うことすらままならない状況なので、
そんな分析をしても・・・という気もしますが(笑)
実際に出品したからこそ、感じられたことだと思うので書いてみました( ; ゚Д゚)
いつかは役に立つかもしれないですしね。
(反論・突っ込み・ご指導ご鞭撻よろしくですw)

続きます。

 

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大阪まで行ったゾ!錦蘭会に初出陣!Chapter1

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亀に翼がピロ~ン!
ウォーターランド!

2015年10月11日、行って参りました!
伝統あるらんちゅう愛好会「錦蘭会」の秋季品評大会。
会場は大阪・豊中市の服部緑地ウォーターランド。
上の亀の写真はプールの滑り台です(笑)
前々からウォーターランドってなんだろうと思ってたのですが、プールなんですね。

 

きんらん、という言葉は関西の金魚店の方や愛好家さんと話すと、必ずと言っていいほど耳にしてきました。

錦蘭会は今年で97回目の品評会、という伝統を誇り、
かつて出場魚が1000尾を超え、
全国大会よりも勝つのが難しいとさえ言われたそうです。
6年前に分裂し、らんちゅうの全国組織「日本らんちう協会」の分裂のきっかけになったという点でも特異というか、らんちゅう界で存在感の大きい組織です。

らんちゅう初心者の@まつやまが出掛けたのは、
社団法人 日本らんちう協会の錦蘭会。

私が所属する愛媛のらんちゅう愛好会「媛らん会」の会長さんは、錦蘭会の理事も務めておられるので、上部団体ではありませんが、「西日本選手権」ってニュアンスでしょうか。

 

媛らん会のメンバー3人と朝5時に集合(ToT)
今回は会長さんが所用で不参加だったのですが、
ベテランYさん、事務局長アズー氏、そして急遽遠征に参加してくれた「媛らん会の最終兵器」こと超大型新人Tさん、そして私という構成。

車内では互いの飼育魚の近況などを報告し合いつつ、
トイレ&タバコ休憩を頻繁にはさみながら、
受付開始時間の午前9時半に到着。

人がいっぱい居て、せわしなく大会準備を進めています。
屋外での大会だけに雨を心配してたのですが、
ギリギリセーフって感じでした。
(媛らん会以外は雨が降らない、という私のジンクスはまだ生きていますw)

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媛らん会にも参加してくださってるYさんが笑顔で出迎えてくださいました。
画面奥にはコワモテだけど話してみるとすごく紳士的で優しいNさんの姿も。

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看板、立派です。
格式の高い大会なのに題字がオレンジ色というのが、なんとも和やか(笑)
実際、顔を知ってる方が何人も居て、初参加ながらアウェー感はありませんでした。

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戸惑ったのは受け付け方法。
媛らん会や阿波錦魚連合会のようなローカルな会だと、
名前とか書いて出品料を払い、写真と一緒に魚を見せる、
という一連の手続きを1箇所で一度に済ませるのですが、
さすがに伝統と格式のある大会、窓口が幾つもありました。

まず、初参加の人は入会手続き(住所などを書き、5000円支払う)をして、
錦蘭会での番号を貰います。
(この番号は私に割り振られたマイナンバーみたいなものです)
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自分の出品魚が入賞した場合、
提出する書類にこの番号を記入せねばなりませんので、
無くしたら大変なヤツです(笑)

 

別の窓口に行き、出品魚の受け付け手続き。
名前と各部門に何尾出品するかを書きます。
出品料は1尾あたり1000円なので
2尾出品する@まつやまは2000円払いました。
出品受付票の控えと昼食券、会報を貰います。

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この後、大会用のバケツにらんちゅうを入れ、
この伝票、そして魚の写真と一緒に当歳受け付け窓口に連れて行きます。
(二歳、親とも受付窓口は別にあります)

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あ、もう黙ってても読者の皆さまにはお分かりでしょうから正直に書きますが(笑)
当歳飼育がまったく上手くいかない@まつやまのために、
媛らん会の会長さんが、またまたまたまた分譲してくださった仔を連れて来ました。

目立ちやすいナナメ柄の黄頭の仔。

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そして大きさは今ひとつですがフンタンがキュートで尾がビシっとした仔。

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先日、徳島での大会で「持ってきた仔が入賞したのに最後まで気づかない」という大失態をやらかした@まつやま。
当歳の受付窓口に居た徳島の島本康宏さんから
「お!今回は分かりやすい柄の仔だなwww」
とイジラれました(ToT)
会長さんもその辺を意識して分譲してくれてますのでご安心をヽ(`Д´)ノ
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ようやく一服、と思いきや
「記念撮影しますよ~!集合!」と声がかかり、
参加者全員で集合写真。
水平グチャグチャだし一部切れてるしwwww ヘタクソですみません。

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ちなみにこちらの写真が公式記録員のM杭さんによるもの。
さすがに角度もキチッとしてますねぇヽ(´ー`)ノ

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あ、実はですね。
今回のレポート、錦蘭会のご厚意により、公式カメラマンMさんが撮影した写真も使わせていただけることになりました。
なので、ちゃんとしたらんちゅうの写真などもご覧にいただけます(  ̄ー ̄)
(画期的&恐れ多いデス。ありがとうございます)

 

お約束の言い訳ですが。
先日の徳島でぶっ壊れたマイ一眼デジカメ。
職場の後輩から古い一眼(K20D)を徴用しまして(笑)
安いマクロレンズを装着して魚の撮影に臨みました。

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同じPENTAXのデジ一ですが、使い勝手が違ううえ、
若干のマシントラブル(写真が一部、真っ黒になる)もあり、
私が撮った写真はいつも以上のズンドコです。
それを錦蘭会さま提供の写真で補いつつ・・・って感じでお送りしてまいります。

 

 

話を戻して・・・続けて開会式。
牧之段会長がにこやかに挨拶。

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さぁ審査・・・の前に審査員や魚係さんの記念撮影。
こちらは親魚部門。

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撮影部隊のM杭さん、M井さんらは休みなくシャッターを切っておられました。
会の様子も余すこと無く撮影し、かつ、魚の写真を撮るのは重労働です。
すぐに腰痛が出て休憩してしまう@まつやまとは体力も気合も違いますねぇ(ToT)

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いよいよ審査開始!
錦蘭会は親、二歳の大/小、当歳の大/小の計5部門で競われます。
聞いた話では去年までビギナー用に「2部」があったのですが、
今年から廃されてしまったそうですヽ(`Д´)ノ 
私や媛らん会のTさんにとっては残念なタイミング。

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親魚の審査は全国大会などと同じ、点数札を出す方式。
魚の横までちゃんと見て・・・

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審査員はせ~の!で1~5点の採点結果を出します。
偶然撮影したこの仔の得点はかなりハイレベル(≧∇≦)/

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一方、二歳と当歳は並べられた洗面器から洗面器へ、
審査員が魚を移動させる方式。

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上の写真は二歳、下が当歳の審査風景。
手前が高得点。
つまり、良い評価の仔ほど手前の洗面器へ移されていきます。

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この方式の審査だと、上位魚はどんどん「良い洗面器」へ移動していきますから、
途中経過が見られて面白いデス。
私が当歳小の部の審査を覗いた時点(開始10分後)では、この仔が(暫定)トップでしたが、
最終結果は西小結・・・だったと思います。

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飼い主がこの経過を見てたらドキドキハラハラでしょうねぇヽ(´ー`)ノ

 

@まつやまは、なぜか「カメラマン」と書かれた腕章を、
公式記録員のM杭さんから渡され、
「入って撮ってね」と言われたので、間近で撮影できましたが、
(ホント、ありがたいことです)
審査に関わらない人は、縄張りの中に入ることはできません。

なのでその間、媛らん会のメンバーも心配そうに
審査を眺めるしかすることがありません(笑)

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そうこうしてるうちに、審査結果が出始め、
参加者や見物客も入賞魚の入る洗面器に集まり始めました・・・

ってなところでレポート第1部は終了。
続きます。
(今週、ちょっと小旅行に出掛けるので次回は少し間が空きます。ご容赦ください)

お別れの写真は「カメに立ち向かっていくらんちゅう」の図(笑)

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