終了!?wwwズンドコらんちゅう飼育記(下)

ズンドコらんちゅう稚魚飼育シリーズ最終話?
選別勉強会!ズンドコらんちゅう飼育記(中)の続きです。

気がつけば5月もまもなく終了。
稚魚と戯れていると時が経つのが早いデスね~
関東レポ(4月)もまだ終わってないですが、
「らんちゅうズンドコ飼育」は今回が最終話デス(;・∀・)

 

媛らん会会員さんによる選別勉強会に参加した翌日、
学んだ内容をいかしてさっそく選別をしてみました(  ̄ー ̄)

「これはサシだな」
「これはツマミやね」

・・・リビングに洗面器を持ち込み、ひとりでブツブツ言いながら作業。

作業の経過とともにどんどん不安になる。
これは・・・もしかしてほとんど残らないのではないか∑(`・д・´ノ)ノ
頭のなかに「終了」「全滅」の文字が踊る。

不安を抱えた瞬間から、選別が甘めになるのが自分でも分かります(゚Д゚;)
絶対的な選別眼が無いうえに、
「いっぺんにバッサリと選別しないほうが良い」という話を聞いてたので、
作業を始めた時には自分なりに厳しくビシッとやってたのが、
「これもアリってことで」ってなってる。

う~ん、こんなこっちゃいかんなぁ…

結局この日は50尾残して55尾を外しました。
ハネすぎだとは思ったのですが、
それでもかなり後半甘めにしてコレですから…

何はともあれ勉強だね!って感じで始めたらんちゅう稚魚飼育ですが、
この日、黄信号が点灯しました(´;ω;`)

 

 

水換えをしてらんちゅうの写真を撮ってみる。
媛らん会の会長さん宅で見た、
同時期に孵化した仔たちに、大きさでも足元に及ばない。
でも、超大型新人(笑)Tさんの仔たち(この仔たちと同じ腹)に比べれば
大きくなってきてるかな(^^)

IMGP4692

 

 

しかし。
事実は冷酷です。
デジカメというのは便利であると同時に
見たくないものまで見えてしまいます(´;ω;`)
「知らなきゃ良かった」と思うものまで容赦なく見えるwwww

教科書に載せたいぐらいのサシ∑(`・д・´ノ)ノ

IMGP4706

 

撮影した写真を1枚1枚拡大してチェックすると、
やはりサシとツマミが多い。
恐らく半分以上はアウト、ということが判明しました。
正直、ガックリきました・・・(´;ω;`)

もう諦めようか、全部流そうか・・・
そんなことを思いつつ、
いやでも、あくまでも勉強だから!と思い直しました。

 

 

この日は塩カブり!wwwwwで書きましたが、
媛らん会のメンバー、アズー氏(ブログは「アズーのらんちゅうとベランダ金魚」)と、
新会員の水助さん(ブログは「水助超初心者ながららんちゅうを飼ってみるぅ~ブログ」)に
会い、日がな一日、金魚雑談。 

IMG_0901
金魚雑談した喫茶店でアイスティーとクッキーを食べましたヽ(´ー`)ノ

 

お二人には我が家に遊びに来てもらったのですが、
その時、アズーさんにらんちゅうを見てもらいました。

「どんな感じかなぁ?」という@まつやまの問いに対し、
アズーさんは「良い仔いますよ」との答えwww
気を使ってくれてるものの、ダメ出ししてるのと一緒デスね(笑)

アズーさんに「サシと思えるのは外してよ」とお願いして、
作業してもらいましたが、
アズーさんもあまりの多さに気後れしたのか、
かなり甘めのジャッジをしてくれてるのが分かります(笑)

う~ん、やはりダメだな・・・
結局この日は12尾外して残るは37尾。

 

 

だいたい4日に1度のペースで水換えしています。
媛らん会の会長さんのマネなんですが(笑)

我が家に来た時点で500尾弱だったのが
既に3週間で10分の1以下になってる(´;ω;`)
その分、大きさはぐんぐん!
1.6センチぐらいにはなってます。IMGP4737 

 

自分とアズーさんで選別したにも関わらず、
日々成長するらんちゅうたちは、
「傷」も見えるようになってきます。

水換えの時に目についた、あからさまなサシを1尾ハネ箱へ。
(ちゃんと見ればサシなのはまだまだ居る)

残るは36尾。

 

 

この日は我が家で生まれた琉金チビを大幅に選別し、
60センチ水槽2つを水槽台に載せ、ベランダに設置。
リビングからベランダへの出入りが窮屈になったと
家族から大ブーイングでしたが、
「時限的措置である!」と家長の権限をフル活用して強行突破しましたwwww 

 

水槽1個分のスペースが空いたので、
50リットルタライ×2個体勢に戻し、
らんちゅう稚魚を18尾ずつ入れてみる。

将来性は絶望的だけど、せめてどれぐらいのペースで大きくなるか、
観察してやろう、という試みです(゚Д゚;)

 

 

事実上、最終審判の日になりました。

関東から来県した金魚の大先輩というか、センセイというか・・・
詳しい方に自宅のらんちゅうを見てもらいました。

一目見て「う~ん・・・」って感じだったのですが、
使えるものは親でも恩師でも使う!
というのが金魚界の掟(たぶん違うw)。

最初は乗り気ではなかったようですが、
選別してもらうように話を振ったところ、
「タライ2つで飼ってるんだから、ちゃんと1軍と2軍に別けよう」と言ってもらいましたヽ(´ー`)ノ

ところが、作業を始めて数秒で、
「これ、いかんわ・・・」

まだまだサシが居るのは分かってたものの、
「これサシ」「これツマミ」「尾形が全然ダメ」「ヘ腰」「付け違い」・・・

ほぼ秒単位でジャッジが下されていき、1尾も残らない情勢(゚Д゚;)

何より一番多かった問題は
「鱗の並びがガチャガチャ」

あ~!∑(`・д・´ノ)ノ
その発想はなかったわ~∑(`・д・´ノ)ノ
というか、そういう眼で一度も見てなかった!

 

1尾だけ鱗の並びがまともで、
背中もそこそこな仔がいたのですが、
残念ながら三つ尾!

らんちゅうだもの。
                             みつお

とか言ってる場合ではありません。
これにてズンドコらんちゅう飼育、終了です。
ありがとうございました。

正直、予想もしてたのでそれほどショックではなかったのですが、
鱗を見てなかった・・・というか気づいてなかった自分の観察眼の無さに呆然です。

「鱗がまともなら、イケそうな仔が何尾か居たよ」と
慰めてもらいましたが、根本的な問題だけにちょっと落ち込みました(´;ω;`)

 

ま~、難しい!
らんちゅう飼育は思ったより難しい!
見なきゃいかんポイントがいろいろありすぎて、
最初から全部は無理wwww
特に私みたいな観察眼が無い飼育下手には無理~!wwww

なるほど、いっぱいタマゴを採って、いっぱい育てた中から
残していくという作業も、これは必要だなぁ、と実感しましたし、
良いらんちゅうというのは、ホントにエリート金魚なんだということを
再認識させられました~ヽ(´ー`)ノ

 

 

500尾もらった稚魚が事実上「ゼロ」になりはしましたが、
飼育をいきなり全部中止するのももったいないというか、
そもそもが勉強のためのらんちゅう飼育だったという本旨を鑑みて(笑)
「観賞用」としてしばらく様子をみることになりました。

三つ尾君を中心に鱗が比較的汚くない仔、6尾を残しました。
体長2センチ強、赤虫も粒餌も食べてますヽ(´ー`)ノ
ブラインもまだ食べてます。

IMGP5310

 

 

正直、らんちゅう飼育に情熱を失ってましたが、
この日、遂に!
ふんたんらしきモノを確認しましたヽ(´ー`)ノ

IMGP5311
拡大画像。アレアレですみません。頬に半透明のコブができてるのが確認できました。

 

 

肉瘤アリの魚種を稚魚から育てたのは初めてなので、
「うぉ~!出てる!出てる!」と喜びましたヽ(´ー`)ノ

 

どちらかというと苦手魚種のらんちゅう。
でも、育ててみると面白いし、
@まつやまなりにその良さが分かってきた部分もあります。
また、その難しさが体感できたのも自分にとってはいい経験。
今まで以上に「良いらんちゅう」と「良いらんちゅうの飼育者」にレスペクトを払えそうです。

こういう経験をカテとして、
@まつやまは本命の琉金飼育を頑張らねばwww

また機会があれば、らんちゅう稚魚飼育はやってみたい・・・かな?どうだろ?
とりあえずズンドコ飼育記はこれにて終了です。
・・・たぶん(笑)

 

 

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堀口養魚場で悔しかった(笑)春の関東遠征3

 

3日前の朝は
▼琉金水槽のキャリコ
▼福だるま&玉サバ
▼蝶尾
―が盛ってタマゴもポロポロ出てましたが、
見て見ぬ振りをしました(゚Д゚;)

我が家は既にキャパオーバー。
タマゴを採っても育てられるとは思えないので泣く泣く・・・
タマゴが採れないと嘆いてた、
この2年間はいったいなんだったんでしょう(゚Д゚;)

 

それはさておき、エンジョイ!もに~!春の関東遠征2の続きです。

IMGP3749
夜明けのタワーホール船堀

 

 

4月12日午前5時40分、船堀駅近くのホテルを出発、
観賞魚フェアの会場、タワーホール船堀を横目に、
琉金マニアの聖地とも言うべき、
堀口養魚場へ向かいましたヽ(´ー`)ノ

かつて金魚の三大産地と呼ばれた
東京都江戸川区で明治時代から金魚養殖を続けておられ、
特に琉金はそのクオリティの高さが有名で、
キャメルバック(肩が盛り上がった)琉金の発祥の地、だったと思います。
また、埼玉や弥富など各地で生産されている琉金の良魚の多くが、
元を辿ると「堀口琉金」の系統に連なると言わるそうです。

 

堀口養魚場は年に3回(春、GW、秋)に
頒布会を開いており、
関東の琉金好きにとっては注目のイベント(^^)
@まつやまは2012年春に来て以来、2回目の参戦です。
(参照:堀口養魚場に初めて行ったヽ(´ー`)ノ~関東出撃⑥

 

ゆっくり歩いて約15分。
やって来ました、堀口養魚場ヽ(´ー`)ノ 

IMGP3755

 

 

6時ちょっと前に着くように計算して行ったのですが、
それは前回、朝早すぎてしばらく誰も来なかったのが寂しかったからですw
ところが、今回は先客が1人。
ま、二番手なら何の問題もないでしょう(  ̄ー ̄)

・・・と思ってたのですがそれが後から大きな意味をもつことになります。

 

前回もそうでしたが、イベント開催を示す張り紙もありませんし、
何も起こらずに時間だけが経つと、ホントにこの日に頒布会があるのか、
不安になってきます(笑)
「自分以外に待ってる人がいる」という状況証拠以外は、
普段とあまり変わらないであろう、養魚場の朝の風景ですから・・・

IMGP3760

 

 

江戸川で金魚を生産しているのは、
堀口さんを入れて数軒にまで減り、
いまや三大産地は「大和郡山、弥富、埼玉」ってことになってますが、
確かに池が住宅に囲まれてる感じですもんね・・・(゚Д゚;) 

IMGP3761

 

 

ちょっとデジャヴ。
2年前と同じ感じで
「あれ~?早いね~(゚Д゚;)」
という声とともに姿を表したのが堀口英明さん。
堀口養魚場の当代(5代目)です。

時刻は午前6時半。
琉金を入れる水槽に水作フラワー(エアレーション代わりでしょう)を
セッティングされてました。
写真を撮って良いか尋ねると「こんなん撮ってどうするの?」と笑っておられました。 
IMGP1140

 

 

この頃には少し人が増えてきて(といっても10人程度)、
見学?社会勉強?に来ていた中学生たちと堀口さんが記念撮影。
ちょっと羨ましかったりw

IMGP1145

 

 

良かった!
今日はちゃんと頒布会があるんだ!と安堵www
さらに午前7時、交流させていただいてる、
琉金マニアの「あぶらびれ」さんが到着ヽ(´ー`)ノ
やっと知ってる人に会えてホッとしました。

あぶらびれさんは開口一番、
「まつやまさん・・・居ると思ってたけどね(  ̄ー ̄)」

 

7時10分ごろ、お目当ての琉金が登場ヽ(´ー`)ノ
袋の中でも既に良い仔がいそうな気配が・・・ワクワクします!

IMGP1147

 

 

水槽に少し暖かい水を足し、温度調整・・・
するのを一般参加者で手伝いました。
まつやまも少しは手伝ったんですよ~(^^)
(こういうのってちょっと嬉しいw)

IMGP1149

 

 

ポリ袋に入れたままで水槽に入れ、水温合わせ。
この辺りから参加者たちが「勝負の眼」になってきます(゚Д゚;)

IMGP1153

いよいよ水槽に投入ですヽ(´ー`)ノ
こちらは小さい水槽で、中くらいの大きさの仔たちが入れられました。
IMGP1160

 

 

次は大きい水槽に大きい琉金ヽ(´ー`)ノ
トポン!と投入されるごとに、琉金がビビ~ッと泳ぐのがカワイイw
IMGP1196

 

 

次々に琉金が水槽に入っていきます。
水槽の下が白いのは塩です。

IMGP1181

 

 

ここからしばし観察タイム。
10人ほどが水槽を取り囲み、
代わる代わる顔を近づけて、好みの仔を探します。
中くらいの仔たちの水槽の方がお値段も安く人気。
IMGP1212

 

 

私みたいなド素人が言うのもアレなのですが、
琉金って個性が強いし、人によって見るところも違うので面白いッス。
大きい仔たちの水槽・・・
肩が出てる仔、柄が複雑な仔、
顔が鋭い仔、優しげな仔などなど、いろんなタイプの中で、
どの仔が自分の好みに合うか、じっくり見させてもらいましたヽ(´ー`)ノ

IMGP1215

 

 

中くらいの大きさの仔。
立派な背びれがセクシィヽ(´ー`)ノ

IMGP1236

 

 

白勝ちもキレイですね~
IMGP1245

 

 

@まつやまは琉金を見るまで、
買おうか迷ってたのですが、
中くらいの仔たちの水槽の中で、
「お~!これは良い!」と思える仔がいたので狙ってました。
欠点らしい欠点が私には見えませんでしたし、
顔もシャープでキレイでした。
あぶらびれさんにそれを言うと、
「みんな同じ仔を狙ってますよ、きっと(笑)」と冷静なレスw

IMGP1211

 

 

いよいよ販売開始!
もちろん購入は「来た順」。
近くの会社にお勤めというSさんが、
「お先に失礼します」と一番槍で網を入れました。

・・・当然といえば当然なのですが、
@まつやまが狙ってた仔は真っ先に掬われてしまい、
「あ~!やっぱり~(´;ω;`)」

正直、「チッキショー!ヽ(`Д´)ノ」って感じもありました。
もっと早く来てたら・・・
いや、このSさんがもっと遠慮してくれたら・・・
(いやそれは厚かましすぎる考えw)

いろんな事が頭をグルグル回ってると、
「次、誰ですか?」と私の順番が回ってきました。

でも、狙ってた仔がすごく良かったので、
二番手と言われても・・・って感じですぐ掬う気になれず、
結局、後の人に順を譲ることにしました。

IMGP1202

 

 

このSさん、もちろん初対面。
後で挨拶させてもらったのですが
「愛媛から来られたなら、あの仔譲りますよ!」
とまで言ってくれました。

さすがにそれは「金魚道」に反すると思い(笑)
固辞しましたが、Sさん良い人でしたヽ(´ー`)ノ
こういう人になら「負け」ても悔いなしです。
心のなかで一瞬でも毒づいてしまったことを反省し、
晴れ晴れとした気持ちで琉金コーナーを離れた@まつやまでした。

 

頒布会では琉金以外も売られています。
奥のタタキ池にも販売魚がいっぱいいました。

IMGP1308

 

 

 2年前にも居たワンチャン、元気ですヽ(´ー`)ノ

IMGP1317

 

 

愛好家さんが掬ってたのを撮らせてもらった東錦。
中寸ですかね?
赤が鮮烈で尾もゴージャスヽ(´ー`)ノ

IMGP1312

 

 

タタキに居たらんちゅう。
フンタンがカワイイですね~

IMGP1304

 

 

タタキ池の近くにも大きい水槽が居て、
朱文金がいっぱい居ました。
追尾してる様子をしばし観察(^^)IMGP1292

 

金魚は結局ゲットしなかったのですが、
気分的にはマンゾクして堀口養魚場を出ようしたところ・・・
@まつやまが関東の金魚イベント情報を得るのに毎度毎度お世話になってる、
金魚ワールドⅢげんちゃんさん
そして2年前に初めてお会いしたイケメン琉金マニアさんと再会ヽ(´ー`)ノ

気分がさらに盛り上がったところで、
次のお目当て、「日本観賞魚フェア」に向かったのでした。

IMGP3775

 

 

続きますヽ(´ー`)ノ

 

 

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