いざ高知へ!土佐錦魚保存協会品評会レポ1

昼間ちょっと温かいと思ったら夜寒くなり、
ベランダ水槽の水温が前日に「お!16度もある」と思ったら
翌朝には5度とか、
気温の変動がド派手な昨今ですが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか(∩´∀`)∩

@まつやまは風邪気味だったのを
無理やり押さえ込み、
いまは元気デスw

 

昨年の品評会のレポートを
今頃書いてるのは大変申し訳ないのですが、
書いてる私からすると、「あ!こんなんだったなぁ」と
いろいろ思い出せて楽しかったりします(´∀`)
(いや、遅くてホントすみません)

今回は2013年10月20日、高知城藤並公園で開かれた、
土佐錦魚保存協会の秋季品評会を
お邪魔したときの模様をレポートします。

 ちなみに品評会の模様は、
土佐錦魚ホームランド – 尾芯まっすぐ
で詳しく紹介されていますので、
きちんとした写真が見たい方は
そちらをごらんください。

 

前日、赤穂市で開かれた穂竜愛好会の品評会(記事はこちら)に、
突如現れた神奈川在住の謎の金魚愛好家・DDH氏。
彼と相談したところ、翌日の土佐錦魚の品評会を
「見たいッスね( ̄ー ̄)」とのことだったので、
急遽、高知市へ直行し前泊。

翌朝、朝食と土産物を買うのを兼ねて
「ひろめ市場」へ。
高知城の近くで、多くの観光客が訪れる
ひろめ市場ですが、
地元の方も普通に食事に来られたりします。
朝から景気よくわら焼きタタキ!
IMGP0900

 

前夜も食ったというのに、
われわれもカツオのタタキを食べましたw
オシャレな食事が苦手なDDH氏は
シンプルなタタキ丼が気に入った様子で
「毎朝これで良いですわ~」と絶賛。IMGP0902

 

 

さて、高知の日曜日といえば「日曜市」。
500軒ほどが出店し賑わいます。
覚えてらっしゃる方、いらっしゃいますか?
ひろめ市場前には、以前@まつやまがふじさんと訪れた
金魚屋さんが変わらず出店されてました(∩´∀`)∩
(参照:以前のレポートはこちら処理済~IMGP0920 

 

こちらの露天金魚屋さん、
販売されてる金魚の大半が自家産∑(`・д・´ノ)ノ
おばちゃんがご自身で繁殖されて育ててるそうです。
福だるま!IMGP0917

 

この日は「あまり良い仔がいない」と
謙遜されてましたが、かなりの魚種を繁殖させらっしゃるようで
すごいなぁ、と思いました。
琉金もいました!IMGP0913

 

 

藤並公園に足を運ぶと、
渋くてかっこいい看板が(∩´∀`)∩
土佐錦魚保存協会さんは高知で2番目に古い
土佐錦魚の愛好会です。
@まつやまの地元・愛媛にも「愛媛土佐錦魚保存会」という愛好会があり、
その上部団体・・・って位置づけだったと思います。
IMGP0924

 

会場に着いて、まっさきに「ん?」と思ったのは
会員さんが着けられてた前掛け。 IMGP0922

 

今回から会員全員が着用することになったそうで、
ちょっと羨ましいなぁ、と思ったり(´∀`)

 

会場が観光の名所・高知城のそばだけに、
ギャラリーはスゴイ数。
まだ品評会の準備中なのに
通行人が洗面器を覗き、
「すごい金魚!なにこれ!ヘ(゚д゚)ノ 」とか
「大きい!値段はいくら?」とか
嬌声が上がったりするのですが、
会員さんは「土佐錦魚って言うんですよ」と
ちゃんと答えて簡単に解説されてました。
確かにこういう時、会員の目印として前掛けは良いですね~IMGP0939-001

 

午前10時ごろまでには多くの洗面器が埋まります。
その様子を観光客たちも興味深く見てました。IMGP0938

 

 

審査が始まる前のお楽しみは、
「どの魚が上位に来るかなぁ」と出品魚を見て回ること。
@まつやま、土佐錦魚の品評会は何回も見学してますが、
なかなかこれが当たった例(ためし)がありません(;・∀・)

個人的な興味でピックアップすると、
どうしても大好きなトラ柄な仔になりますねぇ(笑)

当歳部門のトラハゲちゃん。
うーん、キュート!(∩´∀`)∩IMGP0926

 

これは親魚だったか、二歳だったか(;・∀・)
記憶と記録があいまいですみません。
半分褪色した尾の模様がゾクゾクしちゃうんスよね~
IMGP0951 

 

 

そうこうしてると開会式。
会長さん(写真右)が挨拶の中で
「今日はビギナーさんも来てくれました」
会員さんたちに紹介され、かなりビックリしました∑(`・д・´ノ)ノ
金魚の品評会の正式な場で
私のブログが紹介されたのは、
これが初めてだと思います。
ありがたいことです!(∩´∀`)∩IMGP0957 

 

続いて審査開始!
親魚、二歳は出品魚も比較的少ないので、
あっという間に上位が決まります。IMGP0972   

 

二歳魚を見ていた野中審査委員長。
以前にもご紹介しましたが、
委員長の父、故・野中進氏が土佐錦魚の
天然記念物指定に尽力されたのですが、
その進氏が土佐錦魚を知るきっかけを
作られたのが野中委員長。
土佐錦魚界のLiving Legendのお一人です。
すごく気さくな方ですが、審査中はさすがの眼光。 IMGP1244

 

2日続けての品評会撮影で、
@まつやまの腰が悲鳴があげていた時、
DDH氏はのんびりと土佐錦魚観賞をしていたようですw

撮影の合間に感想を聞くと
「高知の土佐錦魚、イイっすね!」
とのこと。
@まつやまの印象もそうですが、
高知の土佐錦魚はやはり少しガッチリ感が強い。
でも逆にそれが魅力でもあるんですよね~(∩´∀`)∩

 「生で見られて良かったッス!」とDDH氏。
確かに関東に住んでいるとこういう土佐錦魚は
見る機会少ないでしょうね~。

というわけで、DDH氏もカンゲキした
本場・高知の品評会上位魚の紹介は次回から。
どんみすいっと!

 

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コメットが泳ぐ池――愛媛・臥龍養魚場へ

先月、仕事が休みの日に
愛媛県大洲市の臥龍養魚場さんに行ってきました。

松山市から車で1時間弱。
長男と嫁と平日ドライブヽ(´ー`)ノ

 

大洲市に養魚場があるというのは
知っていたものの、行くのは初めて。

臥龍養魚場さんのHPを見ていただければ
分かると思いますが、
主力は鯉の生産販売。

・・・だとばかり思ってましたが、
行ってみると、
金魚いっぱいいました。
生産もされてるし!∑(`・д・´ノ)ノ

う~ん、我が愛媛県、侮れないなぁ(笑)

 

ちなみに愛媛の金魚ブロガー、
ふじさんと、うましかさんは既に訪問済み。
臥龍養魚場さんへ その1|ふじの日記 ~金魚飼育~
臥龍養魚場さんへ その2|ふじの日記 ~金魚飼育~

 

大洲の市街地から少し離れた
静かな山あいに臥龍養魚場さんはありました。

IMGP8024

 

鯉の生産を始めて40年以上、という
ご主人は不在だったのですが、
息子さんが何も買わないは迷惑な客の私達に
丁寧に対応してくれました。

大洲市には名勝地「臥龍山荘」があり、
現在は多くの施設や商品が「臥龍」の名を
冠しているそうですが、
臥龍養魚場はその中でもかなり早かったそうです。

鯉の養魚場で「臥龍」(竜が伏せる)って
(・∀・)カコイイ!!ネーミングですよね!

 

一時期は川魚料理のお店も、
ご自宅兼養魚場で経営されてたそうで、
(奥様の料理が大変美味しいそうです)
現在、小売をされている建物は、
「喫茶・川魚料理 臥龍」だったんですって∑(`・д・´ノ)ノ

いまでも店内には名残として
献立表がありました。
う~ん、その時代にも来てみたかった・・・

IMGP7951

 

元「川魚料理店」が現在ではこんな感じ。
室内で販売してる魚は、
金魚が大半でしたヽ(´ー`)ノ

IMGP7785

 

臥龍養魚場さんはとても広く、
お店のほかにも室内の鯉用の池、
屋外のコンクリ池、そして泥池があり、
さらには、別の敷地でも本格的に鯉を作られてるそうです。
写真は室内の鯉用池。

IMGP7789

 

すみません、鯉の撮影はオザナリでしたm(__)m
でも、素人目にも色がキレイで太い仔がいっぱいいましたし、
過去には大きな賞を何度も獲られてるそうです!

IMGP7790

 

さてさて。
室内の金魚に目を向けてみます。

まず目についたのは琉金!
全国1億2750万人の琉金ファンの(略w)
弥富から来てるそうですよーヽ(´ー`)ノ

IMGP7814

 

まだ大きくないサイズですが、
「ん~(;・∀・) これは良い仔がいるかも~」と
30分近く、水槽の前から離れられませんでしたw IMGP7800

 

オランダ(小)の部w
サイズは小さめですが、肉瘤が既に
モコモコしてきてる感じで、
将来性バッチリですね~

IMGP7922

 

オランダ(大)の部。
肉瘤もボディもご立派なオランダが
大きい水槽に居ましたヽ(´ー`)ノ

IMGP7826

 

同じ水槽のでっかいオランダ。
この仔も迫力満点でしたが、
丸手特有のカワイサもありました。

IMGP7868

 

しかし、なんといっても
@まつやまも驚き、
嫁が悲鳴を上げた・・・
超弩級の丹頂!

IMGP7873

 

写真で迫力が伝わるかなぁ(;・∀・)
元気よく水槽の中を泳いでたのですが、
そのたびに肉瘤がボヨンボヨンって感じでwww
まさか大洲でこんな丹頂にお目にかかるとは!

 

キャリコ蝶尾ヽ(´ー`)ノ
ボディはそれほど大きくなかったですが、
目がとにかくデカイwww
IMGP7884

 

この他、江戸錦や桜錦なども居たのですが、
写真が失敗気味で掲載は見送ります。すみません。

なぜか、どの写真もピントが比較的合ってたのは、
青文魚の皆さんだけだったという・・・(理由は不明)
IMGP7904

 

息子さんの案内で、
外の池も見せてもらいました。
お店のすぐ横の池は、
お父様が鯉などを楽しむために
作られたもので、結構深いそうです。

餌やりを体験させてもらい、
大喜びの長男ヽ(´ー`)ノ

IMGP8019

人影を見てホテイアオイに隠れてた
コメットたちが、姿を現しました。
コメット、かなりいい形でしたよ~ヽ(´ー`)ノ
和金らしき金魚もいたし、
鯉もいました。
IMGP8016

 

良い形のコメットをお客さんが見つけ、
「あの仔をください」と言われても、
その仔だけ掬う手立てがないのが問題なんですよ―
息子さんはそう言って笑ってましたw

確かに指名買いは難しいでしょうねぇ~

 

臥龍養魚場さんは山と山の間に敷地が広がってて、
段々畑のように、
池がいくつもありました。

IMGP7993-001

 

池ごとに鯉が入ってたり、
コメットが入ってたりするそうです。
息子さんは今後、金魚に力を入れていきたいそうで、
これだけの設備ですから、
どんな金魚が生産されるか楽しみです~ヽ(´ー`)ノ

一番上の段の池。
ここはコメットがいるそうですが、
魚影は確認できずでした。
IMGP8003

 

ちなみに。
ある池には屋形船らしきものが
浮かんでて、「なんだろ?」と思ったのですが・・・
これは料理店時代に、お客さんの希望があれば、
水上で食事をしてもらうために
ご主人が自作した舟なんだそうです。

雨で何度か沈没したそうですが、
そのたびに水を排出して、また浮かべてるそうです。
なんとなく微笑ましい光景に思えました。
IMGP7989

 

気がつけば2時間も経ってて、
長男が「お腹すいた~」と言い出したので
失礼することに。

息子さんには「また遊びに来てくださいね」と
見送っていただきました。

 

金魚を見に県外に出撃する機会が多い
@まつやまですが、
やはり地元・・・足元もちゃんと見ないと
いけないなーと改めて実感させてくれた、
臥龍養魚場さんでした。

また遊びに行きます!ヽ(´ー`)ノ

 

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